愛の花

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30年ぶり、初めてのクラス会

1週間くらい前、夜10時過ぎに 家電が鳴った・・
覚えのない電話番号・・
珍しい・・遅くに電話してくる人は たいてい携帯だし、ごく親しい人だけだから。

「もしもし?」
「あのぅ~・・・」

記憶が一気に30年前に飛んだ。
大学のクラスメイトの一人でクラス会の参加の返事を求めての電話だった。

わたしは 静岡で育ち、東京学芸大学へ進学した。
大学はのんびりしていて自由で、初めて ゆったりと周りを見まわし、自分に必要な世界を探索し始めた。
2年生までは まじめに授業に出席していたが、3年生あたりから 大学の授業には魅力を感じなくなり、近くの公園を走ったり、ボロボロの文科系サークル長屋に通い、新聞会に入り取材の旅をしたり、音楽活動を始め、いろんな人と出会った。

大学の新聞会が、なんともユニークな集まりで、わたしは新聞の取材でエコロジーやコミュニティーに興味を持ち取材を重ねた。けれど、どこに行っても女性は、男性と対等な存在ではなく、比較対象される「かわいい子」の一人にすぎない。同じ違和感を持つ、文科系サークル長屋の少数の女性たちで集まりシェアしたことがきっかけとなり、 自分たちののために、「自分のことを語る会 アイ(愛)」を立ち上げ、その活動は卒業まで続いた。
 学祭ではリサイクルショップをやったり、女性監督の映画会を催したり、山登りをしたりして、女性の発揮&育成しにくい 企画力や創造性を遊ぶ機会を作っていった。メンバーは それぞれのサークルで紅一点。「かわいい女性」を演じてしまう傾向があったが、ほんとうの自分の表現を身に着ける必要性を感じていた。シェアリングで、ほんとうの自分の感情を吐き出すと 仲間たちと やりたいことを次々思いつくまま 誰の規制もなく、自由に、豊かに、進めることができて ほんとに楽しかった。

わたしの所属していたクラスは 社会科で 40人を超えたクラスの中で女性は13人。
クラスのみんなと交流していたのは 2年生までだったし、卒業後は 誰とも会っていなかったけれど、13人の女性、みんなのことをちゃんと覚えていた。

5月5日のクラス会
 今回は 幹事さんが女性だけのクラス会を企画していた。
13人のうち 参加者は10名。鳥取や宮城からも 駆けつけて参加していた。

日比谷公園の中のレストランで 12時から 一人一人が 順番に30年の人生を語った。ほんとに興味深かったし、30年の歳月をみんなが感じて輪になっている10人のつながりが不思議だった。気がついたら3時半になっていた。
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驚いたことに わたし以外全員が 教職についていた。
小学校、中学校、高校、そして管理職。

4年間、学芸大学で学び 教育実習もすませ、卒論も書いて無事卒業し、小学校から高校までの社会科教員免許を取得して先生にならずに シンガーソングライターになっているのは わたしだけ・・

みんなとても 興味深く わたしの話を聞いてくれた。

実は、始まりは 大学時代だったんだよ。
大学時代に 武蔵小金井の小金井公園の桜の木の下で 初めてのうたを受け取った。

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今の社会が形成されているベースには 教育の在り方が 大きい。
大学時代の友人たちが 教育現場の中核にいる今、イメージとしてつながりやすくなった。
教育現場が もう少し 融通がきくようになり 風通しが良くなるといいな~
一人一人が実は ほんとうにかけがえなくユニークで 崇高な存在であることを 子どもたちが思い出せるような時間が たくさんあるといいな~
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「有里ちゃん 1曲、日比谷公園で歌って・・」と
友だちが リクエストしてくれたけれど、
時間がぎりぎり・・・

予約したバスのチケットを新宿で買ったのが バスの出発5分前。

今回は 再会しただけで十分満足。また、きっと 次の機会が 待ってるような気がします。

ほんとに 不思議な 一日でした。

企画してくれた幹事の Wさん ありがとう。
by ainohanaMusic | 2013-05-07 23:44 | 心の旅日記 | Comments(0)