昨年の夏のツアーの前にブログに出した一文
「被災地にもうたを運びたいと思っています。お声かけください」
に、まだ会ったことのない 前野さんが「釜石より切なる願いを込めて」というタイトルでメールをくださった。
仲間たちをうたで励ましてほしい~とのラブコールだった。
逢ったことのない釜石のみなさんが、避難所の炊き出しを自主的にされている「コスモス」という
喫茶店の自宅を会場にして、無料コンサートを企画された。
そのコンサートに来られた由美さんが 心が洗われた、と お礼のメールをくださった。津波で倒壊した町の中で新しい生き方を必死で模索しているメールだった。
「ほんとうの自分に帰りたいと願うのであれば リトリートに来ませんか?」と ご案内した。
由美さんは「這ってでも行く。」と即決し、リトリートに参加されるために長野に来て、見違えるように元気になって釜石に帰ってゆかれた。そして、今年は 仲間たちに有里さんのうたを聞かせたいから、企画できる自信はないけれど どうしても釜石に来てほしい~とメールをくださった。
「やり方がわからない、いったいどうしたらいいの?」
コンサートを企画したことのない 由美さんは みんなに相談した。
10年 花巻でコンサートを企画し続けている 恵さん
昨年、釜石での無料コンサートを企画した前野さん、遊佐さん
花巻のコンサートのサポートをして、陸前高田への被災地支援をしていたミッキー
同じく陸前高田への支援をサポートしていた しょうちゃん、かおりさん
みんながそれぞれに アイデアを出し、必要な時に 必要なアドバイスをしてくださった。
結果、
場所は 釜石の新生釜石教会
ミニマーケットをやり
2時間のコンサートと
シェアリング
また、今年は花巻では コンサートを企画せず
花巻の東和町のみんなが 釜石にコンサートスタッフとして駆けつけることになった。
コンサート後は、スタッフのみんなで 昨年の会場を提供してくださったコスモスさんで 打ち上げ
そのご、由美ちゃんと二人でジャズバーで 2次会。
すばらしい一日となりました。
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今、釜石の津波で浸水したホテルの6階に泊まっています。
昨年は、この場所は お店も家も 誰も暮らしていなかったな~
店が再開して がれきが撤去されて 家やビルが改装されて 新しい暮らしが始まっている。
そんな時期に 人が集って ほんとうの気持ちを語りあう時間はとても貴重だった。
コンサートの後、シェアリングの希望者だけで 残り 輪になって 静かな時を共有しました。
ハートの水晶は2回輪を巡り、みんな 一人ひとり この1年をかみしめていたようでした。

教会の前でも 打ち上げのコスモスさんの前でも みんな 立ち話が止まらず
別れがたくいつまでも語り合っていたのでした。
来年も来ることになりそうです。

(主催の由美ちゃんから 感謝の演奏 winwinの3人 リハーサルの様子)

(教会に入ったとたんに目に入った。この標語に共感した。津波が洗った教会の内部は 壁も天井も 柱がむき出しになっていた。牧師さん曰く なにもなかったようにきれいにしたくはない、傷ついた経験を抱えて生きてゆくのだと思っています)

(この日は やえはたのうえんの無農薬野菜、卵、クッキー 恵さんの天然酵母パン、盛岡の仲間の手作り服などが ミニマーケットで楽しく並んだ。被災地支援をしていたスタッフ曰く、支援物資だけではなく 楽しく素敵なものを 買いたいという欲求が被災地にあることを感じるので買いやすくて 素敵で 楽しいミニマーケットをひらくことにしたの。ほんとに、来られたみなさん 楽しそうに買い物されてゆきました)
明日は 盛岡の雫石のエコマーケットでうたいます。
そのスタッフとして 再び 花巻の恵さんが 現地に駆け付けてくれます。
ほんとに ありがたいなぁ~
出会いが 広がり つながり なにか 大切なものが 動いている実感があります。