愛の花

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あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。


みなさん 年末年始はどんなふうに過ごされましたか?

明日から 多くの方は明日から仕事始めですね。

わたしも、今年は なんだか例年と違って 世の中の多勢と同じような季節感&流れ(スピード)で動いてるような気がします。

明日から仕事の始まり・・レコーディングです。5日6日が レコーディングで 7日がライブリハーサル、8日に準備して 9日から東京へ。

10日、11日、12日が新年のコンサートです。東京・埼玉近郊の方は是非 いらしてください。詳細はホームページをご覧ください。


さて、わたしの年末年始は 多くのみなさんも そうだと思うのですが・・・家族時間を過ごしました。

30日、深夜に長男 アマチが帰ってきて、31日は 息子二人と温泉へ。

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面白いな~と思うのは、久しぶりに再会しても お互いに 関心も示さず それぞれがマイペースでやってるのに 半日もすると 雪を投げ合ったり、お互いの今の活動について聞きあったり、急速に仲良くなってゆくことです。雪を投げて追っかけあう姿は カリフォルニアの山で毎日一緒に遊んでいた幼い時代の姿を彷彿とさせ、兄弟に生まれてきた縁の不思議を想いました。
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温泉の帰りに アマチが30日に、撮影をしたという伊那市の花屋さんに行きました。アマチがデザインした服(ストール?)を、高校時代の友だちに着てもらい、友人のカメラマンに撮影してもらうのを遊び(?)をやったらしい・・その場所で展示販売してあった「イス」が気に入ったとのこと。

 わたしは、せっかくなので 花を買いました。アマチは2万円以上するシアターのイスが気に入って、ずいぶん思案していました。

「アマチ、椅子に2万は高いんじゃないの?それに、いったいどこに置くの?」

「高くないよ。イスで気に入ったものは 初めてなんだよ。気に入った椅子が ひとつもないから、うちには椅子がひとつもないんだよ。」


アマチって面白いなあ~

新鮮。わたしにはない発想だ・・・

気に入ったものがないから、買わない。

気に入ったものが見つかったときは買いたい。


でも、あの椅子、3席でひとつのシアター用の椅子なんだよ。変わったものを気に入るんだな~

実用ではない レトロなものが好きでコレクションしている。それが アマチの作りたい ファッション(デザイン)となにか関係あるのかもしれない。


夕ご飯に、二人に餃子を作ってもらいました。八星の音楽コレクションの中から アマチが気に入ったものをコピーして

そのうちに、八星のオリジナルも パソコンから流して二人で聞いていました。

アマチが帰ったのは31日の夜 10時頃。

アマチは、帰る時に 八星に「卒業制作のファッションショーの音楽作らない?」「いちおう決めてあるけど、それより良ければ採用する。」と八星に持ちかけて、八星は 元旦の日、一日中 パソコンに向って 3分のインストの音楽を打ち込みで完成させたのでした。

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面白い流れです。ちがう分野のふたりがコラボなんて・・。


そして、二日

八星とふたりで 2泊3日で静岡の実家へ。


9月に旅立った猫のスピカと同じような病状が 兄弟猫ライカに現れてきて、毎日親身な看護が必要。さて、どうしようか?

2日の朝、ライカをケージに入れて、静岡へ連れてゆくつもりでいたところ、気がついたら 根気よくファスナーをあけて 脱出。

ライカにとっては 知らないところへ連れて行かれるよりは おいて行かれる方が ずっとストレスが少ないのだろうと 感じなおして、

流動食を2か所に用意して 置いて出かけることに決めました。

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                    (八星の音楽を聴く父)


3か月ぶりに会う父は 少し 年を取った気がしたけれど、2泊3日、川の奔流のように 話の止まらない父の博識、世界観、洞察力は 以前にもまして力強くなっている気がした。今回、父がずっと語っていたのは、「資本主義がどのように始まり、どのように維持されているのか。」搾取することで成り立っている資本主義の在り方を 始まりから現在にかけて 歴史を紐解いた。父はずっと、時代の洞察をし、研究者としてありながら、現在は浜岡原発の廃炉のための運動をしています。


せっかくなので、元旦に作った八星の曲を 父に聞いてもらいました。

八星の曲は、パーカッション、キーボード、弦楽器、ベースなどを全部一人で重ねている。楽器は実際の楽器ではなくサンプリング音を打ち込んだものだ。

すると、父は、「全部一人でできるなんて つまらないね。」といい、クラッシック音楽やジャズの起源の話を始めた。

父の話しは、目の前の相手とのやりとりではなく、 自分の世界観から感じることを川の流れのように語り続ける。


八星は 後で 「おじいちゃんの話 分からなかった。」と言ったので、

「あのね、おじいちゃんは ママが中学校1年生の時、社会科のテスト勉強で、年代暗記をしていたら、『くだらないことはやめなさい!。もっと身になる勉強をしなさい』と怒って、「メソポタミア文明の夜明け」っていう分厚い本を持ってきたんだよ。おじいちゃんは その場に役に立つことを優先するっていう考えのできない 変わった人なの。おじいちゃんの話は、八星のことではなくて、八星の音楽を聴いて 引き出されたいろんな話なの。だから 目線を遠くして、眺めるようにして聞いてたらいいよ。」

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わたしは ずっと父が怖かった。父は社会正義の人で、正しいけれど 人の気持ちを理解していないと感じていた。

そして、「子ども」の目線にたって行動する人ではなかった。


長い時が過ぎて、父の話を わたしは興味深く聞いている。

競争社会の中で 自分の利益と関係なしに 社会の在り方を遠い昔から研究、洞察して どうしたらいいのか?いつも真剣に考えて深めている人は 希少だと思う。父は、大学も退職して 今は講義もしていないが 会うたびになにかを深めていると 感じている。






by ainohanaMusic | 2015-01-04 23:41 | 心の旅日記 | Comments(0)