愛の花

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満月リトリート二日目

二日目の朝。

朝7時半。
ネイティブドラムを鳴らして 始まりの合図。
祈りの間(わたしの部屋)で 朝の勤行(お念仏と瞑想)。

いつも不思議なのですが 勤行をすると 参加者の中から
「祖母や会ったこともないご先祖さまが 一緒に座って念仏していました。」というようなことを伝えられるんですね~。
 ナムアミダブツは サンスクリット語で
「人知を超えた無限なる光にお任せする」といった宣言の音の響きらしいのですが
祈る習慣の少ない現代では 自分の代わりに祈ってほしい先祖が絶好の機会を 喜んで共に祈りに来るのでしょうか。
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今回はシェアリング(自分自身の感じてることを判断せずに語る。参加者みんなが 話すこと、聞くことに判断せず、ただただ感じた事を素直に語れるスペースではシンクロも起こりやすく、深い癒しが生じる)のサークルにも 座ってる参加者だけではなく、参加者の家族の痛みもリアルに伝わってきて リトリートに来ていない家族にも参加者から光が届くことになったと思います。濃いリトリートでした。。

スタッフの真心のこもった朝食をいただいて、高烏谷神社にみんなで歩きました。まだ2歳にならないAちゃんをベビーカーに乗せて坂道を歩いてきた3人の子どものお母さんに、
「連れて行きたい?それともスタッフにお願いしてみる?」
と、訊ねました。

子育て中のスタッフのりちゃんに携帯で電話。
迎えに来てくれました。

リトリートでは スタッフの仕事も多いので まだ幼い子どもを完全に世話することは無理なのですが 必要に応じて スタッフも頑張ってくれるんですね。ありがたいなあ~と思っています。
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高烏谷神社をお参りしてから
赤松林の広い境内の、段々畑のように 広くて平らな場所へ。
木漏れ日の当たる 人気のない 土の上にビニールシートを敷いて 体を緩め
お互いをヒーリングしあい、それぞれに「呼ばれた」気のする場所で 一人ひとりの時間を過ごしました。緑の中で、みんなとそして一人で過ごす時間は 広がりがあり 貴重ですね~。

ランチは スタッフが車で運んでくれました。
寒くもなく暑くもないこの季節に 緑の中で過ごすのはとても気持ちがいいのですが、Nちゃんが花粉症で辛そう。野外の魅力も感じつつ、3日目、4日目は室内で過ごす流れにしていきました。
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午後はコンサート
そしてオプショナルタイム。
一足遅れて参加のSさんも合流し 和やかにお月見をしている頃、
「このまま終らせてはいけない」という声が聞こえました。

そういえば まだ 日常の延長線上に みんなの意識があり、楽しく和やかなのだけれど
ふか~い痛みや 思ってもない「体の声」を ありのままにシェアする人は 現れていなくて
人にどう思われようと関係ない「自分自身」の声を振り絞ることで 自分と出会ってしまう感動的な揺すぶられるシーンが現れていませんでした。

このままじゃあ、なんのためにリトリート やってるのか分からない。
おいしいもの食べて くつろいで 温泉に入り、音楽を聴き 友達を作るだけじゃあ
わたしのやりたいことじゃない。

日常を根底から変えてゆくほどの「自分自身」との出会い。
居合わせたみんなと、自他の境界線がない信頼感が生まれるダイナミックなサークルの体験。
それを体験して欲しくて 場を整えているのに。。。

サッシーの数日かけて仕込んだカレーをいただいて、美しい満月を縁側から眺めました。
ゆかりさんのりんごゼリー、エコさんのヨモギもちのおしるこをいただきながら、
「今晩は 深いシェアリングになりますように」、と祈りました。

この夜 シンクロが始まりました。

インナーチャイルドの癒し。

頭を使ってしまうがために なかなか感情が溢れてこないし、リアルな現実が 夢のように消えてしまうんじゃないかと現実に着地しにくいというHちゃんに
自分でも思ってもいない激しい感情が爆発するように あふれ出てきました。
冷たい母親に対する不信。
そしてほんとは やさしく触れてほしかった愛されたかった~その本心に触れると
慟哭が止まらない。

その感情の爆発は連鎖して
次々と他の参加者のパンドラの箱を開けていきました。

普段硬く閉めているパンドラの箱。

それを開けると 

箱が消失して中身に光が当たる。そうすると怒りや悲しみが爆発的にほとばしり出てくる その現場に居合わせたみんなが ただただ祈り手を握り 見守る。 

怒りや悲しみの形が変わってゆく。
怒りや悲しみの底には 愛情への渇望があり
それを言葉にしてゆくと泣けてなけて 硬くなっていた心が どんどん溶けていくんですね。
表情も声も波動も どんどん柔らかく変わってゆく。

パンドラの箱を開け 自分に向かい合っている一人を愛を持って見守り支えるサークル。
ほんとうの自分に出会えることを信じて見守り続ける。

そこに必然的に座るお互いがどれだけ力になることか。

参加者8人(一人はこどもを寝かせるために参加しなかったので)とスタッフ二人
9人のうち半数は、自らの体に埋まっていた感情の地雷を踏むことができて、 深いシェアのシンクロの波に洗われ解放され、サークルの波動が軽く細やかに なりました。

夜12時近くなり 巫女のようなSさんがハートの石(語る人が持つトーキングスティック)をとり、
涙と共に語りました。
「わたしたち、ここで集う約束をしていたような気がする。そして、コミュニティーのように みんながそれぞれの仕事をして共に暮らしている風景が見える気がする。約束が果たされてとても嬉しい。今、喜びの舞を舞いたい。」

ということで、のりちゃんのインディアンフルートでみなで「鶴の舞い」をしました。
前回の夏のリトリートから 始まったことですが シェアリングが深まり 参加者のトラウマが浄化されると誰かが
「踊ろう!」と 自然に言い出すんです。

蔵の外は 満月。

魂の家族が ここにまた出会った(再会した)夜となりました。
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by ainohanaMusic | 2008-03-25 22:40 | 心の旅日記 | Comments(0)