愛の花

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動いて出会ったほんとうのこと 満月~新月の復帰ツアー①

5月2日、満月の日から始まった復帰コンサートツアーは、5月17日新月の夜に終了、長野に帰宅しました。
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 (5月17日、高砂にて。モーニングをみんなで食べて、さあ、わたしは長野に帰るぞ~)

今日は一日、八星と古民家めぐり。ツアーの半ば、高知市の友人の山の家で休ませていただいたときに、美しいうぐいすの声と静けさに癒されました。同じ1日でも、静かな山の中、誰にも気兼ねなく窓を開け放して過ごす1日は豊かさが違う。帰ったら、再び家探しをしよう!と。19日は、夏のリトリートの予定地である豊岡村まで行ってきましたが、こちらは、これから人脈、土地とのご縁を育てる場所、まだ家探しまではつながりません。
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(写真*高知で休ませていただいた山の家*in安芸)
 
今日、見てきたのは高遠町で、気の里で有名な長谷村の一番奥の集落の杉島というところ。他、新山と南箕輪の家も見てきました。杉島の築60年くらい、6DKの2階建て。2年前から空いているとのこと。おうちに到着したら、美しいウグイスの声が迎えてくれました。格安の売り家ですが、買うとなると返済計画も含めて、よ~く味わってみなくては。買うということを思い当たったのは、実は、つい昨日。わたしと同じく古民家を探していた友人が、不動産屋さんを通じて求めていた家に出会えた、と喜びの報告を受けました。そういえば、火事以降、売り家の話はあるが、貸す話はほとんどなし。教えてもらった不動産屋さんに当たってみたら、お世話になってる有賀さんと親しい方で、朽ち果てそうな家ではなく、そのまま暮らせそうな物件に出会えて(笑い)、八星とあれこれ、意見を交換し合いながら楽しいときを過ごしました。(ちなみに、八星は学校を自主的に休み、アマチは学校へ)
 杉島よりさらに200Mくらい山を上がると浦という村があって、そこは 家もまばらで外部からの移住者も多く、過ごし易いかもしれないよ、と帰宅と同時に、パソコンの修理に来てくださった地元の友人から情報が入り、そちらの情報にも当たってみようと、思っています。
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 さてさて、2週間こどもたちから離れて単身、車を運転し、愛知県東海市を皮切りに、奈良、大阪、松山市で2ヶ所、高知、徳島、新居浜で2ヶ所、兵庫県竜野市、京都、兵庫県高砂市、全部で11回のコンサートを無事満了しました。
 やけどの手は常時ひりひりと痛むし、今まで音響の設営、オペレート、撤収、ギターの演奏をしてくれた誠さんも光に移行して、一人で、運転からコンサートの設営、演奏、撤収と、大丈夫だろうか?という不安も感じつつ出発したのに、今は感謝と信頼、そして自信を感じています。
 
このツアーで、わたしは「ほんとうの世界」に出会い続けた。悲しみではなく、喜びに満たされたこの世界、そして喜びに満たされた誠さんが、いろんな人を媒介にほんとうのことを伝えてくれたみたいです。

「僕だけがいい思いしてるわけじゃないよ。有里だって、僕が幸せになった分、幸せになっているはずだよ。」。
(『こんなに幸せでいいの?と思うくらい彼は輝いてるよ。』と霊視した友人の言葉に対しての誠さんの言葉)

一人で懸命に歩いてると、気がつくと、みんなが近くに来てくれている。
一人で運転しているときも、わたしは孤独を感じなかったし、高知で一人で先祖代々のお墓を掃除に行ったときも、頼んだわけではないのに同行者がいて無心に手伝ってくださいました。
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誠さんが亡くなってから、どうしても元気のない自分に「時間が経過するまでは仕方ないか」と感じていたわたしだったのに、一人では無理なことを引き受けて、気がついたら行く先々で自然なサポートとタイミングに恵まれ続け、意識が転じたみたいです。
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(写真上、高知で一人で過ごした山の家の、歓迎の置き手紙)
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さて、コンサート地に着くと、わたしはまず、包帯を外して、汗をかいたやけどの患部を洗い、軟膏をつけて、ラップし、包帯を巻きなおしていました。長距離運転で疲れた体、なによりも、まずは火傷の患部を労わってあげることが わたしには必須だったので。

するとそのたびに、焼けど治療の自然薬や、知恵が惜しみなく与えられました。
家で安静にしているよりも、はるかにスピーディーに集まってきた「癒し」の知恵の数々に驚きました。

また、一人では2~3時間はかかるだろうと各地の主催者に伝えていた、音響設営、会場設営、夢をおる家の草木染やCD,ヘンプアクセサリーの展示が、みんなの圧倒的な協力で1時間くらいでできてしまいました。誠さんと、わたしと二人のときも、2時間はかかっていたのに、みんなで協力し合うと、圧倒的なスピード進んでゆくことの驚き。
 撤収のときは、コンサートに来てくださったお客さんまでが、コードを巻いたり、マイクスタンド、草木染の衣類をたたんだり、スピーカーを車まで運んだりしてくださいました。

みなさん、ほんとにありがとう。
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(写真上、大阪は国際会議場KARA主催のコンサート終了後)
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さて、時間を追って、コンサートの報告をいたします。

5月2日は、愛知県東海市の妙乗院で「星まつりライブ」
3月18日、名古屋で開かれた、復帰ライブの第1回目を聞いてくれた蔵原さんとしのぶさん。
二人がそれぞれの想いを形にして、午前11時から縁日(出店やワークショップ)が始まり、午後6時から、3組のミュージシャンの演奏。ボロン、海老原美恵さん、そして、わたし。
3組3様でありながらひとつのメッセージが染み渡った不思議な調和と深まり。
 最後は、それぞれのオリジナル曲「ありがとう」のメドレー。
わたしは、♪生きているそれだけで素晴らしいをうたいました。
 
ずっと、言葉に詰まらなかったのに、11時に近づいた、さいごの閉めのこのとき、言葉にしていなかったほんとのことに触れて、涙が溢れてしまいました。

「誠さんが亡くなって、わたしの体は生きるために懸命だったけれど、心は誠さんのいる向こうの世界へ行きたがっていた。生きていることを素晴らしいと、そう歌うには、この世に関心を持ち、この世に重心をおかないと、そうはうたえない。みなさんに求められ、そしてわたしも懸命に現実に向かい、やっと、うたえるようになりました。」
詰まりながら、語った言葉は 上手に伝えられたか定かではない。

でもね、なにかが伝わった。

主催のプロセスでコミュニケーションがとれなくなり、友人が仲介に入ったけれど、さじを投げられたという蔵原さんとしのぶさんが二人で抱き合っていました。何かが溶けた。

この夜、火事で全身をやけどし、今も後遺症を持ちながら前向きに生きてる女性が話しかけてくれました。恋人、身近な人を突然亡くして一時生きることさえ辛かったという経験を数人が、コンサートの後、話してくださいました。

蔵原さん、しのぶさん、ボロン、美恵ちゃん、今回2回目のギターサポートに入ってくれたサダムくんありがとう。
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さてさて、深夜12時過ぎ、お寺から荷物を車に積んで、泊まり先へ移動。
スタッフ、美恵ちゃん、わたし、計6名のお泊りを、お布団をしいて迎えてくださったのは、パジャマ姿の初めてお会いする女性でした。
 
着くなり、痛むやけどの患部を洗い流して、軟膏をつけてるわたしに、その方は
「酸性水がいいのよ。あなた、毎日酸性水になるべく長く手をつけなさい。後がのこらず、きれいに治るわよ。」
 
なんのことやら、わからないわたしに、彼女は、水を酸性水とアルカリ水に分解する機械を持ってきてくださり、使い方を教え、必要なものを揃えて、カバンに入れて
「これも、なにかのご縁だから あなたにあげるわ。」
と、翌早朝に発つわたしが、忘れないように玄関まで運んでくださいました。

この方は誰だろう?、尋ねてみたら、
驚いたことに、この方は、蔵原さんやしのぶさんの知り合いでもなく、コンサートのスタッフでもなかったんです。
「わたしは、今66歳なのだけれど、主人が亡くなってから一人暮らしで、誰かの役に立ちたいと思っても、自分にはなにもないと思っていたんです。そしたら、ある方が『あなたには、家があるじゃないの』と言ってくれたんですよ。それで、1ヶ月前から、わたしは2階に暮らし、1階はオープンスペースにして、引きこもりの子やいろんな人を受け入れているんです。」

「え~!?そうなんですか!?誰も知り合いではないのに、こんな深夜にお布団しいて迎えてくださるなんて。。。すごいですね。」

コンサート「ほしまつり」の世界はまだ続いてるようでした。
その人の存在の仕方に、心から感銘を受けました。

「ご主人が亡くなって寂しくはないですか?わたしも、つい最近パートナーを亡くしたんですけれど。。」と自分のことを話すと
「主人はね、亡くなってわたしの守り神になっている、そういうふうに思ってるの。わたしが、わたしらしく生きれるように自由な時間をくれた、そう思ってるのよ。」

「それからね、この世で起きることは、いつも最良最善のことなの。いつもそう思って感謝していれば、すべてのことはそうなってゆくのよ。」

彼女が語ってくれたことは、わたしも そう思っていることでした。
でも、大胆に奉仕的な生き方を、彼女の年齢から始められた彼女の不安のない朗らかな声を通して伝えられると、それが真実であることがいっそう深く伝わってきました。

なんて、素敵なツアーの始まり。

ありがとうございます。(続く)
by ainohanaMusic | 2007-05-21 10:19 | 心の旅日記 | Comments(0)