愛の花

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一角獣(ユニコーン)との出会い

それは、不思議な物語だった。
 
2枚のCDのジャケットなどのデザインワークのために、大阪から長野の我が家へ来てもらったデザイナーのお二人と、誠さん、子どもたちと6人で夕ご飯を食べているとき、デザイナーのMが言った。

「Sちゃん(もう一人のデザイナー)は、ユニコーンだったんですよ。」
「???。」
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デザイナーのMは、コンサートに来てくれて知り合って以来、悩み相談電話を、しばしばかけてくる世話がやけるけれど憎めないお友だち。今回のCDのデザインを、「僕にやらせてください。」とストレートに名乗り出た。
「若くてセンスのいいSちゃんっていう女の子と二人でやりたいんですけれど。」ということで、「え?二人も大阪から来るの?二人の交通費とお礼、わたし払えるかなあ?」と戸惑ったけれど、Mには、なにか考えがあるんだろう~と、希望をお受けした。

人との関わりは、実際に現場を一緒に引き受けて初めて大きく育っていく。
「悩み相談」という形を、「共に働く」形に~と私は思った。ご縁があるのだから、ご縁を深めよう~と。しかし、彼らが長野に到着して初めて気がついたけれど(笑)、友人Mのデザインも、初めてお会いするSちゃんの仕事(デザイン)も、わたしは1回も見たこともなかった。ただ、自然な流れを整えて、ともに働く1週間がやってきたのだ。そして、SちゃんとMは、デザイン専門学校で同級生として学んで以来、二人が一緒に仕事をするのは初めてのことだった。実際、始めてみたら、デザイナーとしての力量も特性も異なる二人が連携し、プロデューサーであるわたしと共同デザインワークができる、夫々のポジションがクリアになるまで戸惑い、数日の調整が必要だった。
 
Mが得意だという机上でのディレションやコピーライトの仕事は、わたしのCD製作では必要ではなかった。素材はすべて揃っていて、歌詞などの文字入力なども自分で済ませてあった。
 
歌はわたしの暮らし、願いそのもので、素材は、実際に起きたこの1年の出来事をスナップした写真、出来事をつづった自身のコメント、出会いの中でイラストを描いてくれた生み出す力と愛にあふれた真智子さんの絵で充分。イメージ作りは必要ではなく、できるだけ、事実や思いに近い言葉を自分自身で書くのが一番いい。実際に起きた出来事が、あまりに不思議でドラマチックなので、それを、色やトーン、文字の選び方などビジュアルでフォローしてもらうことによって4次元的な出来事の理解を助ける繊細なデザイン技術を持つ感性豊かなデザイナーが、わたしには必要だった。
 
実際の製作にかかれるデザイナーはSちゃん一人だと悟った時、わたしもSちゃんも戸惑った。二人のデザイナーで2枚のCDを手分けして製作して、あまった時間は温泉三昧やサイクリングなどのお楽しみに~と思っていたのが、計算違い。間に合うだろうか?
 それでも、2枚のCDを味わって聴いてもらい、勤行、瞑想、分かち合い、そして作業、裏方の誠さんの手料理を囲んで談笑、というペースは変えず、「できなければ、仕事のお持ち帰り。お互いを充分に理解してコミュニケーションを深め、方向性がでれば良し」と構えた。
 一人ひとりが、必然で集ったかけがえのないメンバーなのだから。

次第に、夫々の役どころが見えてきて、Mは、Sちゃんが作業に入る前のラフ作業、デザイン後の文字校正、プリントアウトなどに。Sちゃんは、わたしのイメージや希望を取り入れて、自分のデザインに快く手をいれ、2枚の歌詞カード、ジャケットの表裏、CD版、カラーのDM、合わせて9枚のデザインのひとつひとつが満足いく仕上がりに。彼らとともに今、やっと印刷会社への入稿を終えたところです。
「僕の最大の仕事は、たくさんいるデザイナーの中からSちゃんを選んで、ここへ連れてきたことですよ。」
と、Mの言葉どうり、この出会いは奥が深く、素敵なデザインワークとなりましたねえ。
ありがとう!Mさん。そして、ご苦労様、プレシャーを見事に乗り越えたね、Sちゃん。
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さて、話を、物語に戻して~
Sちゃんが語り始めた。

「わたし、数年前、ニューヨーク(だったかな?)へ行ったんです。少し離れた郊外に西暦1500年くらいに織られたユニコーンのタペストリーが飾られている美術館があることが、気になっていたので 友人二人と一緒に、そこへ足を運びました。ユニコーンが森の中で水を飲んでいる~そのタペストリーの前に立ったら、全身鳥肌が立って、涙が止まらなくなったんです。一緒にいた友人たちはびっくりして、手をつないでくれました。1時間くらいは、そうしていたでしょうか?」
「その時のことが、気になって、その後、機会があって、退行催眠(ヒプノセラピー)を受けました。ー【注】ヒプノセラピーは、現在、自分のトラウマ(心の傷)となっている過去の出来事まで催眠状態で記憶をさかのぼるセラピーのこと、時には過去生まで記憶はさかのぼる場合がある。ー自分は、デザインをする人間なので、もしかしたら、そのタペストリーを織ったのはわたしなのかなあ?なんて興味もあって。」
「ところが、過去生に戻ったわたしは、森の中で水を飲んでいたんです。わたしは、タペストリーに織られていたユニコーンで、その後、あの絵の描かれていた人間たちに殺され、角をとられました。ユニコーンは、森の奥深く平和に暮らしていました。あの角は、宇宙につながってる角で、たとえばお日様のぬくもりがほしいなあ~と、角を雲に向ければ、雲は割れて、そこからお日様の光が差し込んだんです。」
「森の奥深くに、人間がやってくるようになったのは、ユニコーンだったわたしが生まれて初めて出会った人間~迷子になっている女の子を、背中に乗せ、楽しませてあげて、町まで送ってあげてからでした。女の子が、悪気はなくしゃべってしまい、わたしは追われ、殺され、角を採られました。女の子に怒りは感じていません。」
「わたしは、未来生でも、またユニコーンになるようです。翼のあるユニコーン、ペガサスに。その時は人間たちと調和して生きるようです。」

「ニューヨークでユニコーンのタペストリーに出会ってから、わたしの人生は大きく変化したんです。なにかが動き始めたんですね。」

ね、不思議な物語でしょう?
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この絵は、Mちゃんたちが帰る前の日に八星が、Mちゃんを見ながら描きました。Mちゃんのおなかには赤ちゃんが宿ったばかりだという話はしていなかったのに、赤ちゃんのペガサスも描いてあります。不思議でしょう?赤ちゃんのペガサスは嬉しそう。
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この不思議なお話は、今回のアルバムに収録された数々の歌を届けてくれてる誠さんの夢に現れてくる「わたし」ともつながっています。彼女が何故、今回、デザイナーとしてやってきてくれたかが わたしには腑に落ちたんですよ。
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今回の2枚のCDアルバムは3次元と4次元をつなぐアルバムなんですね。つまり、この世は、過去、現在、未来が同時に存在して関わりあっている。
 また、物語の中に描かれている世界~妖精や精霊、ユニコーン、あるいは観音さまや仏の御心が、実はこの世に生き生きと存在していることを感じてもらうアルバム。
 
『誠の夢で有里が歌う夢歌シリーズ①』のCD「こどもたちの心」に書いたコメントをここで紹介しますね。
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【夢歌シリーズについて】
作詞作曲を学んだこともなく歌手になろうとも、これっぽっちも思っていなかった学生時代、舞い散る桜の美しさに心が開かれ無心に花びらと踊った夕暮れ、唇から歌がこぼれ落ちた。それが、初めての歌「花びら流れて」。以来20年以上の歳月、歌はわたしの暮らしに次々と訪れ、わたしは歌手になった。
「歌は、作るのではないの。やって来るの。」
2003年の夏、初のソロアルバム「愛の花」のプロデューサーとしてご縁のはじまった誠には、わたしのその言葉は‘眉唾もの‘だったらしい。
作詞作曲はテクニックとセンス。これは、音楽専門学校の講師、音楽評論を仕事としていた誠の動かしがたい世界観だった。
 
コンサートでもギターとコーラスを勤め、活動の中心も千葉から自然豊かな長野に移った1年後、2004年7月末から、彼の夢にわたし(有里)が登場しては、新曲を歌うようになった。
抜群の記憶力で正確に書き起こされた夢歌を、現実のわたしが歌っている。

誰の作為も入りようのないそれらの歌たちは、まぎれもなくわたしの心。暮らしの中に隠されていた真実を、緩やかに軽やかに、わたし自身に、そして、みんなに歌いかける。
「歌は作るのではないの。やってくるの。」

今回のアルバムは、レコーディングメンバー、デザイナーのみなさんに長野の我が家に来ていただき、同じ屋根の下で寝食を共にし、祈り、心を分かち合い、心を合わせてお仕事した結果できあがりました。たくさんの奇跡が折り重なって、あなたの心と出会えます。ありがとうございます。(2005年12月10日 有里)
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誠さんの夢に現われるわたしは、現在のわたしより自由で軽やかでクリア。「未来生のわたし」が、チャネラー(からだを持たないスピリットからのメッセージを受信して、そのまま伝える役目)の資質をもった誠さんの夢に歌を届けているように感じます。それを、現世のわたしが歌ってレコーディングしたアルバム。なんて不思議なんだろう?

だから、この世(3次元)とあの世(4次元)をつなぐデザインを わたしはイメージしていました。
ユニコーンがデザインを助けてくれたなんて、ありがたい~。
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10日の朝、誠さんの夢に歌がやってきたよ。
未来生のユニコーンと未来生のわたしが出てきます。

以下は、【誠さんの夢の憶え書き】

不思議な夢を見た。森の奥深くにある大きな泉で背中に翼を持った馬(ペガサス?)が水浴びをしていた。でもよく見るとその馬の頭には角があった。一角獣。天使の翼を持った一角獣。後ろで声がした。「これはSちゃんの未来世なんだよ。この子はSちゃんなんだ」
その声の主は有里だった。
「私たちがいるこの世界は誠さんがいる地上よりも、ずっと未来の世界なの」
やっぱりSちゃんは一角獣だったのだ。「この子の事を歌った歌をうたうね」 そう言って有里が天使の翼を持った一角獣(Sちゃん)の歌を歌い始めた。


空の涙のひとしずくが
森の清らかな泉をつくり
水浴びをする動物たちの
心を清めてくれる

 あなたは天使の翼をもった
 空の使い 一角獣
 くもりのないつぶらな瞳で
 地上の出来事を見つめている

透明な森の奥深くに
あなたの魂が輝いている
たくさんの花たちに囲まれて
あなたは愛を歌っている

(2005・12・10 山室にて)

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過去、現在、未来。3次元と4次元をつなぐ2枚のCD「こどもたちの心」「観音さま」をみなさんよかったら、是非聞いてくださいね。来年1月の半ばにはリリースいたします。

近いうちに、郵送による申し込みの詳細について案内しますね。

3月に製作に入って、1月にリリース。10月10日、赤ちゃんを生み出すだけの日数がかかりました。
 イラストは赤ちゃんを産む前日に真智子さんが描いてくれて、デザインは、妊娠を知った数日後長野にやってきたSちゃんが取り組みました。みんなで命を育むようにして育てたアルバムです。お楽しみに。
by ainohanaMusic | 2005-12-13 12:05 | 心の旅日記 | Comments(0)