愛の花

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北海道~茨城~長野へ帰宅

10日の 夕方 長野へ帰り着きました。

やわらかくて優しい笑顔で、帰宅を出迎えてくれたのは一足先に父親の家から帰っていた八星。
まずは、暗くなりかけた畑に遊人と3人で畑で収穫。(写真は今朝のもの)
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それから1か月の旅の荷物や音響機材、楽器を片付け 食べきれないほどのとりたて野菜で夕ご飯。
そして、深夜には 1か月 旅を分かち合った遊人から質問を受けて激論になりそうな気配の中、できるだけ伝わるように そして議論にはならないように そのままの言葉を重ねました。

言葉ではなく、ハートで感じること、素直な本当の思いは 過去の記憶の集積を繰り返し語ることではなく、
今 体の中に動く 怒りだったり 悲しみだったり その動いてるものを 素直に受けとめて、解放してあげることで 感情が動き出し、生きた言葉が内側から紡がれてゆく。
 
日々変化してゆく自分と出会う~ そんな「今」の瞬間の出会いが、おのずとお互いのほんとうの姿を導き出してくれる。

わたしが、コンサート&シェアリングで なにをしているのか?日常のわたしの言動も、彼には 理解することが難しいところがあって、それを ずっと観察&判断していた遊人の存在のありかたは わたしには心地よくなかったけれど、この夜の問答は 彼の中の疑惑を解く手がかりになったように感じました。 

「今、なにを感じてる?」
日々わたしの暮らしでは自然な問いを、旅の途上で 彼に対しても投げかけたけれど、目的や合理性を重んじた彼の人生の中では なじみのない問いだったようで、なにを聞かれてるのか、なにを答えればいいのか 分からない~と当惑する彼と、そのような彼にまた当惑するわたしでした。

8月9日の 茨城のコンサート後のシェアリングで、Tちゃんが輪の中から遊人の前まで歩み寄り 目を見つめ両手を握り 訊ねました。「今、遊人さんは、なにを感じてるの?」
 
今を 一緒に生き 分かち合いたいとき あふれ出てくる 愛の言葉。
ハートへの直球。

それを 最後のサークルで わたしの今回の旅のパートナーに、一心に注いでくれてありがとう。

自分には なにも問題はない、感じていることもない、ただ みんなへのアドバイスがある。それも また その人の真実かもしれないけれど、そんな外への思いもいったん手放して 一歩自分に歩み寄って 寄り添い それぞれが 自分を正直に見つめることで やわらかな自分自身が開き シェアリングのサークルが少しづつ深まり育ってゆく。

ツアー最後のコンサートはシェアリングを大切に感じる仲間たちがお互いをいつくしむ思いで そこにいてくれ、喫茶ポプのオーナーや初めて出会う人たちも共に感じてくれ、また、旅のパートナーであった遊人は、この1カ月という長い旅の中 「心を開く」ということにチャレンジしながらも 助けてくれたことに感謝です。

過去ではなく、「今」を感じ出会い続けてゆくわたしたち。
 
1か月の旅のパートナーを今朝、大阪行きのバス停まで送り、今、一息。
また 新しいサイクルが始まってゆきます。

朝9時、サラが来てくれて 屋根裏部屋作りが始まったところ。。
夏のリトリートに間に合うように もうひと部屋できるかな~~楽しみにしていてくださいね。

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さて、旅をさかのぼって 簡単ですが報告です。

7月28日 札幌はエルプラザの音楽室で
「もうひとつの命のためのコンサート」

誠さんのご縁で東京で出会っていた音まるさんは 昨年11月 札幌 「青い空 流れる雲」のコンサートに来てくださって再会。今回のコンサートにつながりました。音まるさんは、音楽にほんとに詳しいんですね。
20分ほど、癒しの音楽が人の体や心にどう影響するか?というお話をしてくださってから ライブに入ってゆきました。「もうひとつのいのち」って 魂だったり、細胞だったりするんですね。

音と言葉が まっすぐに人の細胞に沁み入り ゆっくりと滞在し 心と体をほぐしてゆく。
そんなコンサートを企画してくださってありがとうございます。
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ライブあとの対話も、翌日のやりとりも この出会いがまた育ち、次へと紡がれてゆく そんな確かさを感じさせていただきました。前面に出ようとするのではなくサポートするミュージシャンの存在が 全体の中でどれほど光るか 支えることの大切さを 心をこめて しの笛の遊人にも伝えてくださって、ありがたかったです。受付やお手伝いくださった奥さま ありがとうございました。

7月30日 誕生日は然別湖で過ごしました。
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温泉の気持ちいいホテルでの宿泊が、今回の旅のパートナーからのお誕生日プレゼントでした。
プレゼントって、エネルギーを与えたり 与えられたり エネルギーの循環。循環の源は「愛」だから うれしい。今回は、受け取ることが新鮮で、味わい深かったです。

帯広でのお誕生ケーキとお花のサプライズもうれしかった。ありがとう。

翌日はキャンプ場で1泊、
自然の息吹が体にしみこみ、くつろいだ 豊かな二日間でした。

8月1日 帯広 キッチンノートでコンサート。
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昨年11月に上士幌で、ミクシーつながりのななちゃん、よっちゃん、林さん、17年ぶりの再会を果たしたネコさんたちがコンサートを企画してくださいました。それぞれが、人生のドラマを消化して愛が深まり、出会いの一つ一つを大切にしていることが コンサート前後の みんなの言動からひしひしと伝わってきていました。

また、逢いたいなあ~そんな思いが ♪輝く人へ という歌にもなって降りて来て また みんなで集えたこと
ほんとにうれしかったです。

コンサートの後、オンネトーへよっちゃんに案内してもらい、あたたかい滝のプールでも魚と一緒に 思わず泳いでしまいました。
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ななちゃんとも、ねこさんとも そのあと、それぞれに話ができてほんとによかったな~。また、次の出会いが今から楽しみです。

8月3日 夕方 富良野へ向かいました。富良野の宿に落ち着いたころ 伊達の洋子さんからメールが入っているのに気がつきました。

「丘の上のテラスの吉田さんにCD渡してあるので 連絡してみて~」
電話をして4日の昼ごはんをご一緒することになりました。

4日 朝、上富良野の温泉めぐり。。そして昼はアロマショップの「丘の上のテラス」へ。。
アロマのワークショップの前に、かわいらしいお店の横のスペースで スタッフの男性の手料理をごちそうになり数曲 歌うと いつのまにかアロマのクラスの生徒さんもみんな集まっていてミニコンサートになりました。
洋子さんが繋いでくれた新たなご縁、これもまた 育てて行けたらいいな~あたたかい出会いでした。
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富良野から二風谷へ。アイヌ資料館に立ち寄って 暗くなるころ キャンプ場へ到着。二風谷の空気は わたしには安らいで この夜 みなが寝静まったテントサイトで 久しぶりに瞑想に入っていました。

言葉では心の奥まで触れられないブロックの固い身近な人へは、母親のような想い
「生まれてきてくれて ありがとう。素直に ありのまま まっすぐに育っていってね。」という そんなふうに祈るように包み込むことが 双方への 癒しであるように感じられた夜でした。
 また、一方では 長野の遊里庵で 共にあろうとする同じ方向性で近い感性の人たちと 暮らしのコミュニティーを育ててゆこうと 前向きな思いが湧いていました。

5日、アイヌ文化資料館を再び訪ねてから、午後は ニセコに向かいました。
こちらも 着いたのは夕方5時ころ。

羊蹄山が見渡せる気持のいいカフェ「小麦の家」のオーナー親子は 遊人のお友達で、彼がどうしても来たかった場所でした。天使が降りてきそうなクリアでおしゃれな空間で 数曲歌いました。オーナーのお二人の繊細な人柄、おいしい珈琲とケーキをありがとう。 また 次に来るとき(伊達の洋子さんが、実は来年の6月と決めてくれています。)は ささやかなコンサートができそうですね。

ニセコの温泉を経て、この夜は伊達のアルトリ岬に近い洋子さんの家まで車を走らせました。夜、ゆっくり話せてよかった。翌朝は浜辺で貝を拾いました。
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 来年は6月に北海道 そして7月が 東北。
「ひびきの森」で 花巻のめぐみさんと伊達の洋子さんが 初めて出会い 二人で相談されたとのこと。。
ありがとう。

また そのとき 出会いに行くね。

8月6日 苫小牧から 茨城県の大洗へ フェリーに乗りました。
夕方6時過ぎに乗り、7日の午後2時過ぎに到着。

フェリーの旅は快適でした。
お風呂→夕食→映画→就寝
翌日は、起き上がると 揺れが気持ち悪いので ずっと横になっていたら 睡眠不足が解消されてちょうど良かった。

7日 大洗で みえちゃんと合流。みえちゃんに案内されて
「ゆっくりぼっこ」というスペースを訪ねました。家族で自然豊かな小高い山あいの広い庭と民家を整え、ガラスや陶器などの素敵なクラフトを展示されていました。ここでも少しだけミニコンサート。。

そしてみえちゃんのお宅で1泊。1年に1回の茨城のコンサートで出会いを重ね、貴重な再会の時、ゆっくり話せて良かった。そして 手料理と癒しの空間をありがとう。
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8月8日 茨城は十王町ストーンビーチでコンサート。

志摩さんの家族と 1年ぶりの再会。
こどもたち、大きくなったね。
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この日のコンサートは 大人が15人、こどもが15人。。

印象的だったのが、前年までは 歌には集中せず遊んでいた子どもたちも 歌もお話も大人に交じって一心に聞いていたこと。いつのまにか成長して 同じ 心の世界を 分かち合うようになっていて 驚きました。

夕食をストーンビーチでいただいてから 夜の砂浜でシェアリングをしました。
ちょうど、役に立った キャンプ道具。
ランプ、懐中電灯、みつろうキャンドル、蚊取り線香。

また、心に響いたのは 志摩さんの長女Mちゃんが 他の子どもたちは遊んでいるのに、自らシェリングの輪に入って
みんなの話を一心に聞き、そして シェアしてくれたこと。。

「わたしの夢は 有里さんみたいになること。今は お医者さんもいいなと思うけど 人の心をいやすことができる歌手になりたいな~と思う。有里さんを尊敬しています。」

恥ずかしそうにそう語ってから とてもうれしそうに 脇の砂を掘っていました。
思い切って本当の気持ちを話した その解放感とうれしさが 伝わってきました。

シェアリングの途中、雨が降り始めました。
誰一人 その場を離れず 雨に濡れながら シェアリングを終えたら 雨が上がりました。
浄化の雨だったんだね。

砂浜からストーンビーチの駐車場まで歩きながら Mちゃんと話しました。

「伝えてくれてありがとう。とてもうれしかったよ。そして、自分の気持ちを自分でわかっていて 伝えられることは すごいなあ~自分の夢と出会えていることも すごいなあ~自分の気持ちがわかっていて、向かう方向が分かっていたら 到達できるよ。自分を理解すること、夢と思えることに出会えてるのは 一番の力だよ。よかったね。」

「ありがとう。」そう答えた Mちゃんは、そのあと即、お母さんとお父さんに
「お母さんの夢は何?」
「お父さんの夢は?」

と聞きに行ったそうです。子どもの心は 純粋だね。

わたしたちも ともに育ってゆきたいですね。

志摩さんファミリーあたたかい時をありがとう。

8月9日 は 茨城県ひたちなか市 喫茶ポぷでコンサート
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ここでは、やっぱり1年ぶりの再会、るみちゃんの家族に迎えられました。1か月のツアーの最終日 最終地は茨城の親しい友の家、
ほんとうに ゆっくり語り合ってくれてありがとう。

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ちょっと、走りましたが 報告を終わりますね。

車は3500キロ走りました。明日、すり減ったタイヤを交換します。そして、次は 夏のリトリートです。
スタッフのみんな、そして 参加者の皆さん 待ってますよ~

始まったばかりの 屋根裏部屋作り、サラが奮闘してくれています。
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まずは、窓の空間が空き、窓枠が入ってきています。
by ainohanaMusic | 2009-08-11 15:33 | 心の旅日記 | Comments(0)