愛の花

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家族 in 岸和田

拓ちゃんと初めて出会ったのは 昨年の3月21日大阪のはねっとの森の「陽だまりコンサート」、まだ1年もたっていないんだと、今更ながら驚く。急速に親しくなった梅ちゃんとやっこのお友達で、大きな体に甘い笑顔、そして意外なことにコンサートの間じゅう、泣いていた。コンサートを聴いて 涙があふれる人は多いし、本人もわからない魂の震えであることもしばしば。シェアリングで本人が語ってくださって、初めて本人も涙のわけを知ったりする。でも、拓ちゃんは シェアリングでは涙のわけには触れなかった。

そして、次に会ったのは、昨年の7月11日(土)、梅ちゃんとやっこの結婚パーティーで、拓ちゃんは司会者、わたしはうたを歌いに参加した。素敵なパーティーを終えて、音響撤収を手伝ってくれた拓ちゃんを翌日の京都は加茂で予定していたコンサート&シェアリング「陰陽和合」にお誘いした。この日のコンサート、シェアリングは濃かったなあ~そして、また そのあとハプニングがあって 拓ちゃんが涙を流していた。このとき、わたしは初めて ほんとにそばに付き添って 彼の心に触れた。拓ちゃんの心の中には 幼い時の原風景、家族のつながりのいろんなシーンが鮮やかに残っていて、それが なにかを訴えていた。断片的なシーンと涙・・まるで謎解きみたいな 会話が続く・・なにが、悲しいのか、なにがうれしいのか~そんなことは日常の雑事や必要な気遣いやら いろいろに覆われていて こうやって涙があふれてくる時こそ、謎解きの聖なる時間を背中に手を当てて 分かち合えるのは 出会いだよね。

そして、8月21日、4回目の再会は長野の 遊里庵。
実は、その前、北海道をツアーしてたわたしに 拓ちゃんが電話をくれた。

「リトリートに家族で参加したいのですが・・・・」
「え?人数は何人。」
「8人です・・」
「8人って・・拓ちゃん以外は誰?みんな参加したい意思があるの?」
「まだ、家族には伝えていないのですけれど、家族で参加できればと思って・・」
「そしたら、みんなに説明して 本人が参加したければ いいけれど、そうじゃなかったら拓ちゃん一人でまず参加するのがいいと思うよ。」

リトリートは3泊4日、全国から集ってくる一人ひとりが 自分自身と出会う場所だ。自身の奥深いところにある聖なるものとつながる・・そこまで ふかく時間を共有すると みなが家族になる。だって、本来はいのちの源、インスピレーションのみなもとはひとつだからね。

拓ちゃんは そこに家族を連れてきたかったんだ・・・
リトリートで、自分の心に素直に動き出した拓ちゃんは 自宅でコンサートの開催を 10月から考え始めた。
なんと、その頃から、お部屋の畳を替えたり、渡り廊下の板をはりかえたりし始めたのだそうです。

11月12日 九州ツアーの帰りに 大阪南港で待ち合わせしてお茶したとき
2月11日の拓ちゃんの岸和田の自宅でのコンサートの日程が決まったんだ。
「家族でリトリートに参加できなかったから、自宅でコンサートをすれば、家族が聞いてくれるかもしれない。」ってのが、純粋な拓ちゃんのライブ企画の始まりの想いだった。



ところがね、お父さんもお母さんも、ほんとうは「困ったなあ~」と思われていたんだ。その気持もほんとうにもっともなことだし、拓ちゃんの想いも 数か月 ずっと変わることなく存在していたのでした。

今年の元旦になって 拓ちゃんは やっとご両親に コンサート自宅開催の許可をとることができました。

そして当日は 拓ちゃんの心のこもった手紙と電話に誘われて、スタッフやご家族を入れたら30名近くが集われて おうちの居間のライブスペースはいっぱいになりました。朝、お母さんに初めてお会いした時は、お掃除やお料理など準備のためのお疲れで「目が痛い」とつらそうでした。お父さんも 会場にはちらりと来られただけで 緊張した面持ちでした。

ところが、ところが、ほんとうに不思議でした。

コンサートには親戚の方も来られていて、シェアリングにはお母さんが残られて、コンサートまでのご苦労を話されて、拓ちゃんの息子としての気持と お母さんの親としての気持が まるで自分のことのように 輪の中で響いて 響いて みんなが自分の親のことを ありがたく感じていたのでした。

そして、みんなが帰る頃には 拓ちゃんのお母さんとお父さんの満足そうな笑い声が台所から 聞こえていました。

息子が、親の反対の気持も押し切って、最後までやり遂げて たくさんの方々が 150年の歴史のある村上家のおうちで親戚のように親しく交わっていった その空気が さざ波のように 伝播していったかのようでした。
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わたしも シェアリングで感じて語ったのは 母と父のことでした。

お母さん大好き
お父さんありがとう

って、そんな気持ちがあふれてきました。

このコンサートのために なんども集ってくれたスタッフのチカちゃん、京ちゃん、そして後方支援のゆかりさん ありがとう。

集ってくださった みなさん ありがとう。

拓ちゃんのお母さんとお父さん、

そして拓ちゃん ありがとう。

コンサートの翌日のメール うれしかったよ。

翌朝、お父さんもお母さんも満足そうに話しかけてくれて家族のつながりを感じたと・・

やったね!!拓ちゃん。

想えば通じる。
by ainohanaMusic | 2010-02-18 16:54 | 心の旅日記 | Comments(0)