愛の花

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画家と脚本家と演劇仲間たちのコンサート in 松本

12月23日 午後2時に家を出発。一路松本へ。午後3時半に会場 信濃ギャラリーに到着。
家を午後に出発して、十分間に合うコンサート地なんて、ほんとに恵まれている~とつくづく思う。
今年は 1年に3回も松本市でコンサートを開催することができた。それは、元をたどれば、画家のおさむさんのご縁。
おさむさんが 絵を通して伝えたいことと わたしが歌を通して伝えたいことが 共通してるので、ご縁が自然と結ばれてゆくのかもしれない。
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この夜のコンサートの会場 信濃ギャラリーは、ピカデリーホールと共に、お芝居の脚本を書かれている堀内さんが支配人をされていて、
わたしが 会場に着いた時、堀内さんが ギャラリーにモップをかけておられて、わたしに気がついて満面の笑顔で「よく来て下さいました。」とおっしゃった。ほんとに、歓迎されているということを感じて、心があたたかくなった。7月 おさむさんの個展に合わせてコンサートしたカフェチロルで初めてうたを聞いていただいて、お会いするのは2回目。

わたしは 音響を準備し始めると、次期に演劇仲間たちが集ってきて、台所では コンサート後の打ち上げのお料理が始まった。
そして、おさむさん登場。なんと!赤いリボンのついた大きな絵を、「はい!」と渡してくれた。
え?ほんとうに?なんと!この夜2枚の絵が クリスマスプレゼントに。これ以上のプレゼントはないですよ~ほんとうに幸せ者です。

おさむさんの絵はいつも 本気で描きこまれていてエッセンスが詰まっている。わたしは 以前いただいた2枚の絵といつも うたの旅をしているが、今度の絵のタイトルは「夢のなる木」
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明るい 新しい絵の中には 大小の動物たちと実り豊かな木が立派に葉を茂らせていた。
ああ~どうして分かるんだろう?
わたしのこの頃の夢のひとつは たくさんの動物たちと自然な形で一緒に暮らすこと。
人間は どうしてか、人間という「種」だけで固まって暮らしているような気がする。
そして、人間の都合のいいように、動物たちの暮らし方を変えてゆく。
人が 自然の片隅で暮らさせてもらい自然の摂理に 人が寄り添って暮らしてゆけたらいいな~と、わたしは思う。
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準備をしながら、アナスタシアの話になった。ロシアの大自然の中に家も持たず、動物や植物たちと意思疎通をして自然と宇宙の摂理を理解して暮らしている女性の本は いまや全世界でベストセラーになっているが、おさむさん曰く「有里さんと重なるんですよね。」と。
いいえ、わたしは 人間世界で生まれて育ってきて、アナスタシアのような叡智はないけれど、その存在によって どれだけ励まされているだろう。この絵は、ひとつの道しるべ。そのようにありたいということを忘れないで コンサートを続けてゆける。 
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コンサートのあと、手料理を囲んで 懇親会。
和気あいあいと 愛情のこもった たっぷりのお料理をみんなでいただいて、一人一人がそれぞれに 感じてることをシェアする時間もあり、あっという間に12時になりました。
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この夜は、主催の堀内さんが用意してくださった快適なホテルに泊まりました。
着いたら、お風呂に入ってバタンと眠りました。
朝、ひさしぶりに 空調の効いたあたたかい部屋で目覚めて、同じ長野でも別世界。たまには、寒さから逃れて体が緩む便利な世界もいいなぁ~と思ったのでした。(ベースは 薪ストーブのある古民家で満足してます)

帰りに、ピカデリーホールに寄ると 堀内さんがピカデリーホールの中も案内してくださいました。250席くらいの お芝居用のお客さんとステージの一体感のある素敵なホール。
 「ここで、豊田勇造さんとゆりさんのコラボコンサートをしたいな。」と言われるので とてもありがたいな~と思いました。演劇の中の音楽とか いろんな形で協力も できてクリエイティブに人が集えるような流れが作れたらいいな~と感じました。
そしてカフェで珈琲を飲みながら いろんな話を聞くことができたのですが、一番 心に残ったのは なぜ、堀内さんが捨て猫を拾い育て続けているか・・の始まりの話。

戦争中、まだ小学生だった時代、地域の自治体から「こんなご時世に猫を飼うなんて・・・猫をなんとかするように。」という命令のようなものが下されて、家族で悩んだ結果、猫を殺さざる負えなかったという。その辛い体験から、「猫に借りを返す」人生が始まったという。戦争は人を狂わせるけれど、平和なときも、人間中心の価値観の社会であることには変わらない。
 捨て猫を見捨てられず 飼うようになって、アパートを追い出されて転々とした学生時代。そして 今も5匹の猫たちと暮らす堀内さん。
 いつの時代の「正しさ」も、いのちに寄り添ってみれば 正しいとは言えず、人間の都合が 幅を利かせている。

けれど、自分の心に背いて、愛する命を助けることができなかった経験は、その後、いのちを守る決意 揺るがぬ意志にかわってゆくのだと 希望を感じた。

また、再会して いのちのためのコンサートを一緒に 演劇の仲間のみなさんと創ってゆきたいと思います。



by ainohanaMusic | 2015-12-29 23:00 | 心の旅日記 | Comments(0)