愛の花

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ツアー報告④ 明石、姫路 女友だち

4月1日、明石の友人 テルミーの家に泊まる。
5歳の女の子をシングルで育てている。わたしたちは、共に暮らす家族を、それぞれに 突然、2人見送って今がある。

わたしとてるみーは、姉妹のように似ているんだなぁ。うたうこと、祈ること、次の世代を育てること、暮すことのバランスを感じ取りながら生きている。

てるみー曰く、「ゆーりーは、わたしより10歳上だから、自分の10年後の目安に見ているよ。」
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話すことは尽きないけれど、時は限られている。5歳のはるちゃんを囲むようにして一晩過ごせることはうれしいことだなぁ。


そして4月2日、甘地市の光円寺へ。
こちらは、同世代の由美子さんが、女性の視点からお経を読みたいと誘ってくれていて、タイミングよく時間がとれそうなので、寄ったの。
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観無量寿経を一緒に学ぶ。
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確かにお経の解釈が、男性の視点から後世に伝えられていて、階級を問わず抑圧され、隷属している女性の立場への理解がないことを感じた。由美子さんは子どもたちが、自主的に遊び学べる環境を作り続けてきた人だ。社会(支配)に隷属してゆくあり方から、支配の糸を切った、学ぶ場を作り続けて来ている。宗教の中にも、メスを入れて、解放して行こうとする彼女の情熱とひたむきさに、響きあうものを感じた。

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車に、見送りに来てくれて
「わたしも そのうち有里さんのツアーに同行したいなぁ。」と。
一日にいくつもの用事を責任ある立場で、こなしている由美子さんに、旅の空気が伝わったのかな?

わたしは、定住(農耕)と歌を運ぶ旅の、定住&移動型の暮らしをして、バランスがとっている。
どちらにも良さがある。旅をしているから出会えるし、定住してるから、育つ。

また会える時を楽しみにしているよ。
by ainohanaMusic | 2019-04-10 18:14 | 心の旅日記 | Comments(0)