愛の花

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みんなでやろうね~浜松 初夏のさわやかコンサート~大切な友達

5月17日の夜 10時過ぎ、携帯が鳴った。

「素子ちゃんだ!」・・翌日の コンサートの主催の素子ちゃんから・・と思ったら、娘さんだった。


「母が さっき意識を失って病院へ入院したんです。」


あ・・そうか・・とっさに言葉がでない。


素子ちゃんは、昨年 夏に病気がわかって 一時 化学療法に入ったが 免疫力など、回復に有用なものを失って行くのを感じて、化学療法をやめ 自宅で自然療法に入った。食事療法で いっとき 落ち着いたけれど 化学療法の副作用か・・味覚がおかしくなり 食事が喉を通らなくなりずいぶん痩せたが、丁寧に心と体とつきあい、そして、「自分のやりたいことは やるんだ!」と 5月18日にはコンサートの主催と 6月20日はヘンプアクセサリーワークショップの主催を引き受けていた。


「明日のコンサート、どなたか 準備 変わってもらえるでしょうか?」

「大丈夫。場所もわかるし、わたしが やれるから こっちは 大丈夫です。」


素子ちゃんが企画したコンサートは 当初は2月2日だったが、そのときは わたしが 風邪でうたえず、今回は その延期コンサートだった。2月2日は、 娘さんもご主人も 友だちみんなも集まったので シェア会になった。そのときに、ご主人も 娘さんも 素子ちゃんの病気を それぞれが どのようにうけとめて、どのように向かい合っているか語ってくれたので、今回の緊急事態でも、余計な言葉をしゃべらなかった。声の向こうに 母を心配するあたたかい心の家族が見えるようだった。わたしは わたしの精一杯で、コンサートの会場から 素子ちゃんとつながり応援しよう。ライブに来てくれたみんなの祈りが届くように。

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さて、ところが、18日 会場準備に2時間半まえにたどり着くはずが、ナビが会場まで案内してくれなくて、変てこなところへ到着。あせってるところに おっさまから電話。

「有里さん、会場の 鍵の場所分かった?」

「ああ~おっさま よかった、あのね、鍵の前に 会場にたどり着けないの。」


おっさまは、知人の結婚式会場から心配して電話をくれたのだった。

おっさまの案内のとうりに 車を走らせたつもりが また へんなところへ行ってしまった。


そこに ちえちゃんから 電話。

「有里さん、今 手伝いに会場に来たけど 鍵がかかってるんだけど。」

「あのね、ちえちゃん。鍵の場所は わたし、わかるんだけど 会場につけないの。」

「わかった。有里さん そこで 待ってて。わたし迎えに行くから。」


ありがたい~~


そして、会場で 音響を準備していたら、松島さんとお友達が 早めに来てくれた。

「有里さん、お手伝いすることありますか?」

「すみません、ヘンプアクセサリーとCDを並べてもらえますか?」

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おっさまも、ちえちゃんも、松島さんも 素子ちゃんが 倒れたことを知り、わたしが会場入りする時間に 連絡をくれたり 手伝いにきてくださった。


みんなで作ったコンサートとなりました。


コンサート後のシェアリングで 印象的なことが ありました。

中学生の女の子が「死にたい」から「生きたい」という気持ちの転換を 涙に言葉を詰まらせながら 語ってくれたのです。

今の社会では「いじめ」も蔓延し また、簡単に「死ね」とか「死にたい」とか 言ってしまえる風潮があるけど、

大きな病気を抱えても、心配することよりも、生きようとする大人の姿 真摯な姿は子どもたちに伝わったのではないかな? 


また、2月2日のシェアの時も 出てきたことだけど、友人や家族が大きな病気とわかったとき、

病気の友人(家族)を心配してるようで、大切な人を失うかもしれない自分を心配してる場合もある。その自分に気がついて、一人一人が自分の生き方を見直す機会になる・・病気の人も 健康な人も みんなおなじで、「今」を精一杯 「自分のできること、ほんとにやりたいこと」を心配せずに 精一杯やる~ことで依存せず 成長へ導かれているような気がしたのでした。


コンサート後のシェアを終えて、みんなが 撤収を手伝ってくれました。

すべて片付け終えた時、おっさまが 言いました。

「素子ちゃんとは会えないかもしれないけど、ご家族に会いに病院に行くけど、有里さん行かない?」

「え~うれしい。もちろん。」


それで、おっさまの車を先頭に ちえちゃんの車に乗せてもらい、大人3人子ども二人で 病院に向いました。

素子ちゃんは 意識がなく集中治療室に運ばれたと聞いていたので、会えるとは思っていなかったのですが、


個室に一人で横になっていて、笑顔で迎えてくれました。

「ああー今回は聴けると思ったのに・・・倒れるの 明日だったら良かったのに・・・」

透明な笑顔。ほんとにきれい。


おっさまが 今日のコンサートの動画の中から 帰ろう♪を見せて、参加者みんなからのエールの動画も見せて、

それから、素ちゃんの病気のこと、気持ちを静かに聞き、来月のヘンプアクセサリーワークショップの主催を、素子ちゃんの友だちのまりさんが、引き受けてくれることを伝えました。

「わたし、元気になって 参加する!」

「誰が主催って感じじゃなくて みんなでやろう。」


すごいなあ~  ほんとにそうしよう!


そして、2月2日に ご主人が「リトリートに参加したい」って言ってたことを話したら

「わたしも 元気になったら、もう一度参加したい。」というの。「じゃあ、ご主人と一緒に参加したらいいね。」


素子ちゃんは 自分の病気が進行してることを お医者さんから伝えられたばかり。

でも「こういう状況から 治った人もいるから。」と 前向き。


心配するのではなく 死ぬまで「今」を生きること。自分のできることを やり続けること。

心の健康さが 透明感につながっている気がしました。

帰りがけに ♪観音さま を小声でうたいました。一緒にいられる時間は、どの人とも 限られているからこそ、できる限りお互いを感じあいたい。


おっさま、ちえちゃん、もとちゃん 貴重な時間を 共に過ごせてうれしかった。ありがとう。


by ainohanaMusic | 2014-05-21 19:31 | 心の旅日記 | Comments(0)