愛の花

ainohanam.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ふたりの理恵さん~神慈秀明会のコンサートin山口宇部

3月4日は 山口宇部にある神慈秀明会でコンサート。
d0024504_14461370.jpg
d0024504_14481179.jpg


コンサートが決まった ゆきさつは・・・・

・・・・昨年 9月 九州ツアーに出発する前日に ツアーのまんなかあたりの金土日の 松山でのコンサート企画がキャンセルになった。

その間 家に帰るわけにもいかない。松山前の予定は広島、後の予定は大分。その間のどこに なにして待機していようか?心に浮かんだのは、 山口宇部に暮らす ひびきの杜という素敵なスペースを運営している理恵さんだった。

理恵さんは ここ数年 農業に力を入れ、また 親の介護でも忙しいので コンサートなどの企画はやらない・・とおっしゃっていたが・・・事情を話すと、1週間も満たない準備期間で コンサートを企画してくださって20名の方々が集まった。


そのときに、来てくださったおひとりが 秀明会の正司さんだった。彼は、近年 家族関係で たいへんな困難を抱えていたが、誰にもその事情は話していなかった。ひびきの杜のコンサートの夜、2時間のコンサートで心がひらき、そのあとのシェアリングで 自分の抱えている問題を みんなと分かち合い、そのあとの打ち上げにも残られて 親身になって聞くみんなのあたたかさに 心を軽くして 帰られた。


「翌朝、コンクリートに向っても 優しい気持ちで語りかけるくらい怖いくらいの 優しい自分になっていました。そんな自分は初めてでした。」

そんな 体験をみんなにしてもらえたら・・ということで 1時間半のコンサートと 1時間のシェアリングの企画を、山口秀明会の責任者の毛利先生に持ちかけたという。毛利先生は わたしのプロフィールを読んで、「お会いしてみたい。」ということで コンサートを企画してくださった。

d0024504_14475590.jpg

                 (正司さんは 後ろの右端・毛利先生は前の右から お二人目)

コンサートの途中、観音さま♪をうたったとき、信楽に暮らし、かつて秀明会の美術館である MIHOミュージアムでコンサートを企画してくれた 高橋理恵子さんの存在が蘇った。「有里さんのうたには 秀明会の教えと重なるものがある。自然農の実践や美しいものを大切にしている心が近い・・・是非、多くの方々にうたを聞かせたい。」ということで、なんどか コンサートを企画してくれた。そんな理恵ちゃんが ある日、突然亡くなった。日常を終えて 家族の中で最後にお風呂に入り お風呂もきれいに掃除して、お弁当も用意して、朝、光に旅立っていた。心臓の疾患で 予告もなく 眠りながら苦しむこともなく、あの世に旅立った。


「秀明会は 観音信仰なのよ。」そう伝えた理恵ちゃんの存在が 歌っている間 蘇っていた。

亡くなって 何年になるだろうか、「あ!理恵ちゃんが 見えない世界で 今回の橋渡しを手伝ってくれたんだな。」と気がついた。目の前、客席の後ろの方は ひびきのもりの理恵さんが 座っていて、ふたりの理恵さんがシンクロしていた。見えない世界と見えてる世界は つながっているよ・・と サインを送ってくれていた。

d0024504_14463059.jpg
                          (右側が ひびきのもりの理恵さん)


コンサートのあと、少人数でシェアリングをした。


わたしは 3月3日に 音響設営と打ち合わせをするために 前泊で山口に移動し、夕食と宿泊は 正司家にお世話になった。

そのときに 感じたこと体験したことが わたしの心に残っていて、何人かに話していたけれど、シェアリングでも 改めてお話した。


正司さんのお母さん(おばあちゃん)は とても料理が上手で、癒しの料理人であること、控えめだけれど 人と打ち解けることができる優しい人であること

けれど、数年前に起きた家族の問題を誰に語ることもできずに、 大きなおうちで ほぼ一日 ひとりでぽツンと過ごされていること。


おうちには かわいらしい テンテンという犬がいて、正司さんは お忙しいし、元気すぎておばあちゃんの力では 及ばなくて 散歩に十分行けてないこと。


「誰か、正司さんのお母さんのおいしい手料理を食べて癒されて、その代わりに テンテンのお散歩に行ってくれる方いないかなあ?テンテンが癒されて、おばあちゃんも、食べた方も 癒されるんだけどなあ~」


実は、わたしは 正司さんのお宅に泊めていただいた夜、夜中に テンテンが「散歩した~い」と鳴いているので布団から起きだして 夜中の散歩をした。朝も 出発間際に「散歩がしたい!」と テンテンが鳴いて、朝の散歩も させていただいた。 てんてんは あまりにもうれしくて 綱をもつわたしも 全速力で一緒に走りたくなるほど 勢いよくひっぱって、喜びに体を震わせて ぜーぜー、しゃべっるように息をして、落ち着くと 途中で草を食べたり、生きてる喜びを全身にみなぎらせていた。


首輪につながれて 檻に入れられてる動物たちは 気の毒だと思う。本来は自由な存在なのに、人間社会のルールに合わせざる負えない。せめて毎日 散歩させてあげたいな~という願いが わたしの胸に宿ったのだった。


そして!!おばあちゃんのおいしいお料理の話をしたとき、理恵さんの胸にも 希望が宿ったようだった。

理恵さんが1か月に2日運営している 支援カフェのお料理人が 多忙のため辞めたいとのことで、 「震災から3年たったし、一区切りしましょう」と数日前に電話がきたらしい。でも、カフェに来るのを楽しみにしてくれてる人たちのことを考えると 心苦しくて どうしよう?と考えているところだった。


「正司さんのお母さんに 近いうちに お願いしに行きます。」

それよさそ~、月に2回、りえさんの素敵なカフェで おばあちゃんが料理して みんなとつながったら おばあちゃんも みんなも幸せになれそう。


みんなが、つながって行ったら 支えあい、大きな家族になり幸せな日々がやってくるだろう。


テンテンも おばあちゃんも、理恵さんも正司さんも・・・みな・・・幸せで ありますように。

d0024504_14464865.jpg
かたずけのあとは、おいしい手料理をいただきました。

MIHOミュージアムで 理恵ちゃんにもてなされた時のことも 思い出しました。

時を超えて、つながってゆくね。





by ainohanaMusic | 2014-03-07 14:36 | 心の旅日記 | Comments(0)