愛の花

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田舎暮らしのおもしろさ

ツアーから帰って、1週間。
 長野はすっかり 緑の息吹に溢れて ちょっとした用事で車を走らせる時も 「きれいだな~きれいだね~」と
花や葉っぱの美しさ、雑草の勢い、カエルの鳴き声や鳥のさえずる声に 冬とは別世界のいのちの躍動にに感嘆している。
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 このところ、1日ひとうね 畑を耕していた。
パートナーは 自然農で、
わたしは 山室に暮らしていたころの隣人(当時80歳を過ぎた)守屋さんに教えてもらった有機農。
(次男も今は)家を出て、パートナーもお花の収穫や農家でのアルバイトへ出かけるようになり、今は 一人で耕す畑の時間が気持ちいいと感じる。
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誰に頼まれたわけでもない、わたし自身が やりたいと思うからやっている自分の暮らしや仕事のひとつひとつが自分の心と身体にフィットして躍動している。いのちの力。
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(昨日、伊那梅園に行ってきました。誰もいなかったけれど、たくさんのお花が迎えてくれた)

さて、今 どうしようかな?と考えてることがあるので書きますね。
実は 遊里庵(ゆうりあん)・・70坪の平屋の古民家は 築80年~90年くらいなのですが 瓦が 古くなってきて ここに暮らし始めた当初から 雨漏りがあります。そのつど コーキング剤を流し込み 雨漏りを止めています。
雨漏りがあると 中に水がしみ込んで材木が痛んでくるので なるべく早く 屋根を葺き替えたほうが いいと
聞いていましたが、なにしろリトリートをするために選んだ広~い家。見積もっていただくと かなりの金額になるので ちょっと無理~~と、伸ばしのばしにしてきましたが そろそろ 屋根をふき替えた方が良さそうです。

屋根は 瓦ではなく長尺一文字葺き屋根(トタンの一種)にして その機会にやろうと思っているのは 台所側の暗い部屋に天窓をつけて明るくすることと、ほこりが積もってしまっている天井裏を掃除すること。

そして、また古い瓦は 膨大な量になりますが ただ廃棄物として処理されるのはもったいない上に 処理費用がかかるので 庭に工夫して使いたいと思っています。

屋根の葺き替えはアマチュアではできない部分 板金屋さんや 大工さんにお願いして 
でも、瓦降ろしや 瓦を庭に再生利用したり、天井裏掃除などは 自分たちで やりたいと思っています。
(ただし、わたしは 高いところが苦手なので 屋根の上には登れないかもしれない)

お手伝いくださる方、あるいは 屋根ふき替えに詳しい方、
はたまた 古瓦(膨大な量)のクリエイティブな再生利用(庭をアートする)ことに 燃えられそうな方がいれば連絡ください。
 連絡先   ainohana★air.ocn.ne.jp(★を@にかえてください)
なかなか腰の上がらなかった 屋根ふき替えプロジェクト・・・
どうせやるなら 楽しく 遊んでしまおう~と思っています。

そして、今日は ついにテレビが 遊里庵にやってきました。
テレビのない暮らしを長年(30年)選択していたわたしの家に
テレビっ子のパートナーが(火事で家を失い) やってきて 3か月。
テレビを買いたい~というパートナーと テレビはいらない~静けさがかけがえないというわたしが 見出した妥協点は別棟(倉の1階)を視聴覚室として リトリートがない時 使ってもらうということ。

わたしは 静けさが ほんとに好き。
そして一日はあっというま。
やりたいことの方が やれることよりも ずっと多い。

自分が自分自身であるために いきている貴重な時間を 漫然とテレビを見ることで 浪費してほしくないと思っているし、ピュアで愛に満ちた「発信」だけを 注意深くセレクトして 映画やコンサート、講演会などに たまに出かけてゆく あるいは DVDを借りてきて映画を見る~それだけで十分だと感じている。

人がどんな暮らしをしていても 自由だし さまざまなあり方に違和感を感じることもないが
わたしは 自分の家にはテレビを置くことは 想像したこともなかった。
なので、自分の中の「違和感」を感じながら 自分の暮らしの「舵」を手放したわけではないのだが なりゆきを見守っている。
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そうそう、二日ほど前に ブログを見たという仏教に関心のあるHさんが 遊里庵を訪ねてこられました。
初対面だったので いろいろお話しして、一緒にお念仏をし、畑を耕して、お昼御飯を食べて シェアリングをして帰られました。Hさんとの会話で 古瓦を再利用したいと思っている自分に気がつきました。また、瓦撤去の際はお手伝いくださるとおっしゃっています。

感じてることを分かち合う~それだけで 感じていることを現実化してゆく道に気がついたり協力してくれる人が現れたりする。

疲れるとか
お金がかかるとか
なんて言っていいかわからないとか

簡単にあきらめず 繋がってゆける暮らし方

なにが正しいと
人が人を強制しなくても
豊かな生き方に 自然に転換し
目覚めてゆける場所

そんな場所でありたい。

だからこそ、ずっと 着手できなかった屋根の葺き替えを
思いもよらない 豊かなやり方で クリエイトしてゆきたい。
 
by ainohanaMusic | 2012-05-10 16:57 | 心の旅日記 | Comments(0)