愛の花

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2023.6.30 クッキングハウスコンサート

6月29日、朝9時に長野を出発。午後2時から市ヶ谷の瀬織津姫カフェで7月1日のイベントの顔合わせと打ち合わせをして、7時までに調布のクッキングハウスに到着の流れ。

3年間のコロナですっかり運転の腕と勘が鈍ってしまった。都会の運転はスリル満点で、祈りっぱなし。
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夜7時、無事にクッキングハウスに着くと、夕食を取り置いてくれていて、スタッフさんと話しつつ、ご馳走になった。23年勤めている井出さんと二人で話したのは初めて。わたしたち世代にとっては大事なテーマを話し合えた気がする。残された時間をいかに本質から逸れずに周囲に貢献できるか?ひとしきり話し合い、宿泊するマンションの一室に。布団も敷かれ、お風呂も自由に使えてありがたい限り。いつもの山裾の静けさとは異なる都会の波動に、自分を溶け込ませて眠りについた。

30日、コンサートの朝は、代表の松浦さんの心尽くしの朝食を3人で静かに囲んだ。わたしが畑から摘んできた野菜たちを松浦さんは愛しそうに仕分けしながら料理のメニューを考えてるのが見て取れる。毎日毎日、心を病んだメンバーさんたちに食事を作りの始まりが素材との出会いで、その姿をわたしは「同族だ。」と感じて嬉しくなる。
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朝食を終えると、
午後1時のコンサートまであっという間。会場設営、音響設営、リハーサル、ランチ、着替え、物販 etc...
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クッキングハウスのコンサートは休憩なしで1時間半で、その後、飲み物とスイーツをいただきながらシェアをする。一言なんだけど、ここには、自分の感じたことを言葉にする場の力があって、いい時間なんだよね。

この日、わたしはシェアの代わりに「風の中 光の中♪」を歌った。

風の中 光の中

見守ってるよ いつだって 心清きあなたのこと 見守ってるよ いつだって風の中 光の中
信じているよ いつだって 心清きあなたのこと 信じているよ いつだって風の中 光の中 風の中 光の中

*******

目には見えない見守っている人(先祖や先だった家族や友、ガイド)がいるからわたしは歌えているし、信じてもらえているから歌う力が湧いてくる
そして同時に、目の前の人を見守り、信じられるから歌えている。

うたう力はハラから来ていて、

それは、歌う時は、自己を超えた存在と一つになり、目の前の人とも一つになる そのスイッチが入るとハラチカラが流れて来るのだと思う。

クッキングハウスで初めて歌ったのは3周年記念の時だった。あれから32年の時が流れた。ご縁が続いてきたのは、お互いに取り組んでいることが理解でき、尊敬できたからだと思う。

そのような関係性は特別で貴重だけれども、その種が各地に根付き、森のように育ち、生きやすい世の中に育ち合って行けたらいいなと思う。

この日のコンサートには、30年ぶりの友が二人も来てくださった。期が熟して出会い&再会がやってきて なんだかうれしい。
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(お疲れ様&乾杯 バタバタした1日にホッと一息)

# by ainohanaMusic | 2023-07-08 01:06 | 心の旅日記 | Comments(0)

6月18日 アラヤシキコンサートin 共働学舎真木 小谷村

1年に一回、6月の新月に真木でコンサートを始めて6年目。人里から山道を1時間半徒歩で登ってたどり着く暮らしの場所でコンサートすることがどういうことか?今回はなんだか胸に滲みてふに落ちた。
 コンサートで使うものは、真木の住人やサポーターが背中に背負って運んでくれる。立屋でのコンサートが終わって2時間後の出発までに最小&軽量の音響や接続機器などを厳選して、間違えのないよう点検して、荷揚げをしてくれる宗さんに託すと、これでコンサートができると実感が湧いてほっとした。わたしは軽い荷物だけ背負って歩かせてもらった。
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1時間半の山道、歩くだけで浄化された気分。体は疲れても心の疲れは汗とともに流されてしまう。
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かまどで炊くご飯の美味しさ。素材から手作りの工夫たっぷりのおかずの味わい。噛み合ってるのかどうか?昭和の長屋のような等身大なやりとりに夜が更けた。
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散歩すると、広大な山の片隅に、藁葺き屋根の家々、元気な山羊、鶏、蜂の小屋、可愛い田んぼ、畑。
今年、真木に暮らしてるのは、基本4人だと聞いて驚いた、ずいぶん人数が少なくなった...でも、その中に18歳の子が二人。生きることを学び取ろうとする姿勢と、それに答えようとするみさきさん と信さんのそれぞれのあり方、個性が光っていた。

18日、午前中、コンサートの会場作りの方針が二転三転した、6月とはいえ晴れると日差しがきつい。会場は木陰と決めていたが、実際コンサートの時間帯午後1時〜4時までどこがどのくらいの広さの日陰になるかは分からなかった。椅子は日陰を追っかけて動かせるように設営。予想してなかったのが、リハーサル中、小さな虫が目や鼻、口に集まってきて、息継ぎと同時に鼻の中に飛び込むこと。1時間以上リハーサルをして「これでは聴く人も集中できないから、室内でコンサートした方がいいかも?」と、室内に会場設営し直して、リハーサルも済ませて一安心。すると、設営を手伝ってくれたSさんが、「虫がいなくなったよ。雲も出てきて日差しも和らいだよ。」と報告してくれて...「それじゃあ、外がいいね。」となり、再び野外にライブの設営。この会場の引越しは、遊里庵に暮らす志織ちゃんと、Sくんが来てくれたからできたこと。そして、みさきさん、信さん、学舎の若い女の子の助力があって、良いコンディションでコンサートができました。
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今回は、オープニングにみさきさん がコンサートに寄せて賢治の詩を朗読し、みちるちゃんがギターを奏でた。
♪わたくしは、これらのちいさなものがたりのいくきれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。
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素敵な言葉でした。

さて、コンサートの一編が
あなたのすきとおったほんとうのたべものになったでしょうか?

わたしもそのようなうたを歌えるわたしであることを願ってやみません。
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土の上、青空の下で、お母さんとお父さんの眼差しに見守られて
小さな子どもの好奇心が音楽と出会っていた。
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大地を踏みしめて♪空を仰ぎみて♪我ら地球の子ども 我ら銀河の光
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コンサート 終了後、青空の下で丸くなって 一人ひとり
自分の感じることを言葉にしました。

その後、信さんとミチルさんがセッションしていた。
どの時間も貴重な時間でした。
みさきさん 信さん 学者のみなさん 来てくれたみなさん、志織ちゃん ありがとう。また来年!


# by ainohanaMusic | 2023-06-22 17:38 | 心の旅日記 | Comments(0)

6月17日立屋共働学舎コンサートin小谷

6月16日、北安曇野のシャンティクティでうた作りリトリートを終えて、楽器や音響機器を車に積み込み、立屋共働学舎の紫陽花荘へ向かった。
 久々のリトリートで、参加者の人生に触れたわたしの体には参加者の人生がダウンロードされて満杯状態。そのようにダウンロードしてしまう体だから、限られた時間に方向性を提案することができるのだと思う。さて、次のコンサートで機能するようリセットしなくては。
 入ろうとした温泉は7時閉館で閉めようとしたところを、「すぐ出てね。」の微妙なお許しを得て、まろやかな源泉風呂に身を浸すことができた。ところが消灯後の薄暗がりで急いだので、出る時お風呂の縁石を蹴飛ばして左足の小指ととなり指から血が流れ出た。突然の負傷は痛くて、びっくり。「気をつけなくっちゃ。」
 紫陽花荘の入り口で懐かしいみさきさん に迎えられた時、出た言葉は
「わたしどこから来たんだっけ?」
自分でも笑っちゃったけれど、コンサートツアーの時は、「今ここ」に集中する意識状態が半端ない。
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17日の朝、コンサート会場を室内か野外か検討した。
立屋の野外は、客席を木陰にするためには、縦長になってしまう、後ろのお客さんが遠いのが残念。今年は室内にした。2カ所用意して、わたしに選ばせてくれるみさきさん の心使いがすごい。
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 コンサートのお客さんは、主に立屋のコミュニティーメンバーで、メンバーは障がいを持つ人が多く、そこに、精神医療に地域で関わっている方やみさきさんやわたしがお声掛けした友達が加わって和やかだった。
歌の合間にお話は自分らしく生きる、自然の摂理に従って生きる、自他とのつながりをどう育てるか?などなど、歌が生まれた背景や昨日今日の出来事を交えて歌っていると時間はあっという間。
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この日のリハーサルで、大地を踏みしめて♪に新しい歌詞と振り付けが閃いた。「手をたたいて挨拶♪」アイコンタクトとスキンシップを入れたらさらにグッと楽しくなった。子ども心に帰る時間ってほっとするね。
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休憩時間の語らいも、終了後のシェアも味わい深いひと時だった。ライブはいいなぁ。

# by ainohanaMusic | 2023-06-22 15:50 | 心の旅日記 | Comments(0)

6月30日と7月1日 東京でコンサートがあります

久しぶりに東京でコンサートがあります。
東京界隈にお住まいの方、よかったらこの機会にお出かけください。お席を確保しますので早めにご予約ください。


6月30日(金)吉本有里コンサート in クッキングハウス  
場所 クッキングハウス 東京都調布市布田1-26-7 
時間 13 時半~ 16 時  
料金 2000円(ティータイム付)
一階レストラン 家庭料理のランチあり(要予約・1,000 円デザート付き)
お申込み&お問合せ  Tel/Fax 042-484-4103 E-mail:tearoomcookinghouse.jp( *→ @) HP:http://www.cookinghouse.jp
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7月1日(土)は、2年前に出会ったsakieさんに導かれ、縄文の女神 瀬織津姫を解き明かす旅をされている音楽家の山水さんがオーナーの瀬織津姫cafeで歌わせていただくことになりました。「龍神祝詞」が歌になったばかりのタイミングの良いテーマのLIVEに、驚きとワクワクを感じています。
※キャンセルが出たのでまだ数席 お席があるようです。ピンと来た方は早急にお申し込みください。

縄文の叡智を世界に繋ぐ 龍神祝詞 聖麻パワー今ここに
吉本有里コンサート&SakieCelestialroseワークショップコラボ

日時 7月1日(土)時間 14時〜17時
会場 瀬織津姫カフェ
参加費 5500円+ワンオーダー
お申し込み チラシを見て申し込まれてくださいね
主催 Celestial rose Office
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# by ainohanaMusic | 2023-06-21 01:49 | ライブ | Comments(0)

うた作りリトリートinシャンティクティ

6月15日ー16日
 長野県は安曇野の山裾に、自然と共生する暮らしを長年実践している朋子さん+けんじさんの営むゲストハウスシャンティクティで今年で2回目のうた作りリトリートを開催しました。
***
参加者は男性1名女性3名で、偶然4名とも音楽表現が始まっている顔ぶれでした。
 朋子さんは昨年のうた作りのチラシを見ただけで一曲生まれて(凄っ)、リトリートに参加してからの一年は次々と生まれるうたで内観する生活が続けられたとのこと。
  あとの3名は初参加で、Hさんは、お経や好きな詩に即興で節をつけて歌う音楽表現の形が始まっていた。
 Kさんは、幼少期から合唱、吹奏楽に親しみ、音楽で生きていくと決めて、音楽事務所と契約もしたけれど、 ソングライター としては、うた作りのスランプに苦しんでいたと話してくれた。
 Yさんは、近年、人生が大きく変化してから、音が溢れてきて、知らない言語で即興の歌が口から飛び出して、シンギングボールで即興で歌い始めていた。
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15日、午後、みんなで音と心身のエクソサイズをしてから、美しいガーデンに、それぞれに落ち着く場所を見つけてリラックスして聞こえてくるメロディを待った。作るのではなく、流れ込んでくるメロディを聴きとる時間。
 メロディの次は歌詞に取り組み、目に映る世界を描写し、自分自身の近年の素直な想いを書き出してもらった。
メロディと言葉を何度も歌いながら、時には身振り手振りもつけて組み合わせ、夕方には リトリートの仲間に発表し、翌日の午後に、わたしのコンサートのゲストとして発表してもらった。
 自然の中で自分に耳を傾けて、ほんとうの想いをメロディに乗せてゆくと癒しが起こる。涙が流れたり、笑顔になったり、人前で表現することに恐れよりも喜びを感じるようになる。
 自然体でうたを作って歌うと、自分と繋がり、周囲とも繋がって人生が豊かになる感じがする。やってみたい方は次の機会にはぜひ、参加してくださいね。
今回も味わい深い時間を皆さんと共有させてもらって幸せでした。参加された方々の感想文を2つ紹介させていただきます。
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🌸Kさんの感想
貴重な体験ができて本当にありがたかったです。一人ではうまくできないことも、相談しながら自然の中で限られた時間で集中することで一歩前に進めたように思います。
 ゆりさんは、話してる時もコンサートで演奏している時も自然体で「思いのまま、等身大で」を体現して見せてらっているようでした。「本当に思っていることを言う」ことが歌には必要だと頭で分かっていながらも、それを自分に許可できていなかったんだと気づけました。
 初めましての皆さんと一緒にやるという形もすごく良かったです。ここからブラッシュアップしたり、新しいものを作ったりして歌い続けていきたいです。
🌸Yさん
この二日間で、歌をメロディと共に歌ってみたい!が形になりました。湧き出てくるメロディに歌詞をつけてみる。難しかったけれど想いを言葉にした。そして曲ができる楽しさを学びました。
 歌ができる時は、自然の中やリラックスしてるときが一番やりやすいです。そして、もう一つ深い気持ちを表現したいなと思いました。
 また、皆さんの前で発表という形は、表現方法の勉強になり、この二日間でうた作り、曲作りの第一歩を踏み出すことができた気がします。ありがとうございました。




# by ainohanaMusic | 2023-06-21 01:13 | 心の旅日記 | Comments(0)