愛の花

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ツアー16日目★兵庫県甘地 光円寺 女性の視点からの仏教

光円寺の由美子さん
なんでも分かち合える心の深さと、ぶれない強さを併せ持った人。

しばらく会っていなかった人だけれど、ある日 電話をした。
由美子さんの末の男の子と八星はとても似ていた。
由美子さんの子どもたちは みな学校に行かずに伸びやかに育ち、お寺には 学校にいかない子どもたちの集い場となり、走り回り、
そのうちに、「まっくろくろすけ」というデモクラティック(フリー)スクールが 育っていった。

由美子さんに八星の訃報を伝えたら、電話の向こうで泣きながら語るので、わたしも泣いた。
虹のうたクラブの会報とCDと、八星のCDを送ったら、八星のうたを聞いて泣いて、1か月 そのCDを鞄に入れて持ち歩ていたという。

愛情深く、そして厳しさももつ人。ツアーの帰りに 彼女に会いに行ったの。
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しばらく二人で話し込んだ。愛海ちゃんは、昼寝をした。
そして、本堂で、由美子さんと住職 二人に わたしたち二人は歌って 踊ったの。
由美子さんは泣いていた。
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高速バスで東京へ帰る愛海ちゃんの時間に合わせて 夕食を手早く料理してくれて愛海ちゃんを駅まで送り、
それから、夜と朝と語らった。

大切なことに気づいたよ。
今の時代は、どこもかしこもピラミッド構造、対等のようで、対等ではない。
支配に気がつき、みんなが家族のように支えあう同じ地平に立つ仲間 わかちあいの世界を育ててゆくには、
「意識の縛り」から解き放たれることから。

なにも言わず、念仏をしていればいいのではなく
念仏をして そこから力を得て、真実を語り、生きてゆく。

様々な組織が、トップが安泰するように、民をコントロールしているけれど、それは、「常識」の中だし、競争&相対社会だから、
自覚しないと そうなってゆくのが自然ともいえる。悪気はないけれど、その流れが主流なんだ。

だからこそ、「未知」な世界が育ってゆくのに寛容で忍耐強い、見守る「母性‣父性」であることが大事だな。
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久しぶりに再会したとき、由美子さんは、仏教を学び僧侶の資格をとり、
ご主人の住職と共に、仏典を話しに組み入れて語るのでした。

「有里さん、無量寿経を女性の視点から、一緒に紐解きませんか?」

兵庫から岐阜へ移動中にメールを受け取りました。

いいですね。ご一緒しますよ。

by ainohanaMusic | 2017-04-06 00:19 | 心の旅日記 | Comments(0)