リトリートが終了した翌日まで残ってくれた京ちゃんと一緒に片付けをしていたら、京ちゃんがポツリと聞いた。「有里ちゃんとわたしって どういう関わりなのかなあ?」
出てきた言葉は「一緒に作る仲間。」
いつの間に 一緒に歩くようになったんだろう?
最初は、わたしの願いを伝えてスタッフをやってもらっていたのに、いつのまにか、みんなが自分の願いを動き始めている。7年たった今も、毎年 スタッフに来てくれてる京ちゃん。
こうして、この世にはなかったものを 一緒に作ってきた。そして今も作っている。リトリートが終わった翌朝も、2人で朝の勤行やシェアリングしたり、ヒーリングを受けたり、近くの素敵な場所へ出かけてランチをしたり、お土産を買ったり、電話をしたり それぞれが日常へ降りてゆく準備をしているということを感じあいながら、やりたいことを提案し合いながら バス停へ送る最後の5分まで有効に時間を分かち合っている。7年前には八星も葵ちゃんも小さかったけれど 今は大きくなったよね。
日常の時間すべてが「自分で選んだ それしかない最上のスケジュール」ってことを感じとりながら 人と一緒にいられることは 幸せだし平安そのものだと思う。
今回、最初に参加を決めたのがRちゃん。「子どもたちが大好きな弥勒の照美さんとBooさんがスタッフに来てくれたらいいなあ~。」言われなくても、弥勒に来てほしいけれど、望まれたらなおさら、必然になる、2人のスケジュールが空いてて良かった!
初めての参加者が4人いたけれど、緊張感なく一日目がスタート。スタッフのみんなと3日かけて出来上がった柔らかな空気がみんなに伝わり、弥勒のオープニングライブも優しい♪会いたくて会いたくて会いたくて来ちゃったよ~♪
高烏谷神社では、幼いころから霊能者だったというMさんの言われるままに、2曲+即興を一生懸命奉納する自分に、笑えました。ほんとに一生懸命じゃないと人(神)の期待には、添えないのですね。今回のリトリート、参加者もスタッフも個性豊かで七色に輝いていたと思います。
自分の枠を外してゆく~ということ それは、関わる人それぞれが発信しているもののなかに「真実」を汲み取って受け入れてゆく時 起きるような気がします。
この日は、自己紹介的シェアリングの後、神社へお参りし、温泉のあと、夕ご飯そしてコンサート、夜は、大人は蔵のお部屋で静かに輪を囲みました。大人たちが自分の心を深めてゆく静かな時間を持つとき、子どもたちをしっかりと受け止めてくれるスタッフたちの存在は、大人にとっても子どもにとってもかけがえのない柱だったと思うのです。大人たちが自分自身を歩きはじめるとき、子どもたちもまた、自分自身を生き始める~そのものがたりをひらいてく環境を整えてくれたBooさん、照美さん、なみさん、京ちゃん ありがとう。そして、主人公を生きてくれた6人6様の参加者、あどけなく、繊細で、ユニークな7人のこどもたちありがとう。