愛の花

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夏のリトリート 準備編 神稲いのちのフロンティアとスタッフ

8月7日。
昼ごろ、高遠の県営住宅を出発。音響機材から楽器、生活用品から食料品まで2台の車に満載。自宅でなくて、セミナーハウスでもなく、ほとんど人の手が入っていない山奥の古民家をお借りするとなると引越し並みの荷物になる。直前にならないと決められないスケジュールをコピーするためにコピー機まで車に積んだ。
「命のフロンティア」は、町の高台に宿泊場所もお風呂も多目的ホールも整ったセミナーハウスを運営しているが、あえてセミナーハウスではなく山奥の古民家を使わせていただいたのは、大人も子どもも、自然の中で自分を解放し、本来の暮らしや自分自身を発見する「命の洗濯」をして欲しかったから。そして、わたし自身も「命の洗濯」をしたかったから。便利さではなく、「命の豊かさ」を感じられる場所が与えられたことに、今 感謝しています。

ところで、7ヶ月暮らしている県営住宅も しばらく住居として活用してゆく予定。
東伊那に購入した遊里庵(ゆうりあん)は、こどもたちの学校から遠く、子どもたちが自分で通学できる場所にある県営住宅を利用しながら、新しい場所へ暮らしを移行して行くことになるだろう。

さて、飯島の古民家では、スタッフエコさんが首を長くして、待ってくれていた。
5日、「いのちのフロンティア」の催しにエコさんは招かれ、そのまま(現地になれるために)待機してくれていた。

沢の水が1ヶ所に、そしてリトリートのために川の水が もう1ヶ所に常時流れ、その2ヶ所でお風呂から料理、洗い物までをこなしてゆく。
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お風呂は、薪風呂で、内風呂と露天風呂。スケジュールの都合で2~3時間の間に参加者のローテーションを決めて、内風呂を「めぐみちゃん」、露天風呂を「まんてん」と名づけることにして、みんなに親しんでいただいた。

さてさて、エコさんから県営住宅にファックスされた必要な買い物を終えて、飯島の古民家に到着したとき、見知らぬ3人の若者と、すでに奮闘の疲れのみえるエコさんに迎えられた。

エコさんは5日に到着して以来、この場所に滞在する皆さんに料理をする食事係りになっていたらしい。準備の期間も、リトリートのために仕入れてあった特別な材料を惜しみなく使って腕を振るうので、
「リトリートの間を特別にして欲しいの。準備の間は 簡単でいいからね。準備のために来ているんだから、材料もエネルギーもリトリートのために残しておいてね。。」
と、エコさんにお願いした。

人生の中で、「特別なとき」というのは必要だと思う。
スタッフみんなで、リトリートを整えるために前のりで現地に入っている。省略できるところは省略して、日常にはなかなか準備できないところまで仕立てておきたいという気持ちはリトリート参加経験者でないと分かりにくいかもしれない。わたしより20歳も年長の彼女の奮闘振り。。ありがたいな。でも、彼女も一度 参加者として体験してくださってから、スタッフをしてくださるとなおさら、ありがたい。
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しばらくすると「命のフロンティア」の塾生のゆうとくんが戻ってきたので、リトリート期間に、外部の人たちが、ここに滞在する可能性があるのかどうかを確認。深いワークになるので、関係者だけにして欲しいという意図を 改めてちゃんと伝える必要があった。

そして、彼とのやりとりで「いのちのフロンティア」のひとしさん、せいこさんが このリトリートのために若い滞在者たちにも場所を整えるように仕事をしてもらっていることを知り、ありがたく感謝した。

ところで、到着して家に入ったとき、スタッフのゆうちゃん、京ちゃん、るみちゃんの当惑に出会ったような気がした。

飯島の古民家には犬2匹とやぎたちがいて、7月の準備のときに
実は、見たこともない風景に出くわしていた。やぎも犬たちも、人と同じように、家に入ってくつろいでいる。あ~あ、いくら、拭き掃除をしても、畳が汚れてしまうかも、と思いつつ、吉田さんもゆうと君も、犬やヤギを人と同じようにかわいがっているんだなあ~と、感慨深かった。今回は こういう世界が待っていたか。。とのんびり構えていた。

そのわたしの傍らで、エコさんが一生懸命、犬やヤギたちを部屋から追い払っていた。

きっと、なるようになるだろう。。わたしの気持ちを察したのか
「動物たちは、リトリートの間はセミナーハウスに連れて行きますよ。」とひとしさんが安心させてくださった。

今回は、畑を耕し始めたため、ヤギたちに食べられないようにヤギたちは折の中に納まっていた。犬たちは、、、、。家の中に自由に出入りしていた。

あ、京ちゃんとゆうちゃんが凍りついたみたいだなあ。
これじゃあ、気持ちよく準備に入れないかもしれないなあ。。

結論として、犬たちは準備の期間、ひとしさんがつないでくださり、リトリートの期間はセミナーハウスへ連れ帰ってくださいました。

犬たちが家と外を出入りしているのは不衛生で、こどもが噛まれるかもしれないので危険。。というのは通常の常識かもしれませんが、わたしとしては こんなふうに感じていました。

川辺でのナチュラルサウナから深夜に及ぶキャンドルを囲んでのシェアリング、全てのプログラムをなんの規制もせず、ただただ協力してくださった「神稲いのちのフロンティア」の器の大きさを そこにも感じたのでした。スペースを貸していただく場合、ほとんどの場合、なにか規制が付き物。でも、一切、なにも言われなかっただけでなく、さまざまな助力をいただきました。野菜を近くの有機農家から仕入れてくださったのはせいこさん。子どもたちと一緒にすごしてくれたゆうとくん。焚き火でおいしい料理をしてくださったひとしさん。。

わたしは、「犬をつないでください。」とも「この場所から連れ出してください」とも なにもお願いしなかったけれど、みんなが一番いいように取り計らってくださったひとしさん。

そして、犬ややぎたちを、友達のようにかわいがる19歳のゆうとくんに、まだ幼い光ちゃんがほんとに安心して抱かれ、彼の存在のやわらかさ、優しさは みんなに伝わっていったと思います。
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ありがとう。

準備期間に、裏方スタッフ4人の役どころはとても明確に決まりました。
エコさんは食事係。
京ちゃんは食事係りとヒーリング。
るみちゃんは子ども係。
ゆうちゃんは、お風呂係。

そしてわたしが表係。

準備の3日間、露天風呂の臨時の壁を作り、掃除をして各部屋を整え、(とりわけ、板の間をきれいにして食事処を作り、2階を観音ホールと命名し、コンサートの設営をしました)ナチュラルサウナを建て、試してみて、メニューの検討と買出しをし、スケジュールを決めて打ち合わせ。朝の勤行とシェアリング。そうそう、高速バスのバス停をチェックし、食器や布団などをセミナーハウスから運び、部屋割りをして、布団を振り分けました。

この間に八星が高いところから飛び降りたとき打撲した足の甲が痛み出し歩けなくなり、整形外科医に診てもらいに行き「骨折」と診断され、松葉杖を初めて体験。ゆうきは耳が痛くなり、やはり診療所に行き、注射してもらいました。
わたしは、暗闇の階段を(懐中電灯をもたずに降りたため)踏み外し、肋骨を痛めて、まむしシップとさらしをして乗り切りました。

そうして、始まったリトリート。
始まってしまったら、あっという間だった。

みんなが「今」に生きていたからね。
by ainohanaMusic | 2007-08-20 15:58 | 心の旅日記 | Comments(0)