愛の花

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水戸市 高円寺 お彼岸コンサート

9月25日 オフ
ホテルを出て わたしはプールへ行こうと計画していたが
前日のあくざわ先生の、冷やさないように、風邪は奥にしまいこまれただけ・・と言う言葉を思い出し 踏みとどまった。
だいたい、泳ぎたい気分になれない。

わたしは、多くの方々の様々な想いをスポンジのように吸収する傾向があるので、泳ぐことで 洗い流し とても軽くなる。
でも、まずは 風邪を治さなきゃ。

ホテルの滞在を1時間延ばし、11時に夏秋さんと合流して、温泉へ。
これが とってもよかったな~温泉荘。貸切状態。足の裏をあたため、背中をあたため、胸をあたため。湯治に来たみたいな気分。
そして ゆっくりランチをとって、翌日のコンサート地 光円寺へ。

光円寺さんとの出会いは 昨年の7月。
正安寺の真紀さんが、親しくしている光円寺さんの坊守さんが 進行性リューマチで 外出が難しいから「有里さん ツアーの空いた日に うたをお届けに言ってくれたら嬉しいな~。」

その話が決まると、光円寺の坊守さんが、「わたしより もっとたいへんな方がいるので、そちらを優先してうたを届けてくれますか?」

そして 初対面の光円寺の住職さんの案内で、進行性の難病の檀家さんの寝室まで うたいに行きました。
頭を動かすことも難しい、話すこともままならない檀家さんは 数か月後に 光の世界に旅立ち、お葬儀の時、「有里さんのうたを聴かせられてよかったね。 また みんなで聞きたいね。」ということになり 9月26日 光円寺 お彼岸コンサートが決まったのです。

さて、夏秋さんを 光円寺さんに紹介して、ひとしきり お話ししてから翌日の会場準備をしました。
そして わたしは 再び あくざわ鍼灸医院へ。
25日にコンサートに来てくれた おゆうさんが また心配してくれたの。
「あくざわ先生のところへ、行って来たら?」「今日 行ったんだけど、念のために 明日も予約取ってあるよ。」「ああ~よかった!」

あ~毎日 治療三昧 ほんとにありがたい。あまりいい状態ではないけれど うたっても 日々、それにも負けじと 施術を受けている。この日は、背中の真ん中にお灸をしてもらった(?)時、奥にしまいこまれた風邪が 退散する(溶けてゆく)のを感じました。
コンサートを続けていなかったら、施術をうけてないと思うと、とても豊かな真剣勝負の学びの時間だと感じました。

そして、26日
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光円寺のピアノは 20年ぶりで調律されて 夏秋さんの演奏で生き生きと 美しい音を奏でていました。
わたしの声は この日が 一番 よく出たなぁ~ 
体全体をあたためて、水分を充分に補給し、バランスを整えながら 丁寧にうたいました。

最後まで歌えて、そして 住職さんとも 坊守さんとも 交流に時間も持つことができて ほんとうに感謝!
この日は お年寄りの方が多くて、できる範囲のことを 心をこめて 感謝をもって 分かち合う~ということが いっそう沁みたコンサートでした。限りあるいのち かぎりある時間 を知って分かち合ってるって無限大に広がる「今」なんだ。
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どんな状況も 出来事も 不幸と思わずに、その中で精一杯 味わい成長してゆけることが 幸せなことだ~と感じたのでした。
住職さん 坊守さん 2日間 ありがうございました。夏秋さん、助けてくれてありがとう!
来て下さったみなさん お手伝いくださった 家族のみなさん ありがとうございました。

by ainohanaMusic | 2015-09-30 14:46 | 心の旅日記 | Comments(0)