4月6日、黒潮町のちゃこちゃんの家を朝9時くらいに出て、高知市に着いたのが12時前だったのだけど、
いくつか買い物があり、意外と手間取った。
必要だったのは、山の中なのでまず、水。お線香、お供えのお菓子、お花。
高知インターからお墓のある山まで7キロくらいしかなくて、その間には花屋さんはなくて、スーパーでは、いいお花が見つからず、タイムリミットに近づいてしまった。午後一時までには、お墓に行かなくちゃ。
一人なので、1年分の落ち葉かき、草刈り、山の整備が3時間くらいかかると見ていた。
でも、花が、お墓用の菊と鉢植えの花くらいしか見つからない。
わたしは、会ったこともないけれど、親しみを感じているおばあちゃんにはユリの花を飾っていたし、その他10個ある墓石にも、色とりどりの花をたくさん飾って華やかにしていたの。2軒スーパーを見て、がっかりして、3軒目で終わりにするつもりで車を走らせていたら、あった!
旭直売所というところに、見たこともないくらい多種類で安価できれいなお花が。
なんだか、無理を無理にさせないご先祖様の計らいを感じて、色とりどりうつくしい花たちを両手で抱えるほどに買いました。
お墓のある山は、周りは住宅地になっていて、車を停められないの。
細い路地に、お墓掃除の道具や、水やお花を置いて、遠くまで車を停めに行き、歩いて戻り、そこから3往復くらい荷物を運びました。

着いたら、こんな感じ。木の枝も伸びていて、お墓の場所が暗く感じました。
木の枝を払い、落ち葉かきに 汗だくになって。
次第にきれいになってゆくのがうれしい。

この頃、父から祖父と祖母、曾祖父と曾祖母の話を聞いて、彼らの人となりが、分かってきていたので、会ったことがあるような親しみを感じて、お花を生けました。

ここがおばあちゃんとおじいちゃん。

こちらが曾祖父と祖母のお墓。
曽祖父は、フランス人の神父さんと出会って、クリスチャンに改宗した人。曾祖母と家族は、高知で暮らしていたけれど、曾祖父は神父の仕事を手伝って、岡山から戻ってこなかったらしいのです。年老いて、体を壊してから、戻ってきたそうで、曾祖母はずいぶん苦労をしたと父から聞いたけれど、実際はどんなストーリーを生きたのか、誰も知らない。
祖母も、曾祖母も、文学の好きな美しい人だったようです。
掃除していて、驚きました。
昨年も倒れていたお墓がまた倒れていて、その名前が「熊五郎」さん。
数日前に、急に、脳裏に浮かんだ名前なのです。思わず、バラの花とひまわり、マーガレットの花を飾ってみました。

最後は、お祈り。
ろうそく、線香、お菓子、お茶を備えて、お経を読み、念仏を唱えて、うたを歌いました。
タイムリミット 4時を過ぎて 4時半頃かな、お墓を退散して、車を取りに行くと、
路地に荷物を置いていたのですが、そこに 待ってる人がいたの。
「とってもきれいにしてくれてありがとう。今回はずいぶん長くいましたね。」
なんと、お墓の近所に暮らしている奥さんが、お礼を言われたのです。
そして
「あの、十字架のお墓の側から腐葉土をいただいているの。」とおっしゃったのです。
ああ、祖母がその方の口を借りて、お礼を伝えてくれたんだなと思いました。
この日は、このあと、プールへ。
そして、シンフォニア(自宅を開放してイベントなどやっている)へ。
ゆうりさんと1年ぶりの再会。
翌朝も、ベランダのテーブルで語らいながら 朝ごはんをご一緒しました。

そして旅は続きます。