10月4日、南小谷駅で、東京は調布から特急あずさでやってきたクッキングハウスの松浦さんとメンバー11名と合流。
南小谷村では、今年で8年目のメンタルヘルス大学。自然豊かな田舎で、心を病んだ人も伸びやかに暮らしてゆける環境つくりと学びを、ボランティアのお母さんたちの主導で地道に続けてきて、今年は60名もの方々が集まってくださり活気のある講座とコンサートとなりました。
今年のテーマは 心の自由を求めて~自分らしく生きるために~
一日目も二日目も クッキングハウスのメンバーのうたと経験のシェアがあり、ひきこもり、社会不適応の状態からクッキングハウスと出会い、自分らしく生きるすべを獲得してきた経緯が話されて、聞くみなさんの勇気となってゆきました。
集まられたみなさんは、心の病を抱えた家族がいたり、自分自身が対人関係が苦手であったり、あるいは、自然の中で伸びやかに暮らすことを実践中の方であったり いろいろですが、心の自由を求めて~自分らしく生きる~というのは誰もが求める共通のテーマで深めてゆきました。
後半のコンサートの時間は歌いやすかった!
一人一人が 自分と向き合い、語った後なので、聞き手が主体的で起動していて うたがダイレクトに入ってゆく感じがしました。
近くの温泉に行ってる間に 素晴らしい手料理を用意していただいて、夜は交流会。
クッキングハウスのメンバーと、南小谷村の共同学舎(心の病気の方たちも含めて いろんなかたが自然の中で自給的な暮らしを営んでいます)、南小谷村の主催のみなさん それぞれが うたをうたい踊り 楽しいひと時でした。
翌朝は7時から森林セラピー。
森の中で過ごす時間は格別。
そして、暖炉のある素敵な旅館で朝食。
二日目の講座も とてもよかったです。
自分の自由を阻んでいるものはなにか?一人ひとり 話して、解放されてゆきました。
SSTという 自分の壁を突き破って変化してゆくロールプレイも、現在抱えている問題を自分の表現(アクション)で変えて行けることが分かると 晴れ晴れとした表情になるんですね。松浦さん、持ち時間が少ないなか 一人でも手ごたえのある学びを持って帰ってもらおうと
誠心誠意の朗らかな講座 素晴らしいです。また、講座とコンサートの愛称(相乗効果)が良くて またこの組み合わせでやりましょうね。とランチのあとシェアで話しました。
チームワークでテーマを深め 解放して 響きあえた二日間。
志織ちゃんも活躍しましたよ。
また、ここ小谷村のみなさんも「食」をとっても大切にされているのです。
自家野菜や山菜をアイデア豊かに並べられた夕食もランチも、ほんとに美味しくて心が温まりました。
準備してくださった きよみさん、カモミールのみなさん、共同学舎のみなさん、松浦さん、クッキングハウスのみなさん ありがとうございました。