愛の花

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ほこりと雨との格闘

16日、 みんなを見送って残った3人で 板張りの土間に積もっている野路板や真っ黒な土を掃除した。山のように積もった土や木ぎれが 家の真ん中の板張りの廊下に積もり、まずは靴を履いて掃き掃除。そして、掃除機で吸い取って、ぞうきんがけすると、ぞうきんが真っ黒。

17日、大工さんおふたりと、てっちゃんとFくんと半日仕事をする。

大工さんたちは とんとん拭きを剥がし、新しい野路板を張り、雨養生シートをかける。
てっちゃんとFくんは引き続き 天井裏のお掃除。

昼頃 雨が降り出す。
「今日は仕事は これ以上できないので 帰ります。」と さっと帰ってゆく大工さんに、疑問を感じた。
「えっ・・このまんま?」
ふたたび家の真ん中の板張りの廊下が 昨日と同じように野路板のきれっぱしや真っ黒な土が積もっている。

大工さん二人に てっちゃんとFくんが 一緒に、野路板を燃やすためのドラム缶を取りに行く算段で 2台の車が出発。 言い出せずに見送ってしまった。

二日目の掃除を一人でやり始めて 疑問が膨らんだ。
家中ほこりだらけ、ゴミが積もっている。
靴を履いて、履きそうじして 掃除機で掃除して、それから ぞうきんがけをする、
カーテンも洗濯しないと・・・、廊下のくぼみには 土が入り込んで大変な状態。

なぜ、養生シートで覆ってから 工事をしないのだろう?なぜ、掃除をせず帰ってしまうのだろう?
わたしの家で以前工事をしたけれど、こんなこと 一度もなかったな。
大工さんたちは 必ず 養生シートしてたし、その上できっちり 自分の工事で出たゴミは掃除して帰られていた。そのあり方が すてきだなあーと感心したことを思い出した。

思ったらすぐに行動した方がいい。
電話をとったが、今 運転してるかも?・・速攻でメールした。

「今、昨日と同じように 掃除をしています。Uさんが帰ってからの掃除が すごく大変で驚いています。
家中ほこりとゴミだらけです。なぜ、養生シートをしないのでしょうか?また、なぜ、掃除をされないのでしょうか?」

しばらくしたら 電話が入る。
「すみません。屋根のことばかり考えていたので下のこと、気がつかない馬鹿な男ですみません。」 

ほっとしたのも つかの間 今度は 雨もりが始まった。
雨もりどころではない 家の中に雨降り。
あまりにひどいので ふたたび 電話する。
「すごい 雨もりです。何とかしてください。」

雨の中を Uさんは 屋根に上がって、雨養生シート(ビニールタープ)を追加したが、
あまり状況は変わらなかった。

家の中4カ所に 雨が降っていた。
大工さんは「もう、これ以上 やりようがありません。」と言われる。
てっちゃんも なすすべがないと考えているようだったけれど・・
なぜ、これ以上やりようがないと 簡単に言い切れるのか 疑問に思った。

わたしは屋根に登る自信はなかったので 家の中に雨を集める「高低差」養生シートを考案した。
夜中まで いろいろと ごはんを食べずに 駆け回っていた。状況は かなり良くなった。
雨浸しではなく、雨がたらいやバケツに集まり、いっぱいになったら雨を捨てれば 家の中が 乾いてゆく。
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(まずは 素朴に 受け皿総出動)

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(そのうち、ビニールシート 出動)

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(高低差を利用した、水を入れ物へ流す仕組み1カ所目 考案)

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(雨もりの場所が広がり 高低差を利用した仕組み 2カ所目 )

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(仕組み 3カ所目)

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(夜中に作った 4カ所目)

それでも、雨もりが広がり 畳が数カ所濡れ始めたとき、Uさんに電話した。
「今 相変わらず、前代未聞の雨もり状態です。でも、ビニールシートに高低差をつけて家の中で雨もり養生しています。 畳や板間が 水浸しにならないように 水をたらいやバケツに集めるように工夫しているのだけど、数カ所畳が濡れ始めています。大工さん すみませんが その畳は 大工さんが 天気のいいときに干してください。後が大変になるので、わたしは、Uさんが帰った後も ずっと自分の仕事もせず雨もり対応をしていますが、水浸しになったら 大工さんの責任でで干してください。」

そしたらね、なんと 大工さん、家中のビニールシートを届けてくれました。

そして、今日は やっぱり雨降り。
大工さんは仕事はお休み。

だけど大工さんは 午前中 掃除をしに来ました。
わたしも てっちゃんも 屋根から降った黒い土の掃除をやってました。ほんとにたいへんな掃除でした。

気がつかなかったけれど ロフトも雨もりしていたみたい。
そこまで 掃除ができておらず 真っ黒な土が 雨で 畳を汚してしまいました。
ロフトの畳も 大工さんが 晴れた日に 干してたたいて、きれいにするとのこと。
そして今後は 必ず 養生シートで覆ってから 工事をするとのこと。

Uさんはてっちゃんの紹介の大工さん。 どの程度の仕事をされる方かは知らなかった。いい人だけれど、 屋根葺き替え工事は 初めてだったみたいで、見通しのなさに わたしは次第に呆れ始めた。

「心を引き締めて ちゃんとしたお仕事をしてください。」
さっき、近所の弥生さんが 遊びに来て一緒に ロフトの「高低差」雨養生シートを作った直後、
Uさんに 改めて電話をした。わたしや 弥生さんが夜まで格闘しているのに、当人が格闘しないのは変でしょう?

真剣に生きること。
なにか方法があると諦めないこと。
それは、どんな仕事でも 同じ。
出会った人とは真剣に関わる。
いい仕事をしてください。
今は そんな気持ちがいっぱい。
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(今日も雨降り、廊下がきれいに掃除されて 今日も 役に立ってる「高低差」雨養生 室内型①号)

遊里庵 屋根プロジェクト 状況更新中

 
by ainohanaMusic | 2012-10-18 13:32 | 遊里庵屋根プロジェクト | Comments(0)