愛の花

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月の光に導かれて~スピカの旅立ち

9月7日の深夜に家に帰り着いて、3夜が過ぎた。

月の明かりの美しい夜が続いた。

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7日の昼から姿を消したスピカはかえって来ないと分かっているけれど、探してしまう。

もしかしたら・・・と 急に思い立って、家の中も隈なく探し、畑の菊芋の雑木林地帯も かき分けかき分け探し

ときどき スピカが口が痛い時、(無理やり食べさせられないように)隠れていた 屋根裏も探し、押し入れも、蔵の物置の場所まで 探した。

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               (畑の菊芋)

スピカは 自分の旅立ちを満月に合わせたんだなあ・・と 今日、秋の畑を耕しながら・・・カボチャを収穫しながら・・・合歓の苗木を植えながら・・思い当たった。スピカは すぐ近くの畑に行くのも ニャーニャー鳴きながら、わたしの保護を求めて、決して遠出はしない猫だった。猫の縄張り争いも 激しくて、まだ1歳のころ、何度が近くの猫に襲われて おしりのあたりに傷を負って帰ってきた。人のそばに いつもいて、夜は必ず わたしのそばで眠った。


そのスピカが どんなふうに導かれて 山に入って行ったのだろう?死出の旅だからこそ、確かに導かれて 自分では歩いたことのない 山の中まで入って行けたのではないだろうか?

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スピカは 猫エイズと白血病、両方のキャリアで、どんなふうに病気が悪化して 亡くなっても不思議はなかったのに、

1年は ほとんど口内炎との戦いオンリーで、ステロイドを上手に使うようになってからは、痛みで苦しむことはなくなったし、9月4日 最後の姿は とても穏やかで、愛と感謝に満たされていた。最後の10日間で、熱が出て、足が悪くなり、舌が 固くなってきたけれど、穏やかさは 増して、瞳は澄んでいた。

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          (今日は畑に カブと大根のタネをまきました)

スピカが どんなふうに死を迎えるのか・・分からなかったから、わたしは とにかくそばにいてあげたかった。

けれど、スピカは ちゃんと自分の足で光の世界に向って 静かな場所へ静かな場所へ 導かれていった。


すごいなあ~お産と同じなんだね。静かな場所で産んだわたしには、スピカの死に方は 心底 納得がゆく。

この世と あの世の 橋を渡るとき、周りには緑が溢れ、土があり、たくさんのいのちが 共にある

だれも 自分の静けさ(集中)を妨げることのない山の中で お墓もいらない そのまま 土になってゆく そのたびを

お月様が照らしてくれたのかな。

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 (ゴーヤがたくさん実ってます)


ありがとう スピカ   あなたは わたしの先生みたいだな。 胸の真ん中にあなたはいるの。


わたしも あなたのように ありたいです







by ainohanaMusic | 2014-09-10 11:29 | 心の旅日記 | Comments(0)