愛の花

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ツアー報告②茨城 盲老人ホームナザレ園 

4月21日 杉並区の本應寺の朝のお勤めに参加して、茨城へ。
途中3か所くらい渋滞にあって、約束の時間11時に15分遅れで到着。

コンサートは1時半からだけれど、音響設営、物販を並べ、職員さんとランチを囲み、衣装を変えて、2つめの会場の下見とあっという間。

この日は目が見えないお年寄りのためのコンサート1時間、目が見えるお年寄り(養護老人)のためのコンサートが1時間、場所が変わるので、2か所目の設営時間をとってもらえてなくて、どのような対処をしたらいいか、考えていました。

「会場を確認しに行っていいですか?」

ホールに備え付けのスピーカーにアイポットを繋げて、ホール備え付けのマイクの音質が良ければ、すぐにうたえる。
音質が良くなければ、ローランドのミニスピーカー、自前のマイクスタンド、マイクを持っていく。
スタッフさんが、ランチのあと、会場確認に行く段取りをしてくれていたので 安心して歓談&ランチタイム。

大きな施設でコンサートする時、スタッフさんや理事長さん、園長さんとのやりとりは大事です。
愛の空間を作るには、そこを作るみんなが 協力的な気持ち、ワクワクすることがとっても大事。

ナザレ園は、大切な友人、野上さんが働いている施設で、野上さんの紹介でコンサートが実現して、3回目になります。理事長さん、園長さん、スタッフさんと、毎回、なるべく率直な想いで会話すると、会話が弾んで、楽しくなるのです。ナザレ園は大きなホームだけれど、大切なものを共有できれば、きっとコンサートも育ってゆくような気がするのです。愛のこもった音楽の響く場所です。
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ランチの後、養護老人ホームのホールの音響確認に行きました。3年前には音響に詳しい人がいて、ホール備え付けのスピーカーとマイクで速攻で歌えたのに、今回は、詳しい人がいなくて、ノイズが出てしまい、自前のミニスピーカーを持っていくことになりました。音響設営の時間がとってないなんて、心配だけど、信じるしかありません。きっとうまくいく。
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盲老人ホームでコンサートスタート。3回目ともなって、生まれた時から目が見えない人、途中で目が見えなくなった人の両方の存在を意識しました。さくらを見たことがない、ピンクといってもピンクを見たことがない・・。でも、あまり気を遣いすぎたり、囚われないように。
波動がすべてを伝えてゆくから。そこは信頼して。

途中から、愛海ちゃんと志織ちゃんが、お年寄りに触れて、言葉をかけて挨拶に回り始めました。そうすると、会話が始まって会場がにぎやかになってしまうのだけれど、今日は特別、気にしないで歌に集中。

故郷をうたったときに、お年寄りの過去の回想がぐわっーと流れ込んできました。走馬灯のように、過去が流れている空間。
その渦に巻かれてしまい、歌詞が分からなくなりました。2番を2回歌ったの。不思議な時空間になっていました。

また、昨年、茨城でコンサートを主催してくださったウレシッパの山崎さん、佐藤さんが来てくださってお年寄りに交って聞いてくださっていました。うれしかった。

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養護老人ホームへ。

盲老人の方お二人がCDを買い求めてくださいました。どれを買うか、なかなか決められず、でもスタッフさんも、焦らず待ってくれていました。慌てなくていい、とわたしも思いました。老人ホームの場合、早くから、みんな集まって待っていることが多い。コンサートを待つことも楽しみだから、1時間でも2時間でも早く来て、スタンバイしていることが多いのではないかなぁとわたしも経験を経て、焦らなくなりました。

養護老人ホームに着くと、お年寄りに交って、友人たちも後ろの方に座って待っていてくれました。みんな忙しい中を駆けつけてくれて、ありがとう。

さて、音響準備。聞き手がいる前で、音響設営するのはプレッシャーだけれど、なるべく集中します。いいバランスでいい音を出す状況を整えることが、聞き手へ愛なのです。

短い時間に 奇跡的にちゃんと音がでて、ほんとにラッキー。最初出ていたノイズも、なぜか消えて、コンサートはスムーズにスタートしました。

途中で愛海ちゃんの踊りに 一人のおじいさんが導かれるようについて一緒に踊りだして、会場は 感情が動き出しました。最初は、笑ってたり、(おじいさんの踊りに)受け入れられない気持ちも感じましたが、次第に溶けて、そんな時、おじいさんと愛海ちゃんが手をつなぎ、手のわっかを お年寄り一人一人の頭から かぶせ始めて わっかをかぶったお年寄りの嬉しそうな顔。
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うたと踊りが絡み合うように、全体を豊かに優しく紡いでゆきました。

後ろにいる、友人が大好きなうた、「愛の始まる場所」、八星に次の出会いを約束する「君を想う」、友人に近況を伝えることと、お年寄りを包み込むことが同時に違和感なく、調和してそこにひびいてゆく
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コンサートが終了して、理事長先生にお茶を勧められて、園長さん、スタッフとみんなで揃ってお茶タイムを持ちました。
園長さんがとても喜んでくださり、来年も是非、70周年記念行事に来てほしいと言われてました。

ナザレ園の今の方向性をお聞きしました。理事長先生が言われたのは、「在宅介護」の方向性に力を入れたいと。それは、素晴らしい。
わたしは86歳の父のことを思いました。畑や森をつくること、在宅介護を進めてゆくこと、家で人生の最後を迎えられるようにサポートすること、願いを分かち合える場所で、また歌える機会が与えられることは、とてもうれしい。

しかし途中から気になり始めたのが、愛海ちゃん。表情が硬く、疲れている様子でした。話が長すぎてついてこれないのか?

ナザレ園のコンサートの後は、愛海ちゃんと志織ちゃんは東京へ戻り、わたしは東北へツアーを進め、ここで彼らとはお別れとなっています。

若い二人をナザレ園のスタッフさんが駅まで 送ってくださることになっていて、愛海ちゃんに、駐車場で、どうしたのか聞きました。

コンサートの感想を聞いたら、あいまいな返事、心を閉ざしている感じがして「遊里庵へはいつ来るの?」と聞きました。

20日のコンサートの前後、悩める愛海ちゃんの本心を、志織ちゃんと引き出すことに徹して、6月頃、愛海ちゃんが遊里庵に来たいという願いを聞き取ることができて、応援することにしていました。

「遊里庵には行かない。大学に行くことにしたわ!」とそっけない冷たい返事が返ってきました。

「えっ?どうしたの、愛海ちゃん。」とびっくりして聞くと、

「歌詞を、間違えるなんて信じられない。」
「人を待たせて謝りもしない!」

信じられないほど、人を見下した感じの、強い言葉が飛び出してきました。

愛海ちゃんは、わたしより、35歳くらい若い。コンサートも経験が浅く、老人ホームのことも知らないはず。またわたしが35年間、どのようにコンサートを作ってきたかも知らない。

でも今は、彼女は、わたしを尊敬に値しない劣った人間だと 思いっている様子でした。

100人近い聞き手も、ホームのスタッフも理事長先生も、わたしも、コンサートの成功を心から喜んでいる時、ひとりだけ、
違う思いに囚われて、怒りに満ちた若者がいました。

わたしは、思わず、スタッフの何人かに、わたしが故郷の歌詞を間違えたことを、どう思うか、聞きました。

「全然気にならない、いいコンサートだったわ。」
「(愛海ちゃん)腹立つね。風だと思って受け流すことよ。若いうちは、自分が大将なのよ。」

茨城を出て、郡山のホテルまで運転しました。
愛海ちゃんのことが頭から離れず、すごく疲れてしまっていました。

素晴らしいコンサートを共有できた感謝やねぎらいの言葉ではなく、怒りを浴びせかけられたことへの怒りが湧いていました。

彼女の才能、未来をひらくサポートがしたくて、ずいぶん一緒に過ごした時間は、楽しかったけどね、なんだったのかな?

起きたことを整理するために、フェイスブックにシンプルに骨格だけを書きました。夜中の3時までかかりました。

密室でいろいろ思い煩うより、ありのままをあっけらかんと公にした方がずっと見えてくるものがある。

心が落ち着いてきました。
いいも悪いもない。

ただ、人間としてある程度成長しないと、大きな役目を果たしたとき、光を浴びて、隠れていた闇が噴き出すのかもしれない。


すべては、今 変化の途中だと思うけれど、
わたしは、愛と叡智に満ちたコミュニティーを作ることを決めたから、

いいことしか起きていない。


そして、すばらしい一日を作りだしたナザレ園のみなさん、山崎さん、佐藤さん、あいり、りえちゃん、野上さん 志織ちゃん、愛海ちゃん ありがとうございました♥

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そして!!クラウドファンディングが いよいよラスト2週間を切りました。
ミラクルが起きますように。応援よろしくお願いいたします。




by ainohanaMusic | 2018-04-25 22:17 | 心の旅日記 | Comments(0)