愛の花

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新春リトリート 新しい時代の扉をひらく~怒り(過去)を宇宙にお返しして愛(今)に生きる~

3月21日から3泊4日の新春リトリートを満了しました。

タイトルが 新しい時代の扉をひらく

リトリートで学び取ったことは タイトルどうりで、新しい時代をひらくとき知るべきことが明かされて 力になりそうです。すごいリトリートだったと感じています。


参加者は3名 スタッフが わたしを含めて3名 総勢6名と 猫3匹。

お彼岸の中日からの始まりで ご先祖さまへの供養と感謝の祈りの祈りから 始まり。

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リトリートが始まる二日前の19日、スタッフ準備の始まりの日、スタッフも家の周りの自然の中を それぞれが散策して、それぞれが自然界と戯れながら感じるままに祈りましたが、21日、参加者も同じように 自然界に挨拶の散策から始めたら、偶然か必然か・・晴天に恵まれて風も穏やかでした。お世話になる大地や空、木々や山々を感じ、戯れ、挨拶をすると 自然界も喜んでくださり、なんだか、守られてるような包み込むような暖かさ・・ これからも 忘れずに 挨拶をさせてもらおうと思ったのでした。


リトリートは 魂の目覚めの時間であり、深いところに眠っているそれぞれの「智慧の泉」へ通じる道を開通させてゆく大切な時間・・ 全ての要素が溶け合って 開花してゆく自然界のいのちのように、目に見えないたくさんの滋養の絶妙なタイミングが必要な聖なる空間なのです。


スタッフは 愛の食卓のお届け人、正子さん

そして、 1つお願いすると3つくらい動いてくれる存在そのものが愛・・の晶ちゃん。


毎回 食事のおいしかったこと。3泊4日・・9食 全ての食事に愛が込められていて 癒されたぁ~

温泉にも 2回 ゆっくりつかりました。ちょうど お彼岸でもあり、家族連れの多い観光地の温泉で、参加者と4人・・家族旅行みたい。あったかい気持ちで 暮らした4日間でした。

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そして、うたいましたよ~毎日 2時間くらいうたった

聞き手が3人なのですが、一人一人が自分の内面に集中できるように 感受性がひらかれて、それぞれが 自分の中からいらないものも 必要なものも 判断せずに 出してゆける安心安全な環境を作れるように集中して歌いました。


今回、天気が良かったこともあり、なるべく外で過ごせるように意識しました。高烏谷(たかずやじんじゃ)で それぞれがコザをもって 昼寝をしたり瞑想したり、木々や草と遊んだりする時間の他、ジャガイモを植えて、昨年の畑の後をかたずけることも一緒にやりました。家族で季節の仕事を ひとつ終えたような 満足感がありました。新春の土はほこほこ柔らかく スタンバイして植え付けを待っていたかのようでした。

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リトリートの真ん中あたりで 思わぬ出来事が起こりました。


参加者二人の何気ない短い会話が、瞬時で行き違い 怒りと悲しみに発展してしまったのです。

一人は心を閉ざして その様子に わたしも含めてみんなが 気がつきました。


本人も「心のシヤッターが降りちゃった。どうしたらいい?」と相談してきました。

心で起きていることは そのままにしていても エネルギーとして伝わってゆく・・ シェアで明らかにして開放するのが 自然の流れ・・川のように 流してゆきましょう~


わたしの勧めもあり、シェアで 不愉快に感じたことを語りましたが、彼女は、相手が謝らないと許せないのでした。ところが、相手は 自分は(社会への)怒りを原動力に語ってしまったことは申し訳ないが、彼女のとてつもない怒りは、他に由来するのではないか?と感じていました。自分に由来しない怒りを こちらに向けてほしくない・・というのが 率直な感じていることでした。


通常なら、それぞれが 自分の思うところを語れば あとはほっておいても 祈りやコンサートやシェアのどこかで解きほぐされ 問題のうらに隠れていた 本当の理由が明らかになり 涙と共に問題が解消するのですが、彼女の怒りは 消えることがなく ますます燃えてゆくように感じました。相手に謝ってほしい、他の人には 自分に共感してほしいと強く望んでいて そこに心を集中させているようで 自分の心を深く感じるプロセスに入りにくいようでした。どうしたら、いいのでしょうか?一人一人の感じ方はそれぞれですから自分を深めることはできても、人を変えることはできないのです。


参加されたみんな それぞれに 怒りの振動を感じながら そのテーマを深めることになりました。


人は決して 自分の思いどうりには ならないものです。

自分自身ですら 自分の思い通りになることは ありません。

今の時代、多くの方々が 怒りをもって生きているように思います。

不調和が過去にも現在にも蔓延しているからです。


でも、新しい時代をひらくときに手にするものは 怒りではないんだなあ~とつくづく感じました。怒りをもって語っても、伝わらないどころか、意味が違って聞こえてくることがある。トラウマを刺激してしまうのですね・・・そして、また 他の人が怒りだして、その怒りの炎は 空間を振動させて 居心地が悪い バラバラな空間にしてゆくのです。


怒りは過去の出来事に由来しているように感じます。


怒り(過去)を祈りによって 根源なる宇宙にお返しして、調和のとれた新しいエネルギー(今)をいただいて それを人や自然にお届けすること・・それが 自身も相手も調和した命に変容する道をひらいてゆくのでしょう。そのプロセスは それぞれの孤独な作業ですが 崇高な道の 始まりではないでしょうか?


痛みを掴み続けて 人の共感を求めるよりも

手放して一人になり 新しい可能性を いただいて また 歩き出した方が いいんだなぁ~ 


新しい時代の扉をひらくカギは 煩悩即菩提 怒りや悲しみ、あらゆる思いを 一度 宇宙にお任せして 変容させ そのエネルギーのあり方と矛先を 自他の役に立つ方向へ 導いてゆくこと


怒りを感じたら お念仏(南無阿弥陀仏)・・根源なる宇宙におまかせ・・・

すると 一人一人の神聖が 次第に目覚めて 自分のなすべきことへと 導かれてゆくのではないでしょうか?


新しい時代の扉をひらくコツのひとつが掴めたような気がするのです。

同じ時空間を共有した スタッフ&参加のみなさん ありがとう。


by ainohanaMusic | 2014-03-26 14:41 | リトリート | Comments(0)