愛の花

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うごいて出会ったほんとうのこと③

②から続き

奈良は柳生から、一路大阪へ。

数年前、本應寺の愚静庵で開かれた断食道場で出会って以来、姉妹のように親しくしているももちゃんが始めた「ヒーリングアートスタジオKARA」のオープニングイベントで午後7時からコンサート。12時半から同じ場所で山川夫妻のセミナー&スピリットダンスがプログラムされていたので、音響設営&リハーサルは午前10時から。ももちゃんの友人が音響の設営とオペレートを手伝ってくれることになった。熟練した人の動き方、発想、判断は機敏で柔軟。自分でやる覚悟で来ていると、学び吸収することが多い。

リハの後は、4~5時間ひとりになり、休養。疲れが溜まると体も動かなくなり、声が出なくなる。休めるときは休むに限る。
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いつもより、短いプログラムで1時間15分。
でも、伝わったみたい。
人として悲しい出来事も、魂が最善最良を知って選択したことで、それは「事故」に見えても、本人の魂の選択であることを、わたしは確信している。
火事ですべてが無くなり、誠さんも旅立ち、一人でツアーをしているわたしが、そのとき溢れ出てくる言葉を語り、心を込めて歌う。
今までよりも、もっと集中した意識が、聴き取ってくれているのを感じた。
つたないギターの演奏に身を任せて体を揺すってくださるみんな。
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みなさんが帰り、スタッフだけになって、打ち上げ。
一人でエサレンマッサージをしていたももちゃんが、ヒーリングスタジオを構え、たくさんの素敵なスタッフに囲まれて笑っていた。そうか、ももちゃんも、階段を登ってみたんだね。おめでとう。

スタッフと、別れて、わたしとは正反対のタイプの住まい(高層ビルのマンション)に暮らす、ももちゃんの新居に。この夜は、ももちゃんの友人も立ち寄り、朝4時まで3人で話すことになった。ももちゃんは、わたしがいたからだろう、シェアリングを始めていた。
 シェアリング(ほんとうにかんじていることを忠実に言葉にして分かち合う)というものの魔法をしらない(ほんとうのことをただ言葉にする繰り返しの中で、問題を根底から解きほぐすことができる)友達は、ももちゃんのハートの繊細な状態に呼応することは、なかった。
 
わたしは、友達が語ることができるように、逃げて帰ってしまわないように、自分の心を隠して、第3者のように尋ねた。「それで、あなたは、どうなの?」

翌朝、眠い目をこすりながら一路松山へ。
長い運転の途上に気がついた。

わたし、ももちゃんの友達を叱りたかったんだ。言いたいことはたくさんあった。彼は、あのままでは幸せにはなれないだろう。若いのに、生き延びるために生きてる現代人。目を覚ましてほしかったんだ。純粋な、ほんとの自分に立って、ももちゃんの言葉を感じてほしかったんだ。

そして、ももちゃんを抱きしめたかったんだ。

一期一会という言葉がある。
傍観者にならないようにしよう。
自分の中にある「愛」を隠さないようにしよう。

ももちゃんの若い友達が、彼の純粋さを取り戻すことができますように。
時には、叱りつけるお母さんのようであっても、いいのかもしれない。

わたしは、なんども本気で誠さんを叱りつけ、彼は、その「愛」を受けとめてくれて、大きく転換し、ほんとうの天使になった。頑固に見えた彼が、あんなに生き方を変えたのだから、人間ってすごい。誠さんと過ごした日々は、人の可能性を信じる力になっている。

*****
松山で砥部焼きをしているサトちゃんの家に到着したのは、夜8時くらいだったかな?

さっそく、包帯を解いて、患部を洗うわたしに、さとちゃんはオノノキ、そして「そんな手で有里さんが運転してきたと思ったら、わたしエネルギー沸いてきた。」と、いいつつ夕ご飯を用意してくれました。
 5年前に出会ったという、「おとうさん」(パートナー)と、とても仲良しで、うらやましい限り。テレビ局に勤める「おとうさん」が、単身赴任で普段は東京住まいになり、20歳すぎた息子さんと暮らす、さとちゃんも頑張りどころ。こうして1年に数回だけ再会出来る友人たちの近況を聞くに連れて、ひとりひとりの人生が愛おしく思える。

さて、翌朝、10時にコンサート地である砥部町の坪内亭へ向かいました。
途中、さとちゃんの工房により、こどもたちへのお土産を仕入れたよ。
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さとちゃん、たくさんの仲間に手伝ってもらって、ほんとにいいコンサートを企画してくれたね。
70人くらい、会場いっぱいのお客さん。コンサートの後、輪になってシェアリング。
さとちゃんのお友達で、見えないものを感じることのできる女性が
「有里さんの歌を聞きたかったんだけれど、彼(誠さん)が わたしを『こっち、こっち』と、呼ぶので ずっと蝶ちょを見ていました。誠さんは2羽のちょうちょになって舞っていて、観音さまの歌で1羽になり、屋敷の中まで入ってきて、彼の愛が伝わってきて胸がいっぱいになりました。」
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いろんな人が感じてる。
誠さんの存在。
会ったことのない人まで。

午後5時に、撤収して、夜のコンサート地に移動。
こちらは、長野までリトリートに参加してくれたご縁で近しくなった由美ちゃんの企画。
海の見えるレストラン、ブエナビスタで。

由美ちゃんの挨拶。
彼女の想いが伝わってくる。
熱を出してまで、一生懸命、集客してくれた。
まっすぐな懸命さが、人を動かしてゆく。
お客さんは、由美ちゃんの家族のみんな、友達みんな、50人くらいだっただろうか。
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この夜は、由美ちゃんの家にお泊り。
深夜、包帯を変えていたら、アロエの軟膏をプレゼントしてくれた。
ちょうど、気に入ったアロエの薬が、切れていたのでありがたかった。

眠る前に 由美ちゃんの夢を聞いた。きっと、実現するに違いない。長年連れ添っているパートナーと、気持ちを合わせられることが、小さなことでもとても嬉しい、と言う由美ちゃんはかわいらしい。そういう自分の心を知っていて良かったね。

そして、わたしの夢も語った。こちらも実現するに違いない。

また、由美ちゃんにとっての誠さんの印象を聞いた。さとちゃんも率直に 話してくれていた。人は自分の心に気がつかず、もどかしく闇の中で模索していることもある。身近な友達の感じていた「彼の素顔」。友達の目から感じられた「彼」を、改めて感じてみて、彼の人生への理解を深めることもまた、わたしの大事な時間だった。(続く)
by ainohanaMusic | 2007-05-22 18:18 | 心の旅日記 | Comments(0)