7月14日 札幌から 一路 旭川へ。
札幌のコンサートの主催者 映子さんとの名残リおしい朝。見送られて旭川へ・・そして、旭川は雨粉神社で、旭川のコンサートとワークショップの主催の厚子さんと合流。神社に参拝して 宿泊場所でもあり、コンサート会場でもある 斉藤牧場のメゾンドキミ子へ向かった。
斉藤牧場の山の中、キミ子方式の絵のギャラリーもあるメゾンドキミコでは、今年は また一層 気持ちよく過ごさせていただいた。メゾンドキミ子は キミ子さんの息子さん夫婦と子供が暮らす山の中の一軒家だが、ギャラリーでコンサートやワークショップができるほか、口コミで 農家民宿のように、2階に宿泊ができる。
食事もおいしいし、猫や犬、お子さんとの触れ合いが心を和ませてくれる。ご主人の たいへいさんも、パートナーさんも 仕事を持っているので 出かけてしまうが、「冷蔵庫の中の残り物を なんでも、適当に食べてね~」なんて、言われるのも 自分の家みたいでホッとした。その 残り物ってのが、とてもおいしくて・・・・感動
全盲の猫 ぴーちゃんが とても可愛いくて、話しかけて仲良くさせてもらった。
二日目には わたしの部屋に いついて 目が見えないけれど音で察知して見えてるみたいに歩き回ること・・小さいときに親から引き離された捨て猫だったとのことで 誰にでもスキンシップを求めることや 甘噛みして相手を確認すること、首元に乗っかるのが好きだけれど、自分のタイミングじゃない時に 動くと怒るのは、見えないから落っこちるのが怖いんだろうな~とか ぴーちゃんの生きていることが、ほんとにうれしくありがたく感じていた。
7月14日のコンサートの参加者は10名
15日のヘンプのワークショップの参加者は6名だった。
厚子さんは、少人数だったので 恐縮してくださったし、確かに少人数ではあったけれど、
その3日間は自然な成り行きで みんなの心が解きほぐされて いい時間だった思う。
コンサートでは まだ解けなかったものが ヘンプお守りアクセサリーを作ることで解けて行った。
自分をありのままに受け入れるということ、祈りのように静かな制作に 集中してゆくと わだかまりが消えて 気づきと 転換が起こった。
そして、3日目、見送りに来てくれた 厚子さんとまみちゃんと 3人で 朝の勤行をした。
あとで知ったのだが、まみちゃんの親族の命日だったそうで、親族が唱えていたのも 念仏で、
まみちゃんは その念仏を 自分が唱えることに 今までは違和感を覚えていたのだが、
「有里さんの念仏は 歌ってるみたいで それなら わたしもできると思った。」
と 喜んでくれた。
自分をもっと良くしたいと思っても、自分の意志で変えてゆくことは難しい。
でも、祈りの中で 無限なる宇宙にゆだねてゆくと
本来素晴らしい「大いなる自己」と 次第に ひとつに溶けてゆく道が 与えられてくる。
旭川の 自然と人と、人以外の生き物たちと過ごした3日間。
気持ちよかったな~
そうそう、旭川の温水プールでは2回 泳ぎました。
だから、お水にも 水に差しこんでいた 太陽にも挨拶しました。
だんだん親しくなってきているように思います。
(十勝に向かう前に寄った 上野ファーム)
そして、どの地域にも いのちや愛を育む 自分の直感を信じて動ける自立した 大いなるお父さん、お母さんが育ち 繋がってゆくことで 新しい時代がひらけてゆくことを 感じて 出会い続ける旅は また続きます。