愛の花

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未来への希望のプロセス~断食道場

昨夜、栃木より戻りました。
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ご縁をいただいている東京の本應寺の主催する、1週間の「心と体の健康道場」に参加してきました。本應寺は、東京のお寺のほかに、栃木、石川県、山中湖に拠点を持ち、スタッフや関わる人たちの心と体の学びを深める機会を提供してくれています。

行く前は、過密スケジュールの無理がたたったのか胃腸をこわし、長野から東京への運転が辛いくらいだったのに、胃腸は、もちろん、自然の中で心身ともに癒されて すっかり元気になりました。

わたしも、「心と体のチューニングのためにリトリート」を長野の自宅で主催していますが、時にはこうして参加者として身も心も預け、クリーニングする時間を持つのは、とてもいいですね~。好きな仕事、好きな暮らしですが、そこからも離れて静かに自分を見る時間は、未来への希望を膨らませ、自分をより豊かにするようです。

10月末は、カリフォルニアのエサレン研究所で、ヨガのクラスを受講する他、11月末には、再び栃木の道場で「沈黙断食念仏道場」に参加します。体と心を整えて、どんどん元気になり、みなさんのお役に立ちたいなあ~と思っています。

今回の道場では、5日間は食事を取らず、無農薬の人参&りんごジュースを食事時にいただきました。
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 本應寺のご住職は、現在62歳ですが、40歳のとき原因不明の下血が続き「断食」で直して以来、毎年断食をして体を整えていらっしゃいます。そして今では、「断食道場」を、年に3回と、
小食道場を年1回主催され、ご自身も参加者と一緒に断食、小食なさりながら勤行、瞑想、経典の解説やご法話をされるほか、体ほぐしの指導から、川遊びなど心尽くしの道場を楽しみつつリードしてくださいます。

断食は、慢性疲労から癌にまで有効なようです。現代人の不健康の源は、栄養過多や食べ方の偏りにあるようで、「食」を絶つことによって胃腸を休め、胃腸の壁に溜まった毒素を排出し、本来の味覚を取り戻し、本来の感覚を持って健康な食生活へ正してしてゆくことができるんですね。

5日間、りんご&人参ジュースも甘く、おいしかったですが、5日目の夜いただいた重湯と味噌汁の香ばしさといったら~極上でした。
 こんぶだしの薄い味噌汁が、豊かなまろみを体に運んできます。こんなささやかな食事で、大満足。不思議ですね。粗食、小食の方が、体の機能が働いて、健康を保てるそうですが、わたしたちは、なかなか~。目や舌に刺激的な、おいしいものもどきに慢性的にやられてますね~。

本應寺の断食は、わたしにとっては3回目。毎回、本来味覚が戻ります。

今回は、味覚だけではなく、心も体も全体的にフィックスされ、パワーアップした感じでした。

「自分からはなにも企画しないお任せしてついてゆく時間」「時間があれば、いつも歌ってるわたし」が、わたしには「断食」と同じくらい「非日常」で、バランスされ癒されました。お上人さんの心のあり方、朗らかさ、生き方が素晴らしくて~安心してその懐で 休み学び、吸収させていただきました。

「かけこみ寺」を実践し、事情のある方々をお寺にまるごと迎え入れ、たくさんのスタッフを育てているお上人さんの今後の構想は凄くて、死に行く人を引き取って念仏で見送ってゆく「念仏ホスピス」とか、食を改め、健康を取り戻してゆくための「極楽食堂」とか、病院ではなくお寺で病気を治してゆく「千住庵」の構想だとか、たくさんの愛のあるビジョンに楽しみつつ本気で取り組んでいらっしゃいます。

今年の4月に、奥様を癌で亡くされたばかりなのですが、あの世への旅たちを徹底した「お念仏」で見送って、晴れ晴れと次なる仕事に打ち込んでおられます。

法話の中で語られる、未来へのビジョンは、わたしの志しとも重なり、わたしの希望ともなっていきました。
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さて、今回の体験の中で 新鮮な気づきが訪れたのは、晴れた日の川遊びのワイルドさの中から~でした。

愚静庵(ぐじょうあん)の横を流れる川を川上から下っていきましたが、すごい急流の上、水が冷たく泳がないと先に進めない深~い場所や、大きな石から滝つぼへ飛び込まないと先へいけない難所があったんですが、お上人の決めた初級、中級、上級者コースを、上級者コースは、危ないところはロープを使いながらも川くだりしたんです。

「え~。寒い~。全身びしょぬれ。こんな状態でどこまで歩くの?」
と思ったり
「え~。この大岩から飛び込むの?流れも急だし、こわいなあ~。大丈夫かなあ~。」
と、ワイルドな暮らしになれていたわたしにも、危険を感じさせる川くだりだったんです。

雨で水かさが増え流れが急なので何度か流されたり、足を岩で切ってしまったり、大岩から、飛び込もうとしたら、ビーチサンダルの足元が滑って、そのまま落下していたり~。

しだいに、真剣になり、一歩一歩の足の置き場を瞬間的に集中して、歩くようになりました。
なんだかんだ言っても、日頃は、「安全そう」な道ばかり歩いているわたしたちです。石ころだらけ、急流の中を濡れながら歩いてゆくのは「危険そう」なのですが、心も体も目覚め、冷たさ、暖かさ、川の景色と一体になって、体中が躍動してゆきます。

ジュースしか飲んでいないので、力が入らないのに、なぜか川歩きの時は、生気が満ちて、みんな元気。「安全そう」な道を歩くのと、「危険そう」な道でも冒険してみるのと、結果はどちらがなだらかな心に満ちるのでしょうか?「生きる力」を自らに培い、楽しめる生き方をしていきたいなあ~と、川くだりしながら、改めて感じたのでした。

上級者コースの最終ヶ所では、なんと 橋の上から5メートルくらい下の川に飛び降りる~という考えたこともないようなチャレンジが待っていました。

「気持ちいいよ~。」とほんとに嬉しそうな、お上人さん。もしかして、お上人さんの精神年齢はわたしより若いのかもしれませんね~。

もちろん強制されるわけではなく、川遊び自体、希望者が行くのですよ。

わたしは、水が大好きなので、毎回参加。でもね~。5メートル下に飛び込むのは ほんとうに嫌だし、怖かったですね~。高いところから飛び込むなんて、思っただけで怖いし、嫌いなわたしでした。

そんなことしたくもなかったのですが、みんなが飛び降りるのを見てたら「自分もできそう」とふとその気になり、橋の下に立ちましたが、とたんに、怖れに固まってしまい~飛び降りれませんでした。久しぶりに「恐怖」を体中で味わいました。

その夜は「トラウマなのかなあ~?」と、飛べなかったことを許そうと思いましたが、怖れるものはなにもなく安全なのに、恐怖に固まってしまった自分を解放してあげる道は、やっぱり飛び降りる体験をしてみることだなあ~と思いました。

そして翌日に、飛び降りました。下を見て恐怖にとらわれる前に上を見たまま「えいっ。」と飛び降りてしまいました。これが、とっても気持ちよかった!

苦手なものでも、未経験のことでも 決めればできるという自信になりました。「恐れ」はわたしを含めた誰の心にも作り出すことが簡単ですが、打ち破ることもまた簡単なのです。ただ、決めて「えい。」っと飛び込むだけ。

そしたら、気持ちのいい水の中へだぼ~んと浸かってるわたしがいて、うれしかったです。
「なんだ、こんな簡単なことだったんだ~。よかった。」ってね。

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最終日の夜は、コンサート。
誠さんの歌1曲、愚大さんの数曲を真ん中に入れて、わたしは8曲、心をこめて歌いました。

最後の歌は「光のリトリート」
♪出会えたね、ほんとに出会えたね魂の家族たち♪

長野の「リトリート」と栃木の「道場」は、深いところでひとつにつながっていました。

祈りと瞑想がベーシックにあり、参加者どうしがお互いを家族のようにいたわる心が育ってゆく
とっても心が休まり、魂の目覚めが促進される「未来への希望のプロセス」でした。
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今回の参加者には、妹、リトリートのスタッフみどりちゃん、誠さんがいて、言葉には出さなくてもつながりが深まりました。「同じ光を目指して歩く兄弟たち」と言った感じでしょうか。

また、木削りを指導してくれた「ようさん」と馴染んで、来年のリトリートには木削り&スタッフでリトリートの前から1週間は、我が家に来ていただくことにしましたよ。来年の参加予定者には吉報ですね。蔵の前あたりに、ゴザをしいて木削りしてるようさんと参加者の姿が、見えてくるようで嬉しいなあ~と思っています。

秋のリトリートは11月11日から。カリフォルニアから戻って、少し落ち着いた頃に、みなさんをお迎えします。
by ainohanaMusic | 2005-08-21 18:55 | 心の旅日記 | Comments(2)
Commented by yumeyaeikoalways at 2005-08-24 23:03
恐怖に出逢ったことも、恐怖を手放したことも、おめでとう♪
有里さんには、恐怖を感じる才能なんてないと想っていましたから。「恐怖って何?」ぐらいの人だと想ってたんだー。
気持ち良かっただろうなぁ・・。
その瞬間の気持ちがまるまる伝わってきましたよーーー!
Commented by ainohanaMusic at 2005-08-27 02:21
えいこちゃん、ありがとう!
「道場」にいるとね、誠さんもわたしも同じ「学ぶ人」でね、楽しかったよ。

向かうべき現実に立つと、とたんに「たよりなげ」になる人と、「引き受けて立つ」人に分かれてしまうのはなぜだろう?

み~んなおんなじ 、こわがりで たよりなげなのにね。

ひさびさにカリフォルニアで一人でライブをしてくるよ。

またひとつ自由で広がりのある世界に「えい!」って飛び込んでくるよ。
ちょっと怖いけれどね~。