愛の花

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労を惜しまない幸せ③ツアー報告 智頭町

11月18日、普門寺の朝。
まだ暗い朝5時半、砂利を踏みしめる音と木魚の音に あわてて起き出して勤行を共に座り、朝食に招かれてしばし歓談。8時には 鳥取は智頭町の直ちゃんの家にに向かう。

2000年、わたしがまだカリフォルニアの山の中に暮らしていた頃、沖縄から足の指で絵を描く車椅子の木村ひろ子さんが訪ねてきた。体が自由にならないのに、そして年齢も60は超えているのに、思ったことはすべて実践する彼女に、広島に呼ばれコンサートをした。続いて、沖縄、そしてオーストラリアでも。。自費で現地まで行ったが、彼女に言われると どこまでも行ったものだ。わたしが行かなければ 彼女が来るという。。そのまっすぐな姿勢にやられてしまった。
 そのひろこさんの介護をしていたまーちゃんに紹介されたのが 直ちゃんだった。

この7年、直ちゃんは夢を実現し続けてきた。
最初は、野土花(のどか)という山奥の集落のわらぶき屋根の古民家を喫茶店にして、憩いの場とする奇跡をやってのけた。お店など一軒もない 山奥の集落にたくさんのお客さんが憩いを求めて足を運ぶようになり、わたしも何度も 野土花でコンサートをさせていただいたし、CDもお店に置いてくれて 置いた分はみんな売れて行った。

その直ちゃんが恋をした。随分年上でサラリーマンタイプで どこがいいんだろう?と最初は思いましたが(ごめんね、しょうちゃん、今はなんて素敵なパートナーだろう、と心から思ってるよ)何年も 直ちゃんはしょうちゃんが好きで好きで よく泣いていました。直ちゃんは 片手間に付き合うのではなくて 一緒に生きたい~とそればかりを願っていたのでした。

そして二人は ほんとに結婚したのですね。。しょうちゃんも なんだか変わりました。本気で生きはじめたっていうのかな~。柔らかな中に中心が備わった感じです。
結婚式は 今 二人が暮らしている しょうちゃんの生家で、お料理も飾りつけも手作りの素敵な結婚式だったようです。直ちゃんは 忙しい野土花を辞めて、今は 手作りの暮らしを楽しんでいます。

直ちゃんが言いました。
「どこにしようか迷うくらい たくさんコンサート会場の候補が あるんよ。
でも、今回は うちが一番いいなあって思うの。お昼くらいからぼちぼち集まって ご飯を食べていただいて それからコンサートして 少しゆっくりしてもらいたいなあ。。」
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ほんとに いい一日だったね。
盛り付けもお料理も手間隙惜しまない心のこもったもので、素材の野菜は二人の畑から。。デザートのケーキが出たときはみんなほんとうに嬉しそうだったね。
しょうちゃんは仕事から帰ってきたらずっと動いている。こまめにずっと生活を作り続けているんだね。
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二人はまた新たな夢を実現しそうです。
二人の家のはす向かいにある 元郵便局を改装して喫茶ギャラリーをやると決めたんですね。
しょうちゃんも公務員を辞めて、遅くとも2年後までにはお店をオープンするそうです。
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わたしも古民家の改装を始めたから とっても関心のある 古民家のリフォーム。。しょうちゃんの腕はすごいね~。トイレやキッチンが見違えるようでほれぼれします。
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あったかいお店になるね。

思いついたこと、あきらめなければ実現してゆく。

二人を見ていると とても嬉しい。

当たり前だけれど 探してもないもの。

それは、あたりまえの風景を幸せの空間に自ら満たしてゆくこと。

幸せになるのに労を惜しまないこと。
by ainohanaMUsic | 2007-12-29 01:34 | 心の旅日記 | Comments(0)