愛の花

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2枚のCD

3月から取り組んでいた2枚のCD。

このレコーディングは、いつまで続く~コンサートツアーや畑、リトリート、日常の合間を縫ってやり直しの日々も、ほんとにようやく終わりを告げた。今日は最終のミキシングに誠さんが取り組んでいる。
音源に、納得が来るのもたいそう時間がかかったけれど、ジャケットの絵が届いたのもつい先日。『もう、ジャケットは出来上がってしまっていると思いますが、やっと描けたので送ります。』と真智子さんらしい、とぼけたメモ付き。バッチリのタイミングだったよ!
 
4月に、兵庫の彼女の家のお花畑でライブをした時、彼女のおなかに宿っていた子どもが11月には生まれる。
「家族で歌を聞きたかった。」とお花畑ライブを企画したした彼女。お客さんはほんとうに少なくて、親戚と家族と友だちが少し。それは、真知子さんたちの結婚式のようでもあり、やってきた新しい命への祝福の宴のようでもあった。

彼女の家に泊めていただいたその夜、見せてもらった、彼女の絵。色エンピツやクレヨンで走り描きしたシンプルな子どものような絵。
「あったかいなあ~。わたし好きだなあ~。今CDの製作中なんだけど、あったかい感じがいいんだよね。ジャケットの絵、描いてくれないかなあ?」
『え?いいんですか?描いてみますね。』

大切なことのほとんどが、計画のないところで出会い、運ばれていく。

ところで、25曲が揃ったところで、「友だちの光」は夕焼けの絵、「こどもたちの心」はひまわりの絵と決めて、歌を並べてみたが、どうもしっくりこなかったんです。どう並べても気持ちが落ち着かない。
 最後に「あ!♪ともだちの光は♪こどもたちのこころのアルバムに入りたいんだ!」と発見。
そしたら、すべての歌が流れるように生かしあい曲順がピタッと、決まりました。
面白いね。

それで、タイトルが変わり、1枚は「観音さま」というタイトルになりました。2枚とも60分前後です。11月は目いっぱい忙しいので、12月の始め大阪の友だちを我が家に、3~4泊でデザインワークに迎えます。ブログを読んで『デザイナー決まってなかったら、俺、やりたいんですけど。』と立候補してくれた小野誠さん。友だちの若手デザイナーと二人で来てくれます。

これも、楽しみ。
心を偽らない丁寧なプロセスで、作っていくのは辛抱がいるけれど、やりがいがある。

今回もたくさんの素敵な友人ができたし、かかわりが深まりました。

願いを生きると出会いがある。

製作にずっと関わってる下村誠さん、ミュージシャンの山本公成さん、でんちゃん、シーナ、峰彦さん、のりたけ、レコーディングサポートのひとみちゃん、写真を撮ってくれたステファン、イラストの真知子さん、そして、これから誰と関わるのかな?

CDが完成してわたしの手元に来るのは、順調に行って、来年1月半ばの予定。
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ところで、明日は、2年ぶりくらいのソロ(一人)コンサートです。高遠町の木の鈴という素敵な喫茶店で。2時から。(木のすず)0265-94-4021
歌、語り、バイオリン、ネイティブの太鼓。

2000年も変わり目で、一人でコンサートをした。

今回もひとつの節目。

どんな自分が育っているかな~。わたしの中心から宇宙に響く伸びやかな空間。
それを味わってみよう。よかったら、いらしてください。

そして24日からカリフォルニアへ行ってきます。
by ainohanaMusic | 2005-10-21 00:53 | 心の旅日記 | Comments(0)