25日、高知市にある真紀さんのおうちの離れで目が覚めて、真紀さんの手料理の朝ごはんと淹れたての珈琲をいただいて名残惜しい場所から出発した。真紀さんのお家のお隣が空いて、ご主人が改装したという事務所は竹を使って内装されていた。また、地域猫を可愛がって餌やりしていて、その暮らしのあれこれがわたしの暮らしとも通じ、心が喜んでいた。また巡り逢いたいな。
さて、今日は墓参り。まずは、種間寺にある母方のお墓へ。
なんだかしばらく誰も参っていない感じ。草を取り、落ち葉を掃き、お花とお菓子をお供えして蝋燭と線香に火をつけ祈った。おばあちゃん、おじいちゃん、叔父さん お久しぶりです。お元気ですか?わたしは相変わらず、志を持って歌い続けています。一緒にやれることがあれば やりましょう。
手早くやったつもりが2時間経過、急がなきゃ。
次は、高知商業高校裏山にある父方先祖代々のお墓へ。
ここは近くに駐車場がないので、道にお墓参りの道具一式を下ろして、近くの病院の駐車場に置かせてもらっている。コロナ期間は来なかったから4年ぶり。木々の葉っぱが茂り、影になり、落ち葉が積もり、草が生え、端っこの墓石は土砂に埋もれていた。わたし一人でどこまで 整えられるだろうか?
まずは、蚊取り線香を煙幕のように炊き、草刈りと落ち葉かきを開始。
墓所の半分くらい やろうと思ったけど、救助されたい墓石があっちもこっちも「僕も」「わたしも」って声かけてくるから、滴る汗を拭う間もなく両手両足を動かして働いた。
夕方4時になって、もう幽霊時間だ、急いで退散しなきゃと思い、お花を供える。
おじいちゃん おばあちゃん お久しぶり。わたしは相変わらずおっちょこちょいです。蚊取り線香を墓石に乗せてすみません。
お祈りの時間がなくて、南無阿弥陀仏を10回唱えて、車を取りに行った。4年前と同じ人がお墓を下って行った家の前で待っていて、
「お墓を異例にしてくれてありがとうございました。」と頭を下げた。
不思議な方....
「なぜ、綺麗にしたって分かるんですか?」
「時間が長かったから......」
この方は、先祖の代理人でお礼を言ってくださるのだろうか?次回はそれも聞いてみよう。