愛の花

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ツアー5日目 神戸より

10月15日、愛知は鶴亀堂から、奈良県宇陀市の温水プールへ。
長距離運転も、人と毎日会う生活も、1キロ泳ぐことでバランスされる不思議。
たくさんの情報は一度水に流れて、新たな出会いに備えて空っぽのわたしに戻る。

奈良の公民館前で、夕方6時 庸平くんと再会。

わぁ~うれしいなぁ~
さあ、これから 庸平くんのパーカッションがNewCDの音源に加わるのです。
しかし・・・いきなり緊張したわたし。

初めての場所に、レコーディング機材を並べてつないで、エンジニアをするの。
近況を交わしながら、レコーディング機器を触っていたら、どうやって、目的の曲を出すのか?ド忘れした。

心を落ち着けて気を取り直して、使い方を思い出して(笑)・・・ビジョン♪からスタート。
エンジニアがいるときは(過去のアルバムは)、リラックスして、こうしてほしい、こんな音が欲しいと、イマジネーションが溢れて好き勝手な注文をしていたのに、エンジニア役を務めたら、音量の調整、いろんな細かいところに神経が向いて、アルバムプロデューサーとしての全体を見る目が出てくる余裕がないことに、ちょっとびっくり。

でも こんな時もあるさ。今回は、参加ミュージシャンたちの感性を信頼して任せて、おおらかに作ってゆく。すべて必然。

ビジョンをとる前に、庸平くんとミニ念仏、瞑想をして、八星に祈った。
二人で瞑想したらやはり世界は静寂に包まれて、集中力が蘇ってきた。
10時まであっという間だった。超わたしにありがとう、チャレンジパラダイス♪と3曲とりました。

庸平くんのたいこ、とてもいいですよ。アルバムできるのが楽しみです。ツアーの帰路 10月30日に 残りの曲を録音します。

そして、16日は 吉野の木の子文庫で、コンサート。
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13年前に出会った由賀ちゃんが、地域で本を通して人が出会えるコミュニティー作りとして、実現させたブックカフェは、素敵な空間です。小さい子連れのお母さんも、安心してくつろげる場所作りをしている。

この日も、小さいお子さんを二人連れた若いお母さんがコンサートに来てくださった。庭で子どもと遊びながら、ついたての向こうで、子どもをあやしながら、聞いてくれていた。
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コンサートの後、由賀ちゃんお手製のカレーを食べながら みんなで語らった。

「競争社会じゃないあたたかい家庭で子どもを育てても、社会で苦労するのでは?」というテーマについて、お父さんもお母さんも、我が子の自立には心を砕いているので、みんながそれぞれに思うことを熱く話していて、みんなのお子さんへの愛が伝わってきた。

わたしが、これから作って行きたいコミュニティーは、競争しない、助け合う、徹底的に助け合うことを生きれば、競争社会を超えてゆく感性が育つと、信じている。誰も孤立しないあたたかいコミュニティーを小さいところからゆっくりと作ってゆきたいと改めて思いました。

由賀ちゃん、来てくださったみなさん「初めまして また逢えたね ありがとう おめでとう」の素敵な時間をありがとう。

文庫を夕方出発して、温水プールで泳ぎ、買い物をして、今 神戸です。



by ainohanaMusic | 2018-10-17 00:35 | 心の旅日記 | Comments(0)