7月19日(土)、朝8時 岩手の恵さんたち家族に 見送られて一路福島へ。
満月リトリートに参加した芳賀さんの紹介で 初めて訪ねた里山喫茶「きらら」。お店の側を川が流れ静かな山の中で気持ちのいい空間でした。午後3時からのコンサートとシェアリング。。

お店のオーナーの類子さんとは 彼女は覚えているけれど わたしは初対面のような出会い。。近くで予約制でごはんやさんしている 若い夫婦の「ちょいちょいさん」と、はるえちゃんの家に来ていたウーファー(有機農業をしている家に手伝いながら旅人)、そして、きららに滞在中の旅の若者、6人で準備。。
ちょいちょいの二人がお昼ごはんも、そしてライブ後の軽食も用意してくれました。。
準備は 整ったけれど。。。お客さんは??一人??あとは、スタッフ。。
めったにないけれど、いや、お客さんが7~8人しかいないということは たま~に遭遇する事はあるけれど、一人ということは ちょっと経験がないかも?
そうか、素敵なチラシを心を込めて作ってくださっていたので 全く心配していなかったけれど
実際に「とってもいいので、是非来てくださいね。」とリアリティーを持って、一人ひとりに声かけする人が存在しなかったのだ~と気がつきました。
きららを紹介してくれた はるえちゃんしか 実際コンサートを聴いた人はいないのですが、はるえちゃんは きららからは随分遠くに暮らしていて、きららに来たのもこの日が初めて。。だったそうで。
チラシの情報だけでは 人はなかなか動かないんですよね。
自分の信頼してる人が「これ、いいよ~。」と実感を持って伝えた時、初めて安心して足を運ぶのが人の心です。しかも、前売りの値段を設定していなかったので予約の必要もなく、当日まで実際に来る事を決めている人が どのくらいいるのか 誰も知らない状況でした。
でも、気がついても 今更遅いので この日の必然を信じて 心を込めてうたいました。
そして、シェアリングも同じく。。。
不思議な夜。。
ちょいちょいの二人とはるえちゃんは この日にこうして過ごす事を決めて ここにいたけれど
シェアリングから参加した 飛び入り3名を含めた総勢9名の大半は、その日偶然 ここにいた人たちでした。。。
「いつもは、コンサートもシェアリングも 料金を払って自分の選択で参加される人たちで成り立っているのに。。今日は6人が、流れの中で偶然ここにいる人たちと私を含めた10人で聖なる輪を囲んでいる。。こんなことは 普段はないですね。日頃は、わたしのコンサートをみんなに聞いてほしいと願っている主催者たちの動きでコンサートが成り立っている奇跡、に改めて気づかされ感謝し、そして、今夜、たまたま お客さんは一人しか来られなかったにもかかわらず、こうした出会いの輪が結ばれてる奇跡にまた、感謝したいと思います。」
ほんとに、そう思って わたしはそうシェアしました。

元のパートナーが結婚した女性の自宅出産のお手伝いに行くからコンサートにはいられないだろう、と言っていた類子さん。まだお産が始まりそうにない~ときららに いてくださり
時間を過ごして 彼女の人生が わたしの中に馴染んできました。
不思議な女性です。
人がほとんど来ない山の中に もとパートナーと二人でログハウスを建て 静かに暮らし、13歳若かった元パートナーを愛情を持って手放し、別れた後も家族ぐるみで親しくしていて、今は25歳年下のパートナーとくらしています。
全く自然体なんだなあ~。
共に過ごせた時間 ありがとう。
翌朝、はるえちゃんが ギャラを渡してくれました。
「え?でも?ギャラはないはず。」
と言うと、関わったスタッフみんなが料金を払ってくださり、
「今回、有里さんと出会えたことをみんな喜んでいるの。改めて、コンサートを今回のメンバーで企画させて欲しいって昨日みんなが言ってたので、有里さんには申し訳なかったけれど来てもらえて良かったと思ってる。また、来てくださいね。」
とのことでした
心を込めてお仕事をして赤字になったことは 結果としては一度もないのですが いつでも その覚悟をして動いています。動くこと自体がお金がかかる事だし、機材や車、楽器のメインテナンスも常に必要。ときにホテルなどで休養も必要、家を守る人への御礼も必要。。 いつも経費がかかるわけですが お金のためにコンサートをしているわけではなく 自分の天職と感じられる道を歩いている。。その結果としてまわってくる 経済が いつも心のこもったものである事をありがたく思っています。
出会いは少しずつ確実に 広がってゆくのでしょう。
毎日の必然を ありがたく受け取っています。
はるえちゃん、ちょいちょいのお二人、類子さんとパートナーさん、お手伝いしてくれたふたりの若者、バイクの女性と、貴重なたった一人のお客さん
ありがとうございました。