3月28日、午後3時近くまで 満月リトリートの片付けに動いてくれた奈良のみどりちゃんを駅に送り、その足で両親のくらす焼津へ向かいました。
母は、わたしが2歳半のときに肺を患い1年半入院。手術もして、 人一倍肺活量の少ない母は、わたしがカリフォルニアにいた頃 風邪をこじらせ倒れて、危篤に陥りました。(そのことがきっかけで、わたしが日本に戻ってきたのですが)なんとか持ち直し、今は 定年退職した父と二人で 静かな暮らしを営んでいます。
早めに休む両親と、少しでも くつろいだ時間を持ちたくて7時を目指しました。
選んだ道が 土砂崩れのため閉鎖されていて迂回することになったが その後スムーズに
飛ばすことができて 目指す7時ぴったり到着。
よかった~、一日でも、すごく貴重。両親が起きてる時間に着けて良かった~!
実家では やりたいことが5つ。
ひとつは 両親と座って 話す なにげない団欒。
2つ目は 八星(アマチは バスケのため長野に残った)と、映画館に出かけること。晴れたら東照宮にも登りたい。
3つ目は 日ごろなかなか 時間がないので ヘンプアクセサリーを心行くまで編むこと。
4つ目は レコーディングしたい歌が 4曲。
5つ目は 高齢の両親には 拭き掃除など たいへんなので、八星と二人で お掃除。
4泊5日は 瞬く間に過ぎてしまいましたが やりたいことは すべて やれて ありがたや~。
ほんとうはお料理も してあげたいのですが 仕事も家事も子どもの世話も 大人が一人の日常は 日頃から 食事は 簡単。仕事をしていたら 昼間は 食事も忘れてしまいます。映画館に出かけたりしても 帰れば ご飯ができていたり、集中して仕事しても、八星は 両親とご飯を食べ 団欒していて 実家のありがたさを味わいました。
レコーディングは 新曲♪ワンネスを 4月24日 大阪でコラボする予定なので デモ録音が必要で 取り掛かったのですが なんだか 次のCD製作への 呼び水になりました。
なんだ~、一人でも 録音できそうじゃない?
CDのタイトルのインスピレーションも やってきたよ。。
(仮タイトル)♪ 静音① 夢サイト
光になった誠さんが 旅立つ前に 夢の中で『有里が歌ってたよ。』と書き起こしてくれた向こうの世界から 届いた まだCDに未発表の12曲
♪ 静音②
リアルサイト 現実の有里に 降りてきた CD未発表の 12曲
2006年1月に「こどもたちの心」「観音さま」の2枚のアルバム(24曲)を 同時リリースしたけれど もしかして 3年後の2009年1月くらいには 2枚完成できるかなあ?
もう、始まってしまいました。。試行錯誤の日々になりそうです。
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さて、77歳になった父が、なんだか大切なことを語ってくれました。
胸に響いています。
遊里庵の雨漏りのことも心配してくれて
一刻も早く 屋根を張りなおさないと~根太が痛むから 梅雨前には工事に入った方がいいという見解を 踏みとどまらせてくれました。
数百万という 費用は 今 わたしには ないのです。
ないものは ない。ないのだから 時期を待つ。
根太が痛んだら それでいいじゃないか~
ほんとに そうですね~。
数年計画で 実現させたら いいと そんなふうに 今 思っています。
また、父曰く
「お母さんより 早く逝くわけに行かないから 一日でも一緒に生きられるように 一日一日を 生きてるよ。お母さんが 亡くなっても そう思えるかどうかは わからない。でも、今は
『一日生きて、丸もうけ。』 そう思って いきてるよ。」
母が危篤から持ち直してから 父は そう思うようになったのだと思う。もう、あれから 8年。ただ、生きてるだけでありがたい~お互いに そう、思い合って 寄り添う日々がこの世で体験できるのは、ありがたいですね。
ところで、わたしは、誠さんが 光に旅立ってから、1年くらい あの世に心が向いていました。
早く また会いたいな~と 心底は、いつも感じつつ
生かされて、生きることになっている自分の道を 受け入れていました。
でも、あの世と、この世に分かれてしまったことを 受け入れるのには、涙が たくさん必要だった。
あの世とこの世を隔てる壁。それを、初めて味わった。
それは、目には見えないけど 実在する別次元を、いつも 感じ取る 鍛錬であり、今は、生きているけれど、いつかは この世にはとどまれなくなる肉体のリミットを知って 今 ここにあることをありがたく思える気づきへの道のりだった。あの世に逝ってしまうまえに 子どもたちや 無数の魂の家族たちに手渡しておきたい 大切なものがある。今、それを自覚して 取り組んでいる。
「一日生きて 丸もうけ」 ほんとに そうですね~。
今日も 1曲、録りましたよ~。
今は この世にいながら あの世の誠さんと時々コンタクトがあります。
誠さんは おかしな人で ほんとにリアルに ちゃあんとメッセージをくれるのです。
あの世にいても 肉体のない意識体でも 個性は変わらず けれどもクリアな意識で大胆にメッセージをくれる。誠さんらしい ユーモアのセンスを持って。
それで、今は、
長い長い 魂の転生の途中で 会えないひとときをも 愛を育みあっていることが、なんだか、
ロマンチックなことだな~と思っています。
そしてまた、この肉体を持っている間に また誰かを愛することがあるとしたら、それは 誠さんを忘れることではなくて 誠さんを忘れることなく愛しているわたしを 愛する人との出会いであり、また そのひとの中に 誠さんも存在するのだろう~と そんなふうに 感じています。
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さて、両親の家を後にして 4月4日と5日は
八星の中学入学式、アマチの高校入学式 と続きました。
今、二人はそれぞれに自転車で 学校に 通い始めています。
アマチの高校は 我が家から 遠いのですね~。
自転車で坂道を30分 電車で15分 徒歩で30分の道のりで しかも電車が1時間に1本しかない。
朝も帰りも 送り迎えをしてあげたい心を抑えて 二人を送り出しています。
ひとつの肉体で やれることは ひとつ。
わたしは今年は 自分の世界(音楽)を深めていきたい。
昨年は 1日2時間の、遠距離通学の子どもの送迎を始めとして、雑用に追われた1年でしたが今年は CD製作にも入ってゆきたい。
アマチも八星も それぞれに 自分でできることは自分でクリアしてもらい お互いの大事な世界が深まり展開してゆける豊かさを、分かち合ってゆこうと思っています。