愛の花

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ドラマチックなツアー(本編)

2日(土)宮城県登米市にある小規模多機能介護施設「みんなの家」に到着したのは、午後4時。この近くに住んでいる昔からの友人Tさんの紹介で、初めて訪れた。
 
初めてお会いした施設長の猪又さんは、朴訥な人柄。「昔、ともだちの結婚式で、長野まで車で行ったことがあったんですよ。なんか、懐かしくて。それから、この施設に暮らす9人の認知症のお年寄りたちに、生の音楽を聞かせたかったから、ちょっと頑張ってみようと思ったんですよ。」
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この日は、思いがけない助っ人が二人。一人は、3日のコンサート地、茨城のひたちなか市から、翌日の運転を引き受けるために、はるばる電車で駆けつけてくれた。連日、一人で長距離運転しコンサートを続けるわたしには 天の助け。到着して、設営から、CDやヘンプアクセサリーや夢を織る家の衣類の販売まで、手伝ってくれた。ありがとう。扇さん。

そして、もう一人は、レコーディングメンバーで、ウッドベース奏者のでんちゃん。彼は2002年のライブを聞きにきてくれたことがきっかけで、1年に1回くらいレコーディングや東北ツアーで手伝ってもらっている。

今回は、「みんなの家」は仙台と、なぜか思い込んでいたわたしは、でんちゃんに声かけしていなかったが、「みんなの家」はでんちゃんの家の隣町。誠さんが電話して、駆けつけてくれた。
 それで、ライブの始まる7時ぎりぎりまで、3人で急遽1年ぶりの音あわせ(練習)となった。ベースが響くと、安定する~いいなあ。ありがとう、でんちゃん。今度は、10月にレコーディングとライブで再会だね。

「みんなの家」は、デイサービス、ショートステイ、グループホームを、同じスタッフで家族のように取り組んでいる。2級建築士の猪又さんは、土木の方面から、この仕事に関わるようになった。「自分が迎えたい老後、という観点から、この仕事を始めたんですよ。」
ほんとに、安心している お年寄りたち。コンサートは彼らには40分ということだったので、そこで休憩をはさみましたが、最後まで半数のお年寄りが残られました。今後も、ご縁を育てていきたいですね。
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3日(日)、午前10時出発。予定どうり、午後3時には茨城県の河原子北浜海岸に着きました。
この5時間、扇さんが運転し、わたしは後ろの席で仮眠をとり、移動中に身体を休めることができ、感激。誠さんとパートナーシップをとって3年、一人で運転し続けたわたしもえらい!そして、9月に、誠さんが、ついに、運転免許をとることになりました。すごく大きな変化が、やってきますね。

さて海に着くと、りえちゃん、るみちゃん、ゆかちゃん、やっちゃんが迎えてくれました。
思ってもいなかったことに、台風が来ているとのことで海は波が高く、砂浜ではちょっとできないんじゃないか~とのこと。
「いつもと、全然違うの。」とゆかちゃん。
「この風じゃあ、焚き火も無理だねって、言われてるの。」とるみちゃん。
ほんとに、ありがたいことに電源を貸してくれることになっていたサーフショップの店長さんが、ショップの横の野外スペースを快く貸してくれることになりました。
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ライブの設営をしていたら、強い風、波音、野外の暑さで疲労を感じ、砂浜に一人で歩いていきました。人気のない砂浜に座ったら「やっぱり、砂浜は、いいなあ~。癒されるなあ。シェアリングは砂浜でやりたいな。予定どうり焚き火もしたいな~。」と思い、きっとできるはず、と思いました。

コンサートはね、やっぱり、海と溶け合っていたよ。味わいながら気持ちよく歌いました。そして、次々とやってくる、親しいともだちに 心の中で「あ~、来てくれたんだ~。久しぶりだね。ありがとう。」と声をかけながら歌っていた。このコンサートは、たった1週間で準備された、ほんとにドラマチックなコンサートだったんです。「ここでやりたい。」と言ってくれたYちゃんが、途中で「やっぱり、できない。」と降りてしまい、その後を、るみちゃんとりえちゃんで引き継ぎ、チラシができたのがライブの4~5日前。扇さんは、このライブが成功できるように、わたしが疲れすぎないように、宮城県まで迎えに来てくれました。30人くらいは来てくれていました。その中には、今まで茨城でコンサートを主催してくれた方が8人もいたの。みんなが、つながってきているね。
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子どもたちが、暮れてゆく砂浜で伸びやかに遊び、主催を降りてしまったYちゃんも、当日は準備から挨拶、ライブ&シェアリング、片付け、すべてのプロセスを一緒にやりました。ほんとに、やってよかったね!Yちゃん、るみちゃん、りえちゃん、扇さん、そして、来てくれたみなさんありがとう。次の茨城のコンサートは、11月28日、火曜日、東海村のM2カフェで午後7時からと決まりました。また、会いましょう。
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さて、コンサートが終わった頃、風がやみました。持ち寄りピクニック夕ご飯は、砂浜にビニールシートを敷きました。そう、すごい玉響でしょう。5時から始まったコンサート。暮れてゆくにつれて半月が輝き、玉響もどんどん増えていきました。
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シェアリングは、焚き火を囲みました。一人ひとりが、時間を忘れて揺らめく炎と波音に包まれて話し終わり、最後に手をつないだ輪の中で、しめくくりに瞑想と祈りをナビゲートしていたら、やっちゃんが「うわ!」と叫びました。波が近くまで来ていたの。みんなで、びっくりして、逃げて大笑い。

波から、遠くに座りなおし、祈りのシェアで締めくくり。

あ!そうだ、最後に誠さんが、「扇さんを褒めているってことは、運転できない僕が批判されてるって気がして、ネガティブな気持ちになっています。僕は、もうすぐ免許をとりますが、3年は一人で運転しなくてはならないと、言われています。」と言ったので、わたしは、あきれてしまい、「もう、いいかげんで甘えるのは、おしまいにしてね。」と叱咤して、それが締めくくりになってしまったんだな~。あ~あ~。(笑)

今、振り返ると、わたしにすればがっかりしてしまう誠さんの心の内だけど、心の状態を、かっこつけずに言葉にできるようになったのだから、そこを判断しないで受けとめられるようになるといいんだね。なさけない状態も、りりしい状態もみな、それ程大差ないのが命の世界。今、この瞬間をありのまま生きれば、次の瞬間には次に転換したりするのだから。誠さんの限りない優しさも、このところ、ちゃあんと日常の中に、なんだか光っているんだよね。

その後は、いける人ですぐそこの海の見える温泉へ。気持ちよかった~。解散したのは深夜1時。いい一日でした。実にドラマチックだった、コンサートの発案から当日までの流れ。
信じることを試されたコンサートでしたね。

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そして、ファイナル~~~最終章に続きます。
最後の出来事が、これまたびっくり。

「最悪の出来事は最良の出来事」

一休みしたら、明日くらいまでに、書くからね~~。
by ainohanaMusic | 2006-09-07 14:14 | 心の旅日記 | Comments(2)
Commented by medicinewoman at 2006-09-07 17:30
すごい、たまゆらだね!次は、大事件ですね!
私も、甘えるのは、いい加減にしてね!と、言いたい今日この頃です。
Commented by ainohanaMusic at 2006-09-07 18:21
そうだよ~~。
考えられないあの事件が一瞬にして起こり、翌日は、幸せになっていた、あれ、早く書きたいけど、順番に書いてると なかなかたどり着かないねえ。
 「甘えるのもいい加減にしてね!」と、叱咤したら、どうもシェアリングにそぐわなかったのを思い出し、ちょっと、振り返ってみたよ。読み返してみてね。