愛の花

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日常へ降りてきた夏のリトリート

8月22日 二日目の夜の シェアリング。
 
Tちゃんのシェアが、なにを言ってるのか分からないくらい曖昧で 聞いていられなくなった。
「遠慮しないで、ありのままに 話してくれない?怒りを感じるけれど、なにを怒ってるのか分からないよ。誰にどんな怒りを感じているのか、自分が感じてることをそのまま話して。」

やっと率直に語られた怒りは わたしに、そしてみんなにも向けられていました。でも、それが率直に言葉にされると、ほんとうは 過去の感情が引き出されているだけであることが伝わってきました。

普通の暮らしの中では、怒りや悲しみは表現を避けるし、ましてや 誰にどんな怒りを感じてるかなんて隠しておくのがお互いのためと 思われている。けれど、聖なるサークルで、怒りと対面した場合、それが実は 自分に向けられたものではなく 過去の苦しい体験の開放であることが 感じられ、
「良かったね~」という思いがあふれてきて、そんな サークルの愛に包まれて 過去の怒りは 怒りの下に隠されていた悲しみへと姿を変えてゆきます。
 
Tちゃんが 体を震わせて泣いた時、それは Yちゃんの悲しみを呼び起こし、Lさんにも連鎖していきました。小さい時に十分ケアされなかった子ども。インナーチャイルド。インナーチャイルドが癒されるるために十分に泣いて十分に抱きしめられるそのチャンスを待っている。

よかった。まだまだ、みんなが解放されたわけではなかったけれど、二晩目は時計も持っていなかったせいもあり早めに切りあがり また 翌日へと向かいました。そして、そのあとは、スタッフのシェアリング。動きの悪くなっていたHさん、実はプライベートな事情で動いたことやら、本人の直感でプログラムを提案し実行したことで周囲に負担をかけたのではないか~と、気兼ねがあったこと。他のスタッフはわたしも含めて、彼女の動きに感謝していて迷惑なんて全然思っていないこと。ささやかなことだけれど、気持の伝えあいが、また調和と活気を取り戻してくれました。
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23日は、待ちに待った(!)川遊びの日。
遊里庵から車で40分くらい、人の来ない山の中のダートロードを下ったところに サラが 前夜からキャンプして場所を整え、石を焼いて待っていてくれました。
 実は 朝の勤行後も、シェアリングが深まってきていました。なんだかゆっくりなのだけど、確実に心の扉が開いてゆくサークル。このごろのリトリートにはいつも「シェアリングの体」になってくれる人がいる。サークルの中に まだ心と体の解放ができず、テーマを抱えたままになってる人がいると そのことを 当人に代わって、体で感じて「苦しい」とか「寒い」とか「痛い」と 本人も分からないまま表明する人。今回はRちゃんが、その役だったね。

表面上の解決ではなく、集ったみんながそれぞれの抱えたものをまっすぐに感じて解放することで  空間そのものがシフトする。隠しごともない世界ってどう思う?実は、怖いと思っている人って多いんじゃないかな?
 ところが、ひとつひとつがクリアになってゆくと、なにも隠す必要がないことに徐々に気がつく。ありのままの自分を愛していつくしむことが 他の人に対する愛でもあることが よくわかってくる。
これって、体験してみないとわからない。だから リトリートをやっている。

さてさて、川についたら 水はナチュラルサウナ設営の日よりずっと冷たくなっていた。
さむ~
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子どもたちをひとしきり遊ばせてから 歌をうたって そして石焼サウナ。
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設営した小さなビニールティピのまんなかに3~4時間 焼き続けた石にミントを載せてバケツいっぱいの水を少しずつかけてゆく。石の周りに8人くらいで座って 汗が滴る中 歌ったり、祈ったり、沈黙したり。。

背中が赤くなるほどに熱した体を冷たい川の中に浸す。
浄化されてゆく。
意識も体も。

生まれ変わったみたいな そんな体。

サウナの後はバーベキュー、バーベキューの後に もう一度サウナ。
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帰る時間を忘れてしまう、広大な自然の一部に還ってゆくようなひととき。

温泉に寄ってから 帰宅。

そして夕食時にはサプライズ。この日の誕生日のAちゃん、そしてあとふたり、8月生まれの子どもたちの誕生祝いとなりました。スタッフが川からの帰りに急に気がついて みんな財布を持っていなかったけれど、Kちゃんの持っていた千円で、生クリームを買って、ホットケーキミックスで作ったという愛のケーキは ほんとにおいしかったよ。
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そしてこの夜のシェアリングは深夜1時まで続きました。スタッフのシェアリングは このあと深夜3時まで。

その中で起きたことは とても 描き切れない。
人の体は ほんとうに精妙で過去の記憶をそのまま着ている。1枚1枚 その衣がはがれて
気持よく解放されて でも 実はその解放は 次なる解放の環境を整えて また 次のテーマが表れてゆく。

24日、最後の最後クロージングシェアまで 解放と気づきが深まってゆき、
ようやく 出てきたのが 「パートナーと深く出会いたい」という願いでした。

夫婦で参加した YちゃんとTさん。

二人のあり方、気持は わたしも含めてみんなの現実と重なっていました。

サークルの中では 出会えていないかのような二人。深く出会えない痛みを共感する人と、深く出会うということそのものが 理解しにくい人。

さて、もう時間が来てしまった。どうしようか?ぎりぎりまでやってみたけれど、腑に落ちるところまで行く時間はないことを悟り、あっさり

「宿題にします。」

と、リトリート17回目に初めての 未解決のテーマのお持ち帰りとなりました。
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でも、不思議
日常ってそういうものなんだね。
毎日なにかに気がつき新しい体になり、その体で取り組める また新しいチャレンジがあるだよね。
生きてる限り。

そう、日常へ降りてきたリトリート。

参加者&スタッフのその後が楽しみ。
わたしの日常にもリトリートが波及し 変化の途上にいます。
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さてさて、参加者のYちゃんから 感想が届いています。 
参加した人の実感を通じて リトリートを感じてもらえたらうれしいなと思い、了解を得て ここに転載させていもらうことにしました。Yちゃん ありがとう。

有里ちゃん、こんにちは。

リトリートでは本当にありがとう。

三回目の参加の今回。テーマは「陰陽の和合」で、それは前から私にも浮かび上がって

来ていたテーマでもありました。

そして今和合は始まったと感じています。

最後のシェアリングで始まったと。



夫と知り合って10年が過ぎて、ずっとその間扉の前で立ち去っていった夫。

何度も何度も失望を感じて、なんとか私ひとりでどうにかしようと頑張って

いたけれど、その限界で今までの寂しさ悲しみを感じ「助けて。ひとりでは無理。」

と声にすることで動き出しました。

家に帰って長い間、夫と話しました。二日休みをとっていてくれたので。

夫の手の中にはリトリートで受け取った切符がちゃんと握られていました。

ふたりで扉を開けることができたと感じています。

これからです。すごく楽しみだな~。



他にもたくさんの素晴らしいことがありました。

スタッフのKちゃんがいてくれたことで母への思いが浄化されていきました。

Hちゃんには私の手とハートをつなぐことを・・・

ナチュラルサウナでは山や川との一体感・・・、人であることを一時忘れました。

神社で過ごした日は、息子Dの心とひとつになっている私を感じることができました。

スタッフも参加者もみんながいてくれたからこそ、それは起きたと感じています。

本当にたくさんのギフトを受け取りました。

そしてすごいのはリトリート一時だけの体験では終わらなくて

帰ってからの日常にそれが生きてくるということ。

何度も体験してるはずなのにやっぱり大きな感動があります。

そしてその壮大な実験?を試み、奇跡のような時間と空間の支柱となっている有里ちゃん、

ほんとうにありがとう。愛してます。また深く出会っていきたいです。
by ainohanaMusic | 2009-08-31 22:04 | 心の旅日記 | Comments(0)