愛の花

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極楽鳥のぴーちゃん

8月6日
朝7時半から 大人の勤行が始まって、子どもたちは 朝食の予定だったけれど、
スタッフも 子どもたちも みんなで てるみぃーのうたを聞こうと急に思い立った。
なんだか、みんなで集いたい。

死んだばかりのぴーちゃんの亡骸を 
リトリートの初日に 切れてしまった わたしのお守りネックレスの輝く透明なスワロフスキーガラスと一緒に仏壇に供えて

みんなで居間に集まってもらった。
「さて、なにをうたおうかな?」と楽器を調整している てるみぃーが うたいだす前に
まず、みんなに ぴーちゃんの死を報告したら、涙が出そうになって みんなも シーンと静まって

わたしにも うたいたい歌が 出てきた。

わたしは羽ばたく♪

わたしはいきる そう思ってたけど   

わたしのいのちは もう終わりだった

 あなたはいきる わたしと共に

 わたしは羽ばたく あなたと共に

  あなたはいきる あなたのために 

  わたしは羽ばたく わたしのために 


なんどもなんどもうたって みんなにもうたってもらった。
このうたは てるみぃーの夫のBOOさんが 昨年末に 亡くなって 授かった歌だった。

「わたし」は 死んだ愛しい人で その人から見た「あなた」は うたってる本人のこと
死んだ人も 残された人も 自分をはばたかせてゆくことで 共に生きるといううた


なんどもうたってるうちに
これって お葬式?と 感じた。

そうだ 確かに 子どもたちも 大人も 鳥のぴーちゃんの死を 身近に感じ
死んだぴーちゃんと ひとつになって 今を 祝福している。

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ひとしきりうたって 大人は 朝の勤行。
勤行のあとのシェアリングは みながぴーちゃんのことを語った。

ぴーちゃんに関心を持てなかったという話し
くちばしが折れていて 正視できなかった という話し
最初に見たときに 長くはないな~と冷静に 判断していた話し

ぴーちゃんに愛着を持っていなかった話が初めてありのままに話されて
ぴーちゃんが死んだあと、ぴーちゃんの存在が 分け隔てなく
みんなの心に浸透したことが 不思議だった。

くちばしが折れていても
自分で食べれなくても
ピッピと わたしたちに 呼びかけて
穏やかに 懸命に いのちをつないでいたその姿が
みんなの心に沁みわたって行った。

ぴーちゃんは 極楽鳥だなあ~

みんなの心をひとつの場所に回帰させた。御役目果たしてるなぁ~ 今頃 楽しく飛んでるかなぁ~

生きてることの尊さ



最後の日の
夢のなる木のコンサート

てるみぃーにbooさんの話をしてもらった。
そしたらね、
booさんも ぴーちゃんも 死ぬ時は おんなじ。
あんまりおんなじだったから 驚いちゃった。

booさんも 静かだったんだね、旅立つ朝。
そしてぴーちゃんが 死ぬちょっと前に
体力を温存して ピーピーと2回 かわいらしく鳴いて わたしを呼んだように
booさんも死ぬ時 「あああああ」と声を出して ありがとう を伝えた。

そして、booさんは 水をのどに詰まらせて死んで ぴーちゃんは 餌をのどに詰まらせて死んだ。

でも、死ぬその瞬間まで しっかりと生きていた。

生きてる時間は 限られている。
だからこそ、尊いね。

最後のコンサートもね、子どもたちやスタッフにも聞いてもらったよ。
子どもたちは ときどき ぴーちゃんの亡骸を見に行っていた。

昔は こうして暮らしの中に自然に死があり、弔う気持ちが 育って行ったのだと思う。

生きていることの尊さも、限られたいのちを生きてることも 伝わって行ったのだろう。

すべてのプログラムを終了させてから 裏の庭に ぴーちゃんのお墓を作った。
こどもも大人も ぴーちゃんの亡骸に野の花を入れてくれて お墓ができたら
パートナーに促されて わたし流の 挨拶は・・・
「ぴーちゃん ありがとう!!また会う時まで 元気でね~」

お墓に向かって手を振ったら みんな手を振った。
なんだか、楽しい。ああ~よかった、みんなで見送ったよ~~



長野の 遊里庵に集ってくれた 大人12人、こども5人、子猫3匹、小鳥1匹

本願と出会うリトリート

今回の参加者は みんな初体験者ばかり

毎夏、育ってゆく子どもと一緒に 里帰りして いろんな体験を重ねて 自分に帰る旅を共に歩み続けてゆけますように。子どもたちが 仲良くなったね~

「サーモ~~~ン!!」(意味不明だけど、10歳のYっくんの愛情言葉、最後に流行りました・笑い)
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by ainohanaMusic | 2012-08-13 18:23 | リトリート | Comments(0)