愛の花

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佐藤初女さんの講演会

4月27日 東青梅の敬子さんの家で目覚める。

同室で眠っていたのは、初女さんの親戚の正子さん。階段を下りてゆくと、釜石の由美ちゃん、仙台ののりちゃんが 朝ごはんの支度をしていた。みんな わたしのコンサートを毎年、主催しているが そのみんなが 今回 初女さんの講演会のスタッフになっているって、不思議・・ちょっとすごい。親しいみんなが全国から引き寄せられるように集まってきて、つながったことは素晴らしい出来事だった。

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午後からの講演の準備の為に会場に9時半に着いた。会場では、長野のリトリートの同期だった友だちが再会を喜んでいたり、各地の大切な友人をつなぐことができた。
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会場は吉川栄治記念館、この素晴らしい庭を手入れしているのは、友人のご主人。みんなつながっている。
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初女さんは93歳になられる。全国の悩む人たちが、青森の自宅を訪ね、初女さんに心のこもった手料理を食べさせていただき、心を白紙にして話を聞いてださる初女さんに癒されて、救われていった。その地道な活動が ガイアシンフォニー2番で紹介され、今や全国に講演活動をされているが、93歳になった今も現役で愛情のこもった手料理を訪ねて来られる方々に お料理されている。


前日の夜に 久しぶりに再会して、その美しさに驚いた。70代の頃よりも 気品と透明感がまし、見るだけで心が満たされてしまう。人のために骨身を惜しまず、神さまだったら、どうするだろう?問いかけながら自分の行動を決めてきた長年の積み重ねが、こんなふうな「美」に結晶してゆくなんて、素晴らしい。こんなふうに年をとりたい~と感じた人が多かった。わたしも もちろん その中の一人です。


この日の わたしの役どころは、初女さんが入場されるとき、バイオリンで浜辺の歌♪を演奏するのと 講演後に、みんなで浜辺の歌♪をうたう先導役。そして、講演会のあとの、初女さんとスタッフのための感謝のミニコンサート担当。敬子さんのイスキアのような場所を青梅でも作りたいという願いが現実化して、もうあとちょっとで「ひだまりの家」が完成する。その記念の講演でもあったので、ほんとにうれしいお祝いと感謝の一日。初女さんが乾杯の音頭をとって、「待ちに待ったこの日・・」とおっしゃってくださって、初女さんの魂の清らかさを感じた。


長野に帰ったら、初女さんからメモが添えられて本が届き、光栄でした。とてもわかりやすいシンプルでいい本です。よかったら、読んでみてください。


初女さんは、一緒に同じ空間にいるだけで 受け取れるものが大きいのです。年を重ねることは怖くない、今 一生けん命やっていることを ただ やり続けてゆけばいいと、すとんと腑に落ちた。

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初女さんは、頭はクリアで、耳も目も良さそうですが、立ち上がったり座ったり、階段を登ったり下りたりは 大変そうだった。一人で青森から飛行機に乗ってこられるなんて、すごいことです。初女さんが 階段を降りるとき、スタッフみんなが 一心に足元を見て「先生、次はちょっと段差があります。」とか、手を支えたりとか、なんとか 手伝おうとしていた。初女さんが前進するとき、初女さんの足元を一緒に見て 手伝おうとするのは、人間ばかりではなく、大いなる存在も見守っているし手伝っているのだと感じた。


人は何のために生きているのでしょうか?という問いに 

自分がやったことが 人に喜ばれる 人様のお役にたつことだと思っています。

と、答える 初女さんを大いなる存在は ほっておけないのでしょう。


大きく生きることが 一番生きやすい道。

わたしも そいうありたいです。


また、是非 お逢いしたいです。


さて、最後に 釜石から来てくれた由美ちゃんのメールを、紹介します。

由美ちゃんは 7月にコンサート主催を控えていますが、

初女さんの講演会で、いろんなことを解決して リフレッシュできたのです。

これが 出会いの魔法なんだと感じます。

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有里さん

お疲れさまでした~。
先日は、楽しいひとときをご一緒させていただき、楽しかったです。

私は自分を好きになれず、素直になれなくて苦しくなっていました。でも、敬子さん宅でご一緒させていただいた事で、いっぱい感じることがありました。

コンサートを主催している方々は、みんな悩みながらもしていること。敬子さんの企画力。初女さんの、お料理に心を尽くすということ。高齢の女性がとてもおきれいで驚いたこと。私は被災体験をちゃんと伝える重要な役割があるとを実感したこと。
しっかりコンサートを企画しなくちゃ!という気持ちになっています。また、ご不便をおかけしますが釜石でお待ちしています。そして、昨日仙台まで高速道路を走ってみました!なんとかゆりさんを、花巻、仙台まで送り届けるようにがんばります(^-^)

まだ、スタッフが2人しか集まりませんが、諦めないで進みますね(^o^;それから、また木管三重奏を前座でやらせてくださいね。


by ainohanaMusic | 2014-05-07 23:30 | Comments(0)