浜松は袋井市に 野草広場がある。木の香りが素敵な気持ちのいい建物の1階が 野菜や果物やパンもおいてある品揃え豊かな自然食品店になっていて、2階がフリースペースになっている。
3年ほど前に 浜松のコンサートを企画してくれた陽大さんが、宿を野草広場に決めてくれた。
そのおかげで わたしは 野草広場のオーナーの石垣さんと20年ぶりの再会をした。
20年前、石垣さんは「80年代」という 面白い雑誌を編集されていて(脱原発や自然農、大倭紫陽花村のことなどが紹介されていた) わたしは その読者であり、またエコロジー系のお祭りで歌をうたっていて、なんどか お祭りでお会いしていた。
再会したとき、「久しぶり」その声は 20年前と変わらない ふくよかな声。
震災を機に なにかやらなくちゃ~と動き出したちょっと上の世代の不思議な人の一人。
お会いできること、つながれること そのものがうれしい。今年で 野草広場のコンサートは2回目。
コンサートの企画は おっさまが つないでくれた。ほんとうに ありがたい・・昨年は伊豆のモコちゃんがコンサートに来てくれて 今年 そのご縁で大月市のコンサートがあった。
2時過ぎに 野草広場で買い物をしていたら ひょこっと現れた石垣さん。
ご自宅に招かれて 近況を交換。不思議話も 相変わらず。楽しいひととき。
「今日は 申し込みが少ないからこじんまりとやりましょう。」
でも、結局 20人を超えて いい感じの人数になりました。
前日のヘンプワークショップに参加して、お母さんを連れて 再び参加された方、
急に思いついて、夫を誘って 連日の参加してくれた素子さん。友達をさそって、自分は参加できないのに 案内してきてくれた方、当日 たまたま 石垣さんのパートナーの野草診療所の石垣清水(きよみ)先生の診療を受けに来ていたご夫婦、いくつかの偶然が重なって、集まってきたみんな。
数年前から、ときどきメールをくれるようになった男性がいて、その方が ほんとうにうれしそうに
一心に歌を聞いてる姿を見て ありがたいなあ~と感じてました。待っている人がいるって 贅沢なことですね・・
「自分に帰ってゆく」 この魂の旅 生きることを支えあっている ご縁の仲間たちが集まってきている実感があった。
コンサートのあと、野草広場のスタッフが握ってくれたおむすびを食べながら 輪を囲み、シェアリングの時間を持った。
楽しくて満ち足りた時間だった。
石垣さん、清水先生 お疲れさま~また 行きます。
集ってくれたみんな ありがとう。
コンサート前後に石垣さんと話した時、
「個人戦だと思ったら 団体戦だった」という言葉があり、
「お父さんにそろそろ、死んだら終わりじゃないって話した方がいいよ。」
というサジェスチョンがあり
清水先生からは
「市役所の担当の係りの方に 一人暮らしのお父さんのこと 一度相談しておいた方がいいよ。」
というアドバイスがあり
その両方を さっそく わたしなりに実践させていただいた。
団体戦の中に生かされているワタシ。目指すは・・極楽・・ですかね、
ありがとうございます。