愛の花

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気が晴れるまで泣ける場所 もりのいえリトリート

いいリトリートだっただぁ~
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もりのいえ

しゃべるより先に こぼれる透明な涙があまつぶのようで、

なかなか話し終えることのできない長くて繊細なものがたりに 輪になったみんなが全身を耳にして、両手をつなぎ、受けとめた。

Nちゃんが思い出したのは少女の頃の出来事。その出来事を刻印するかのような怖い夢も同時に見ていた。長く感じた母の助けを待っていた痛くて怖い場面から、「おばちゃん」に助けられて、「なぜお母さん来てくれなかったの?」とやっと母に訴えに行ったら、「あなたが悪いのよ。」と一蹴された その場面も悲しさもありありと伝わって、そして、その後の20年を 気持ちを伝える前に、考え過ぎて、我慢した日々も伝わって来て、ありのままの出来事と、想いをひとつひとつ過去から汲み取って言葉にする度に 滝のように流れる涙は浄化の雨のようだった。雨が降った後、ひらいたような彼女の晴れ晴れとした美しさに驚いた。

大切な想いをしまいこんで まわりに合わせて動くことで 人は「自分」を置き去りにしてしまう。

Nちゃんが泣いて、その雨粒は Tに伝播した。
すっかり意識から消えていた つらかった場面が よみがえって Tが泣きながら話しました。

父親が急に亡くなった時、ちょうど 長期休みで 休み明けに 再会した友人たちに その大切な出来事や悲しみを伝えられずに なにもなかったかのように 悲しみを一人で抱えて 頑張ってしまった。

Tが語り終えると Hちゃんが すでに泣いていて、 
「まったく同じことを わたしも経験しました。」と語り、語りながら流れる涙で そのことが影響し、感情と行動の分離してしていたことに気がついていた。

ふたりはハグしあって また 泣いた。

雨粒のような涙は、身体にも心にも沁みとおって、おひさまが顔を出すかのように 幼い子供のような無垢な笑顔に照り映えた。感情と言葉と行動が ひとつに溶けた。

頑張っているのに なぜか目標が見えてこない。なぜだろう?二人は 最初から そう言ってたよね。

内側が満たされ統合されると、ゆくべき道は 自然に見えてくる。
よかった、もう大丈夫。、なにが始まるのかは わからないけれど、新しい流れが始まるね。

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輪の中のみんなが、丁寧に話しおえた時

わたしも また 語らなくちゃいけない事柄があることに気がついていた。

2年前に母を亡くした3カ月後のお盆に 父が 長野のわたしの家に初めて来てくれたとき
父が激怒して 勘当されたままになっていること。

今のパートナーと出会ったばかりだったので、 紹介したかった。
 「大切な人がいる」と切りだして、父のげきりんに触れた。

思い返せば 父は 博学で正義感が強いが、体中に「正義」という名前の感情の地雷を抱えて生きていた。それは 女学校の校長先生であった おじいさんから 受けた仕打ちが変形したもので、本人の自覚とは別に 荒れ狂う「龍」のように 感情に触る「話題」には即座に反応を示した。

今、父は 母をなくして2年、一人で暮らしていて、どんなに孤独だろうか?徹底的な病院嫌いなので、どんなに具合が悪くても 我慢するし、人にも助けを求めない父。

父にありのままを理解され愛された記憶のないわたしは、父への感情が麻痺して、父の「逆鱗」と「勘当」の後 父への想いを膨らませる機会を掴めずに2年を過ごした。

「今は わたししか、孤独な父のそばに行ける人はいないと思う。」と言葉にしたら 涙があふれた。妹がたまに東京から会いに行くくらいで、身近な友だちを持たず、死期を待ってるような父。

ほんとうは優しく知恵深い父なのだ。その優しさや叡智を表現できずに子どもには、無関心で、母が入院した2年間は2歳~4歳の双子を 父が育てた。スパルタ的に躾けられて わたしも妹も委縮した。そのとき わたしも妹も「おし」だと思われるほど 声が小さくなった。母が退院して 父はまた子育てから遠ざかり無関心だったが、わたしたち双子が 時折 母を困らせると、 父の怒りが降ってきた。

わたしが、感情の「地雷」を意識的に踏むシェアリング、心を柔らかくするうた、自然の中の癒しなどを統合して 過去に封印された感情から解放されるリトリートを生み出したのも 父のような博識で聡明な人が 実際は「囚われの身」のように同じ場面で同じ反応を繰り返すのを 幼いころから見て育ったからだと思う。

人の進化成長には、「知識」ではなく、「感情の解放」・・心が柔らかくなることが必要なのだといつしか気がつくようになった。

細胞の中に生き続ける未消化な感情が、「今」を「過去」に縛り付けてしまう。その制約をはずれると、神性が目覚めて本来の美しさに回帰してゆく。すべてのいのちと同じ・・自然に伸びてゆける方向が 生き生きと動き始める。
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大雨が降って晴れ晴れと 晴れ渡るような しっとりと心にしみる
すばらしいリトリートだった~

前泊して、もりのいえのまぁさん、りえさん、なっちゃん、ゆきちゃん、こどもがかりのきみきみと6人でスタッフの輪を作り、ミニライブ、シェアから始まった、実質は3泊4日。

ぐんぐん ひとつに溶けあって
みんなが自然体に溶けて なんて居心地がよかったんだろう。


もりのいえのご飯はヘルシーで愛情と工夫がいっぱいで ほんとうにおいしかった~りえさん、ゆきちゃん、なっちゃん ありがとう~

こどもたちも どんどん柔らかくなっていったなぁ~きみきみ 子ども係を遊んでくれて ありがとう~

そして 参加された5名の方、一人ひとりへの想いは ここでは書ききれません。

今回はもりのいえのまあさんが参加されましたが その存在は貴重でした。

4名の女性と 一人の男性。女性は男性(ちちおや)の愛に包まれ、男性は女性(ははおや)の愛に包まれる。

そして男も女もなく溶けてゆく。
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次のもりのいえのリトリートの予定も 決まって 楽しみです。

2013・3月1日、2日、3日の2泊3日です。

ああ~たのしみだあ~ まだまだ 先ですが ピンと来た人は カレンダーに書きこんでおいてくださいね。

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付記

6月17日 父の日

もりのいえの帰り道 車の中から 父に電話しました。

2年前の夏に 父の逆鱗に触れて 勘当されてから2年ぶりに

ゆっくり 話しました。

「おとうさん、今日は父の日だね、知ってた?元気?」

まずは身体の事

そして こどもたちのこと

そして 父が一人で どんな暮らしをしているか。

そして
「来週末の土曜日と日曜日、静岡でコンサートなんだけど、金曜日 お父さんに逢いに行こうかな?」

「2階は空いてるから いつでも 近くに来た時は 食べるものと寝る場所は あるから。」

「ゆり子が 2年前にお母さんを侮辱したことは許せないが 自分は死期が迫ってるし、双方の事情も変化してきているので 逢わないということ(勘当)は 終わりにする。」


2年前の会話は、父にとっては
「ゆりこが お母さんを侮辱した」と わたしの感じ方からは 程遠いものに なっていました。

みんながそれぞれに かかえる感情の「地雷」・・・なぜか、目の前のことが見えず 過去の出来事の未消化の苦しみとすり変わってしまいます。 

わたしは わたしのパートナーを紹介しようとしました。そのことに、激怒した父。そして わたしを責めました。
「何故、おとうさんとおかあさんのようにできないんだ。(なぜ一生ひとりの人と連れ添えないんだ)。」

なぜ、激怒するのか?わたしには わからない。
なぜ、責めるのか?そこもまた わからない。
目の前のわたしを 見てほしい。わたしに気がついてほしい。
わたしも 感じている。生きている。

小さいころから、理解できない逆鱗に ただ 黙って耐えて来た長い歴史。
「反省するまで立っていなさい」と言われて、反省することが思いあたらないのに、金縛りのように立ち続けた記憶。

こうなったら 正直に話すしかない。

正直に話すと 父がさらに見たこともないくらい怒りに震えました。

「わたしは 幼いころ、お父さんとお母さんの言い争いのあと、お母さんがいつも叱られて 泣いているのを見て、言い争っても、いつも歩み寄りがなくて 母が父に叱られる それだけに終わるのを見ていて、一緒に暮らして共に成長できないような結婚はしたくないと思った。」

「おまえは 嘘を言っている、おとうさんとお母さんは言い争ったり、おかあさんが泣いたりしたことはない。」

「お母さんは台所で一人で泣いていたし、押し入れに閉じ込められて泣いてたこともあるし、金切り声で叫んでいたこともあった。」

「お前は嘘を言っている。お前はうそつきだ!」

「・・・・・」

そのときは、唖然としたのですが その後ふり返って 父には ほんとうに 覚えてないのだと気がつきました。 

父は母と穏やかに過ごした時のことしか 覚えていないのかもしれない。
確かに、言い争うことは そう多くはなかったかもしれない。
でも、子ども心は敏感で 才能豊かだけれど病弱な母が、父を楯にして生きることを選択しながらも、コントロールのもとでストレスを抱えていることは 理解していました。

家の中では 母しか、父に意見を言う人がいなくて、母が意見を言うと話は平行線で しだいに言い争いになり 最後には父が声を荒げて母を叱りました。

母が父のコントロール下にいてストレスを抱えていたことを 父は分かっていなかったのかもしれません。

対等な関係で、泣いたり笑ったり 怒ったり悲しんだりして 共に成長できる関係ってなんて ありがたいことだろう・・・

相手をコントロールするためにシェアするのではなく、ただ 一人ひとりが 自分のために 抱えてるものをシェアしてゆく。解決を求めず、ただ、話し、ただ、聴く 安全な場所。そんな「愛の生まれる場所」を作って共に進化してゆきたいと わたしは 次第に道を求めはじめたと思うのです。



2年前、父はわたしが 母を侮辱したと思いこんでしまいました。

父にとって 母は 苦労を背負って早く亡くなった父のお母さんとダブって、自分のお母さんを守れなかった悲しみや怒りが、 身体の弱い 母を守る決意にすり替わって行ったのだと思います。母は、父にとって 「守らなくてはならない」特別な存在になっていたのでしょうか?

母を疲れさせる存在は、自分の子どもであっても邪魔な存在に思えたのだと 今は想像することができます。

わたしは、20年前にも 父に勘当されました。
勘当が解けたのは それから13年後。母の努力もあったし、わたしもまた、父に逢えなくても 自分のできることをして 勘当が解けたときは 緊張もなく一緒に過ごせる関係になったような気がするのです。

最初の勘当は・・カリフォルニアに行かないようにという母からの長電話攻勢を 振り払い、電話の途中で切ってしまった時です。

父が 生まれて初めて わたしに電話をくれて言いました。

「お前は、お母さんの電話を切ったな!これで親子の縁は終わりにする。二度とうちの敷居をまたぐな。」


父にとって、亡きおばあちゃん、亡き母は 特別な存在だからこその怒りだったと 理解できます。でも、みんなが ほんとうは 輝く愛を持っているから、特別な人を愛して 他を排斥する必要はなく、いつだって目の前の人を心から大切にすれば 愛はあまねく循環して、孤独な人はいなくなるのではないでしょうか? 

これから そう たびたびは逢えないと思うけど そばにいてあげたいな。

やっと そんな気持ちになれたのは
もりのいえのリトリートのおかげです。
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ありがとう。


いつも いつも リトリートのたびに なにかに気がついて 溶けてゆく。

そんな機会を みんなで 作れている奇跡に感謝。

人生の転機に なによりも優先して集ってきてくれた みなさん 支えてくれた もりのいえの みなさん。

多忙の最中 「なによりも 自分が参加したい」とメールや電話も一時 停めて 「自分にかえる旅」に

参加同行してくださった まあさん ありがとう。


おっきな おとうさんみたいでしたよ。

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【今後の予定】


◆6月23日、24日は浜松でコンサート

6月23日(土)静岡県袋井市吉本有里 お話とうた

 今 どのように生きるのか、自分の心の真ん中で、なにを考え 繋がってゆくのか? 人を愛すること 人から愛されること、 その意味を、今、この時代で考えるときがきました  

会場 野草広場 袋井市可睡の杜4-1
時間 開場 18時 開演 18時半(約2時間予定)
参加費 大人2000円 中高 1500円(小学生以下無料) 定員 30名
ご予約&お問い合わせ 野草広場 0538-48-8002 fax 0538-48-8052

6月24日 (日) 浜松市 雄踏町 吉本有里 うたとお話し +笑いヨガ  

会場 浜松市雄踏町文化センターイベントホール 雄踏町宇布見5427
時間 開場 13時半 開演 14時 (2時間予定)
入場料 大人1500円 小中高 1000円(小学生未満無料)
主催 ラフターヨガの仲間たち   共催 浜松市雄踏文化センター
お問い合わせ 090-7609-0899(平野)または 053-596-1100(雄踏文化センター)

◆6月30日~7月22日は
新潟~北海道~東北~茨城 ツアーです。
その内容は 近日中に お知らせします。(新潟~北海道はゲストによこいてるみさんが一緒です)


◆ そして恒例好評のの遊里庵(長野)での3泊4日の夏のリトリー
は 8月3日~6日
と 8月24日~27日です。
スタッフは 2日前夕方までに集合です。
お子さん連れで参加できます。

また、7月30日(わたしの誕生日)に 静かなきれいな川原に 恒例のナチュラルサウナの設営をします。
設営に参加されたい方 一緒に作りましょう。







 



  
by ainohanaMusic | 2012-06-18 10:24 | リトリート | Comments(0)