愛の花

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夏のリトリート② 長いご縁と贅沢な時間


8月26日 リトリートの始まる日、福島から来てくれたスタッフの栄子ちゃんと二人で、遊里庵から車で40分 飯島の山、与田切川の上流の火が燃やせる素敵なスポットへ、「サウナの予行演習」と称して、いい時間を持つことができました。
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14年目になる3泊4日の「自分に帰るリトリート」定員を超えてしまう時もあれば、おひとりの参加の時もある。
どんな時も 必要必然最高のことが起きるので、疑わず、最幸の準備をしている。


今回のリトリートは、出会って20年以上のおつきあい、日本にいるときは1年に1回は 必ずコンサートを主催してくださる東京は調布のクッキングハウスの幸子さんが来てくださることになっていました。

彼女は、統合失調症の方々が一緒にご飯を作り食べれる「心の居場所」を運営されて、さらに無理なく自分の役割を果たすことで生き生きと暮らせるレストラン「クッキングハウス」を23年前に設立。貴少な実績&功績で 日本各地から講演に呼ばれ、クッキングハウスはもちろん、全国で求められて多忙な日々。長年、リトリート参加を考えてくださっていたが、時間がとれず1泊なら、と 日曜日の午前中からの参加を決めてくださった。

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夏のリトリート恒例の「ナチュラルサウナ」が、昨年までの場所が 今年山の開発により使えなくなり、人の出入りのある場所しかなくなったので、サウナを事前に建てられなくなり、当日建てる方式に。さらに、参加者がおひとりなので、スタッフは一人。
さて、わたしと栄子ちゃん二人で サウナ設営、日陰テント設営、バーベキュー、撤収がスムーズにできるかどうか?予行練習となった。なんでも やってみないと分からない。
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できました!
楽しかった。
女二人でも、ばっちり。アマゾネス(笑)
ナチュラルサウナ(スエットロッジ)は素晴らしく奥が深い。
その奥儀を純粋に 深めている感じがしました。
火 水 木 石 空 動物 植物 魂 すべてがつながってゆく時間。
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さて、28日 日曜日 抜かりなく準備して、荷物(道具)満載して、駅へ。
1泊しかないから、川で 歌も歌うよ。
つい先日まで 2週間滞在していた はるちゃん&ぎょうぐさんのおかげで 玄関と蔵の前がすっきり。
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そして、楽しく有意義な 1泊二日でした。
幸子さんのよく働くこと!!
川原にテントやマキやバーベキューの様々な道具を運ぶことも 火を維持することにも、かたずけにも
すべて気が回る。社会的に活躍されても、自らなんでも動くことを厭わない人は少ないかもしれない。
幸子さんの場合、農村に生まれ育ち、都会にあこがれて家を離れて、
でも、自然と共にある暮らしを改めて見直し、次への展開が目の前に見えてきているところでした。
田舎にクッキングハウスの家を持とうと 考え始めたところだったのです。

「最高の夏だわ。」と満喫されて、
サウナの熱さと川の冷たさも、何度も 何度もトライしながら その奥まで到達してゆく遊び心と探求心。
わたしも栄子ちゃんも、熱さ冷たさ、堪能しました。

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皮膚の表面の熱さではなく、おなかや背中までの温まりを満たして、それらの熱を川の流れにリリースして、自然界と溶け合う結界を超えた感覚。
私たちしか人がいない、大空の下。
大笑いしながら「大地を踏みしめて♪」を奉納して 遊ばせてもらったことへ感謝を伝えました。

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また、今回、驚いたのが、うたをうたったら 川の向こうに、動物たちの呼びかけ合う声で満ちたこと・・
サルの大群と鳥たち・・すぐそばまで来たようでした。でも、姿はあらわさなかった。

次回は、動物たちが出てくるまで 歌い続けてみたいな~と思いました。歌に感応して我慢できない・・という空気感。動物たちの呼びかけ合うその声で、この森は動物たちの大切な住処なんだ・・ということを 深く心に刻まれたのでした。

山の開発によって、「サウナ」のできる場所が限られてきた・これは、野生動物たちの暮らせる場所が どんどん少なくなっているということ。地球はたくさんのいのちの暮らしの場所。自然と融合した暮らし方を人間が選択することで、多くのいのちが幸せになって行ける。

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29日 月曜日 朝の勤行と庭での朝食後、高烏谷神社へ。
幸子さんは、ウォーキングメディテーションの時間を草花のスケッチをされていました。
「目を閉じると青い光が見えるのよ。いつもは見えないし、日々の雑念でいっぱいだけれど、今は頭がクリアで光を感じるの。」

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出会って20年以上の年月を経て、
「うたうごとく暮らし、暮らしたままをうたってるのね。」
「なぜ もっと早く来なかったのかしら?」と目に映るすべてを深く味わって受け取ってくださった幸子さん語る
クッキングハウスの「自然な暮らしの家」のビジョンが、わたしにも見えてきました。
最大人数20人くらいが 滞在できて、畑もあり、土地も300坪くらいある趣のある大きな古民家・・できれば遊里庵に近いところが わたし的にはいいな~ いい場所があれば 教えてくださいね。わたしも 家探しをお手伝いすることになりました。

自然の中の暮らしは 畑や薪とりまき割りなど、たくさんの暮らしの仕事があります。
そのたくさんの仕事は「いのち」と触れ合う循環する仕事。
みんなで それを分かち合うことで みんなのいのちがつながってゆく。
都会の中のオアシスも素敵だけれど、自然の中で「みんなで生きる」
暮らしは、持続可能な揺るぎのなさと次の時代への架け橋のような価値観の転換を促す感じがします。
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ところで、今日 気がついたのですが、下の写真・・わたしと幸子さん そっくりなんですけど・・
姉妹みたい。
長いご縁の中で こうしてゆっくりエッセンスを交し合う時が持てたこと ほんとに感謝。
支えてくれた栄子ちゃんと自然界に感謝。

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さて、これを記している31日今日は 虹のうたクラブの会報の発送日です。
今から プリントアウト、製本、発送 頑張ります!!栄子ちゃんが いま 作業中なり。
ほんとに素敵な会報(16ページ)とお楽しみCD(新曲3曲とトーク)が 出来上がりつつあります。
もうすぐ着きますよ。お楽しみにね~♪

by ainohanaMusic | 2016-08-31 14:01 | リトリート | Comments(0)