12月27日、奈良に暮らす友人あおちゃんが 自宅でコラボコンサートを企画してくださった。
わたしは あおちゃんのお話とインディアンフルートの講演を聞いたことがなかったのだが、八星を供養し、わたしを励まして企画してくださり、ありがたく演奏させていただいた。
遠方での単発ライブ。高速バスでなら赤字にならず引き受けられるか?と当初から話していた。。
なにかと荷物は多いし、宮古島で八星のことを知るにつけて、確認したいことができて、帰路に京都警察署に寄ることになったので、動きの自由が利く車で行こうかギリギリまで迷った。
でも、思い切って高速バスで行ったの。
移動を助けてくれる友達が3人もいて、自力ではなく他力、助けてもらうことにしたの。いつも一人で頑張ってしまうけれど、今は頑張ってる場合ではないような気がした。起きている出来事を知ってもらい、共に乗り越えてゆく仲間が必要だった。
一人で京都警察へ行くのは心細かった。
八星の死にまつわる情報を自分の耳と目で確認する必要があった。
宮古島のユタさんから教えていただいたことを 自分で確認する必要があった。
八星がどんな思いで、どんな場所で、どんな時間を過ごしたかを 母として知り痛み分けをし愛で満たし、光に送る供養をしたかった。結局、愛知から奈良まで友人が迎えに来てくれて、奈良のNちゃんと3人で警察に行くことができた。
一人で感じ考えるのではなく、共に感じ考え祈った。それは、それはありがたいご縁だった。
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26日、バスで奈良へ・・大きなスーツケースとバイオリン。ギターは現地でお借りすることにした。
奈良では、あおちゃんご夫婦と温泉にゆっくりつかり、食事のあと、深夜まで話し込みました。
わたしは、たぶん 誰にでも 感じてることをそのまま話す。まだ消化できてない様々なことも、感じて次の段階に昇華されてゆくまで 感じつくし、奥にあるものを知ろうとする。情報伝達が目的ではなく、共に感じあい真実を知ろうとする時間を大切にしている。
先にポジティブな答えを出さず、知り感じようとするスローなあり方を、あおちゃんが 受け入れ寄り添ってくれたのは、意外だったな。静かな時間と素敵な出会いをありがとう。
27日、初めてお会いする方ばかり。体験と感じていること、うたを聞いていただいた。
自分でも驚くような現実も、多くの人の人生とシンクロしている。自分も同じことをいま感じているんです・・という方たち・・やっぱり。あおちゃんの なんとも不思議な空間作りに、なごんでいるみなさんが また不思議(笑)
奈良のNちゃんが 迎えに来てくれて Nちゃんの家に移動しました。
そこに 愛知のNさんが 迎えに来てくれて、28日は3人で 京都警察署へ。
「八星くん 安心して光に帰ったね。」とNさんが言った。 遊里庵に送ってくれた道の途中。
必要な情報が わたしの手に戻ってきて 八星が安心して光に帰ったねって。
Nさんは 遊里庵の冬支度(家の周囲へのビニール張)も手伝ってくださった。薪とりにも。八星が旅立って、止まってしまっていた 男手の必要な部分に手を差し伸べてくださった。
ああ~今は、こんなふうに わたしに寄り添い、共に感じてくれる仲間の存在で やっと 前に進めるんだな。
長年、一人で頑張ってきた結果、思いも寄らない出来事の重なりで、大切な家族を失った。
一人では 始められないときなんだな。安心安全で自由自在な暮らしとアートのコミュニティー。
それは、同じ志を持つかけがえのない仲間と一緒に始めることなんだ。
一人でも 仲間がやってきたら、花咲くように、八星のような青年が志を果たせる場所が育まれてゆくし、また わたしの音楽活動も本来の役割を果たすようになってゆくだろう。
人という文字、一人ではない二人から。
すべての 流れに ありがとう ありがとう。